紙の本
睡蓮が大好き
2021/11/07 20:44
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
モネの「睡蓮」は大好きで、オルセーやオランジュリー、マルモッタン、直島にも見に行ったし、パリ郊外のジヴェルニーにあるモネの庭も訪れた。でも、まだ見ていない睡蓮がこんなにあるとは・・・、当分はこの図説で我慢しよう
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モネといえば何だろうか。
印象派の先駆けでもあり、睡蓮の人というイメージが強いだろう。
全308点にもなる睡蓮、また睡蓮に関連する作品を図説し、目録までついているこの一冊、印象派に興味がある人は持っておいて損はない。
白内障、そして身内の不幸で意欲が削がれても、また描き始め、さらには大判の作品にまでたどり着く彼のエネルギーは計り知れない。
普段見ることが叶うのは極一端でしかないというのを強く感じた。今はオランジェリー美術館に行きたい。それだけだ。
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モネの睡蓮の絵に憧れて、地元の公園の中の、睡蓮の池を何度も水彩クレヨンでスケッチして、0号の小さな油絵に仕上げた事がある。蓮池さん、が帰ってきた年の、夏の事。ちょっと、驚いた。
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自分へのご褒美に。
モネに癒される。説明も素敵だし、時期ごとの特徴もわかりやすい。本棚にあるだけで少し嬉しい。
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モネが好きだ。
特に「睡蓮」。
まあ、モネが好きだと言う人の多くが、「睡蓮」というくらい、モネ=睡蓮なんだろうけど。
この本のすごいところは、308作品にも及ぶ睡蓮、睡蓮に関わる絵が全部掲載されていること。
もちろん、自分が見たことがない「睡蓮」がはるかに多い。
国立西洋美術館 松方コレクションの「睡蓮」が、生で見た「睡蓮」の中で一番好きな「睡蓮」だ。
アサヒビール大山崎山荘美術館の「睡蓮」は、展示の仕方が好きで、あの空間はとても癒される空間だ。
この本を見て、「あ、行きたい。見てみたい。」と思ったのは、オランジュリー美術館の第二室。
できることならば、1人っきりでぼーっと眺めたいものだ。
この本で笑ってしまったのが。。
ジヴェルニーで初めてスピード違反切符を切られたのが、モネだろうということ(笑)
モネがスピード狂だったとは。。。(笑)
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巨匠モネのライフワークであった、睡蓮を集めた本。浮かび上がるような淡い色彩の数々は、「やっぱりモネっていいなぁ」と感じるはずです。コロナ禍の今、自宅で名画鑑賞はいかがでしょうか。 図書館スタッフ
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「連作」シリーズの仕上げはアトリエで綿密に行われているという。
“刻々と移ろう光をキャンパスに写しとる画家”という自己演出と、展示会場で互いに引き立て合う展示効果を狙ったものだとのこと。
お気に入りを選ばせて購入意欲を刺激するとは、なかなかやるな、モネ。
一方で「睡蓮」は連作ではなく、まさにライフワーク。
ジヴェルニーでの庭づくりに合わせてお気に入りの構図を探したり、飽きたら気分転換に画風を変えてみたり。
セーヌ川の氾濫で庭が荒れたなら、睡蓮を植え直して咲くまで待って描く。
マネ、ゴッホ、ゴーギャンよりも長く生きてフォービズムやキュビズムに前衛を譲って、最後は時代遅れの巨匠と言われても睡蓮にかける思いは揺るがない。
圧巻の壁画はもはやうつし世というより彼岸の景色。
すべての睡蓮が収められた本書をめくると、モネが追い求めた絵画への想いが追体験できる。
上野美術館で見た『モネ連作の情景展』の、ロンドンにかかる霧に浮かぶウォータールー橋で選ぶなら夕暮れかなと思ってみたり。