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紙の本
文庫解説文の書評-今解き明かされる東海林エッセイの魅力
2020/04/21 16:05
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
おなじみ東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの文春文庫版。
文庫版も、めでたく本作で40作め。
今回この巻にはとっても気になることがありました。
というのも、文春文庫版の「丸かじり」シリーズの装幀はずっと和田誠さんがなさっておられた。
その和田誠さんが2019年10月に亡くなって、没後初めて出る巻がこの巻で、さてどなたが装幀なさるのか、ちょっと想定できなかった。
で、文庫カバーの表紙。
今までも違うかといえば、違わない。
これは和田誠さんの怨霊か。
カバー裏を見ると「東海林さだお/和田誠事務所」となっている。
わかったような、わからないような。
つまりは和田誠さんの雰囲気を残しつつ、はじまりはじまり。
今回の文庫本の解説は荻原浩さん。
なんといっても、埼玉が生んだ直木賞作家ですぞ。
さすが記念すべき第40作めの解説だけある。
しかも、荻原浩さんは直木賞作家だけあって、東海林さだおさんの文章の魅力が鋭く解明。
それが「文章の改行」。
みんなわかっていたけど、なかなか言えなかった東海林エッセイの魅力の全貌が明らかになりました。
よくぞ言ってくれました、荻原浩さん。
世の中にブログとかSNSが普及する以前から東海林さだおさんの文章はそれを予測していたかのように、
改行によってわかりやすく、読みやすくできた文体だったのです。
ぜひ、この文春文庫でも東海林エッセイの魅力にはまってみて下さい。
紙の本
焼き鳥の丸かじり
2020/05/24 20:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:skydog - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず東海林さだおさんの文章には笑わせられる。本職は漫画家だがジャズピアニストの山下洋輔さん、スインギングバッパーズの吾妻光良さんと並んで読んで笑わしてくれる人です。電車の中で読んで吹き出さないように御用心!!
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