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小さな故意の物語、踊り子とても面白かったです。普段あまり推理小説は読まないので新鮮でした。
表題にもなっている犯人のいない殺人の夜最後の意味がよくわからなかったです。
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昔の東野圭吾の短編集!
90年代後半以降の東野作品と比較すると見劣りするかなぁと思ってしまう。
しかしこのような作品があってこその今の東野圭吾ありと考えれば読むべき作品である事に間違いはなし!
個人的には白い凶器が白眉かと思います。
今の常識が通じない30年前の世界にノスタルジーも感じます。
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ザ・推理小説
こういうベタがいいんですよ!
変に凝りすぎてて、訳わかんないよりも、断然いい!
些細なきっかけが事件(事故)にも繋がる
色々な可能性を考えることで頭の体操にもなるな
小さな故意の物語、、、洒落が効いてるよ
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7作品からなる短編集
どれもが殺人事件の話だが
短い中にもあぁ〜となるラストの回収
たまには短編集もいい、と思う。
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面白かった。
さすが東野圭吾さん、ハズレがない。
1番印象的だった短編は、踊り子。
今回の短編集は本当にどれも面白かったです。
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全部最後まで読むとなんだか切ない気持ちになる話だった。「犯人のいない殺人の夜」は最後でどんでん返しされて、つい初めから読み返してしまった。
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立て続けに短編集の新装版が発売されたのを機に購入。
その昔木曜劇場枠でドラマ化された作品が7作中5作を占める。豪華キャストのドラマ確かに見たけど、覚えてる作品は一つもなかった(^^;
それはさておき・・・「犯人がいない」「殺人」相反する言葉なのに読んでみると確かにそう。
踊り子の犯人は。。。知らぬが仏なのか?痛い。。。このまま知らずに成長できればいいのだがと願う。が人生そう甘くはない気もする。30年たった作者ならこの続編をどうする?か興味がある。。。
そして、さよなら~と表題作は、見事!でした( ゚Д゚)
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犯人のいない殺人の夜
というタイトルに興味を持ちつつ
読み進めました。
なるほど・・・
そういうことかぁ
と最初の短編を読んで思ったのですが
2作目から見ていくと
いや、普通に犯人、いるじゃん!!
って思ったら、ねぇ。。。
まぁ、でもなかなか
手の込んだ話だなぁ、と思いつつ
何ページかをめくったり
戻ったり、確認したり・・・
疲れました(笑)
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短編集。
はたしてどうだろか、と思って読み始めたけど
1日で読んでしまった…
次!次はどうなるの?!
先を急ぐように一気読み。
なんとなく先が見えそうな話も
想像をあっさり飛び超えた。
表題でもある
「犯人のいない殺人の夜」では
文字を追う目と思考が
全然噛み合ってなかった。
中には、最後の一行で
ゾワっと寒気がする話もあって
ちょっとした魔のさす瞬間と欲望が
絶妙な絡み合いで
見事としか言いようがない…
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ミステリ系の小説は初めて読んだが、この著書は非常に面白かった。登場人物の心情が深く読み取れ、さらに全く予想できない結末。何度も鳥肌が立った。短編集ということで読みやすく、一切飽きることがなかった。明日にでも似たようなのを買いに行こうか。
(2020/3/21)
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どの作品にも人間の心理が描かれていて、誰がどうして殺人を犯してしまったのかを上手く表現している。
特に良かったのは、小さな故意の物語と踊り子。どちらも本当に切ないのだが、、
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「小さな故意の物語」は、初出が1985年11月、およそ35年前の作品!
