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【★:3.5】
「問こそが」問題解決、知的創造の「答えだ!」という内容の本。
本書のテーマは今まで読んできた本の中でも屈指の秀逸さだと思う。
ただ、内容があまりにも冗長すぎると感じた。余計な部分、テーマから離れてしまっている部分が多すぎるため、秀逸なテーマを見失ってしまいそうになる。
したがって、内容は平易なのだがやたらと読んでいて疲れを感じる。
内容を絞って書けば分量は半分ぐらいになって、わかりやすさは2倍ぐらいになったのではないか?
テーマが秀逸なだけにもったいない。
著者には本書のテーマをもとに以下のような「問い」を自分に向けて発してほしい。
「伝わりやすい文章を書くには、どのようなことに気を付けたほうが良いのか?」
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問いはすべて枠組みであり、答えはその中に収まる(中略)枠組みを変えることで、解決策の幅は劇的に変化する。問いの大きさや本質を考えさせてくれる本。
詳細は下記。
https://note.com/t06901ky/n/n9a6229a60cec
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良い問とはなにか?良い問いをするにはどうすれば良いか?が載っている。
CEOなどの比較的地位が高めの人のインタビューが多く、スケールがデカイため日常生活に活かせるかは少し疑問が残った。個人的には科学的というよりは、かなり自己啓発に近い印象があった。
ネガティブな問いの多い人であれば、この書籍を読めば少し前向きな問いが生まれるのではないかと思う。
興味のある方は是非読んでみてほしい。
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問いを変えてみることで、厄介な問題によりよい答えを導き出すことができます。
どうすれば良い問いになるのか、問う能力をいかに磨くか。
●どうして有名な組み立て式おもちゃはすべて男の子向けなのか。
●どんな仕事なら、視覚障害者がその“強み"を活かせるか。
●他社を出し抜くのではなく、むしろ追随してもらうにはどうすればよいか。
正しい答えを手にするための鍵は、正しい問いにあります。
問いを次々と生み出すクエスチョン・バースト、ぜひやってみたいです。
わたしは鏡の破片です。鏡の全体がどういう形をしているかは、自分には知りようがありません。それでも、今自分が持っているもので、この世界の暗い場所を照らすことができます。人間の心の薄暗いわびしい場所を明るく照らせます。そうすることで何かしら人の役に立てるはずです。おそらくわたしのほかにも、同じように考え、そうしている人は世の中にいると思います。これがわたしの生き方です。これがわたしの人生の意味です。
パパデロスが充実した人生を歩めたのは、このような目的意識が芽生えたおかげだった。 ー 356ページ
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おもしろい。常に問い続けることで問いが強化されていく。なんでも同じだ。真剣に、続けることで洗練されていく。
正しい問いが人間を成長させる。
賢い人は、深い問いを立てることができる。
人は自分の中に常に問い続けている問いがある。
問う力を鍛える。常に興味深い問いを持つ。
芸術とは目の前のものを単に複製するだけでなく、目の前のものを深く理解して新しいものを生み出す行為。
タイトルである問いこそが答えだと言うものをずっと述べている。鋭い問を問うことができるだろうか。通ことによって、人生や世界が変わると著者は主張しているが、本当だろうか。そんなに大きな問いを立てることができる状況というのはどういうものなのか。良い問いとはどこから生まれるのか。
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本書では自分が求めている成果に対して正しい「問い」がたてられているか?と問われます。
そんなの当たり前だろ!欲しいのは答えだよ!って読む前は思ってました。
だって自分が分からないのは成果を得るための答えであって、問いは自然とあるものだとおもうじゃないですか汗。
でもね、例えば「痩せて健康的になる」という成果に対して
⑴【痩せる為にどうやったら食事を我慢できる?】
⑵【痩せる為に適切な食事量とタイミングは?】
この2つで成果に辿り着く道筋が違ってくるよね〜という事が本書で分かったことで。
つまり成果を得るための答えを探す為には自分に合った問いを絞り出す事が大事だよってことです。
他にも、問いを捻り出す方法や適切な環境の作り方等が書かれており自分にとっては良書でしたので、気になった方は是非お読みください!
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◾️概要
タイトルの、問いこそが答えだ!とはどういうことか理解するため、読みました。最も印象に残ったのは、「いちばん重要で、なおかつ難しいのは、正しい答えを見つけることではない。正しい問いを見つけることだ。」です。VUCAの時代、課題設定力こそが全てのビジネスパーソンに求められる能力と再認識しました。
◾️所感
答えの価値とは、それによってさらによりよい新しい問いが見つかるところにある。という言葉で肩の荷が降りました。自他に問うと、思考が深まる実感が持てているので、継続したいです。
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物事の視点を変えるには問いを変えること
問題が解決に至らない場合、それは問いが間違っていることがほとんど
A事業部の業績が上がらないのはなぜか?ではなく、A事業部の業績を上げるために役員でできることはないか?などと前向きに変えるなど
問いを鍛える能力は、自分のコンフォートゾーン外にある
積極的にそんな場に身を置く
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より良い答えを見つけるより、まずはより良い問いを設定することが重要。
問いの設定は生まれつきの能力ではなく、後から身につけることができる。それを鍛えるために、積極的に間違うこと、不快に思えるような環境に身を置くこと。
また、「自分の人生において要になる問い」を見つけることが重要と書かれていた。
自分の人生の目的(目標)探しにkeyとなりそう。もっと意識して生活してみよう。
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2022.09.11 問いですね。やはり大切なのは?
この問いの質をどう高めていくか!そこについては別の本で調べてみたいと思います。
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印象に残ったのは、小児科の検査施設で、MRIを子供の喜ぶ場所にしたという話。
検査なんて楽しくないはず。
ましてやMRIは音がうるさくて子供は嫌いだろうし、動いちゃいけない検査。
それを、「問い」ながら、子供の意見を取り入れて、子供が喜んで検査を受けたがるような場所にしたという話は印象に残った。
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【メモ】
・「問う」ということは、自分に対する評価を下されることなく、斬新なことを提案するきわめて便利な方法。問いというのは、自分の意見を強く言い立てるものではない。それは異なる角度や別の筋道からもっと深く考えてみようと促すこと。
・答えの価値とは、それによってさらによりよい新しい問いが見つかるところにある。
・問いは変化の触媒になる。
・新しい問いを立てることで、すぐに新しい発見がもたらされる場合がある。
・大事なのは、ただ問うことではなく、問題の解決につながる創造的な問いを立てること。
・自分がまちがっていれば必ず問いが生まれるわけではない。自分が間違っていると思うときに初めて問いは生まれる。
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「問いかけ」に興味があり手にしたものの、文中に出てくる引用文やエピソードがあまりにも多く繰り返されるため、内容の骨となる部分が捉えづらく、途中で断念。
野々村健一さんの「問いかけ」の力という本の方が要点を捉えやすい。