たしかに、所々古さを感じる箇所がある。
屋上でバレーボールをしていた女子学生がいた、という下り。
今時は屋上に上がることすら滅多にないはず(プールがある学校もあるが)だ。
だが、それを除けば、最近の作品と言われても違和感はない。
かえって、スマホ、だの、PHSだの、という電子機器や流行り物が出てこないのが良い。
たしか一度読んだことがあるような…
覚えていないのは、「一回読んだだけで頭に定着!」がベストと思っている風潮にはそぐわないだろうな。
べつに構やしないけど。
「闇の中の二人」は、言ってみれば虐待の話だ。
こういう話はどうも読後になんとも言えない気分にさせられる。
物語の骨子に触れてしまうので、それ以外にはいえないけれど。
本書に納められているのはどれも昭和に発表された作品(昭和60~63)だ。
もちろん古い部分もあるだろう。
今ではよくあるトリックもあるだろう。
表題作は込み入りすぎて、一回ではわからないかもしれない。
それでも、今をときめく人気作家の初期の作品は、いろいろな工夫や、苦心の跡が見られるので、最近の短編とともに読むのがいい。
まだ20代だったであろう著者の作品は、ファンならば読んでおいて損はない。
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小さな故意の物語
まさに小さな故意の物語で少女の少しの恋心が
微妙に揺れて動いてしまったことから起きた事件。
シャレの効いたタイトルでこうゆうユニークなのも良いです。
闇の中の二人
まさか子供だと思っていた息子が
小さな息子の本当の存在を知って過ちを犯してしまった事件。
犯人も悪いけれど事件のきっかけとも言える義理の母も
誘発性があって悪い気がします。
踊り子
勉強に明け暮れていた少年が初めて人を好きになるという
ことから転じてしまった事件。
淡い恋心だったのに幻想になってしまって、
この短編集の中では何も自分の手を下していないのに
可哀想な事件でした。
この少年が事実を知ってしまったらどうなるのだろうかと
思ってしまいました。
エンドレス・ナイト
意外な所から事件のきっかけが生まれる。
人のおいたちというのも意外と
無視できないものだと思ってしまいました。
いくら自分の育った環境で親が
「大阪で商売を始めると何かにとりつかれたように
人が変わるのだそう」と言われて嫌いになったとしても
その後の環境で考えを変えるということが出来なかった
のかと残念な思いが駆られた事件でした。
白い凶器
死んだ夫の形見のお腹の赤ちゃんを流産してしまったことで、
自分を邪魔するものはどんな手段でも選ばないという事件。
ラストはちょっと何かに取り憑かれているようで不気味な余韻でした。
さよならコーチ
このトリックを読んでいる途中で物理学者湯川シリーズの
ガリレオのドラマの中にあった同じようなものを思い出しました。
もしかしたら同じものだったかと・・・
けれど今までスポーツ一筋で頑張ってきた選手が
その選手生命が突然断たれてしまった時には
一人の女性としての生き方を考えてしまって
これもある意味可哀想な結末でした。
ただこのコーチの傲慢さには怒りが出ますが。
犯人のいない殺人の夜
この短編集の中で一番どんでん返し感の強い作品でした。
結末を読んだら思わず最初から振り返って
読み返してしまい、文章のトリックにもやられたました。
この作品あたりが最近の長編へと続いていっているような
気がして東野さんの原点がここに出ていると思われる作品でした。
初版本は1994年というひと昔前の話ですが、
時代背景が今とは多少違っているものの、
それはその時代を通ってきたものとしては
それで面白さや懐かしさだと思って読めました。
最近の長編小説とはトリックの規模などが違うものの、
短編でもきっちりとしたトリックでまとまって
読みやすく楽しめました。
トリックの手法も様々な方法だったので、
東野さんでもこんなトリックを使っていたのだと
関心して読んでいました。
あまり東野さんの短編集は読んだことがなく、
初期のものも殆ど読んでいなかったので
またこれで今とは違った面白さがあって新鮮でした。
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複数人の故意や欲望が交錯して結果として殺人になってる。
短い中にキュキュっとミステリーが詰まってる感じ。どれかテレビドラマになってたような···。
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決まった探偵はいない、ミステリー短編集。
タイトルには犯人のいない~とあるが、ほとんどの作品に犯人はしっかり設定されている。中には刑法的に「殺人罪」には当たらないものもある。