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五・一五事件 海軍青年将校たちの「昭和維新」 みんなのレビュー

新書 第42回サントリー学芸賞思想・歴史部門 受賞作品

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みんなのレビュー29件

みんなの評価4.5

評価内訳

29 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

昭和戦前の最大の分岐点とも言える五・一五事件を詳細に描いた貴重な一冊です!

2021/03/05 10:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、日本近現代史を専門に研究され、『憲政常道と政党政治―近代日本二大政党制の構想と挫折』をはいじめ、『評伝 森恪―日中対立の焦点』、『昭和史講義1~3』、『大学でまなぶ日本の歴史』、『日本政治史の中のリーダーたち― 明治維新から敗戦後の秩序変容まで』などの興味深い著作を多数発表されている小山俊樹氏の作品です。同書は、ロンドン海軍軍縮条約をきっかけに、政党政治を憂えた海軍青年将校、民間右翼らが起こした五・一五事件について詳細に書かれた一冊です。首相暗殺、内大臣邸・警視庁を襲撃、変電所爆破による「帝都暗黒化」も目論んだと言われています。大川周明、北一輝、橘孝三郎、井上日召といった国家主義者と結合した青年将校たちが、天皇親政の「昭和維新」を唱え、兇行に走った軌跡が描かれています。事件後、政党内閣は崩壊し軍部が台頭するのですが、実行犯の減刑嘆願に国民は熱狂していきます。昭和戦前の最大の分岐点を描いた歴史物語と言えるのではないでしょうか。

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電子書籍

五・一五事件

2024/02/15 22:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る

戦前日本の政党政治の終焉、軍部の台頭の発端となった五・一五事件について、なぜ起きたのか、なぜ政党政治が終了したのかという点を事件の前後を踏まえ述べられている

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紙の本

五・一五事件 海軍青年将校たちの「昭和維新」

2021/06/25 23:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書の構成は、事件当日の様子、事件の前段階としての活動、事件後の青年将校たちの活動に分かれている。また、本書では犯人たちが犬養毅個人に恨みを持っていなかったのはなぜか、政党政治家である犬養の死後、何故政党政治が終わってしまったのか、を問題としている。
読みすすむにつれて、どんどん分からなくなっていった、というのが正直なところである。政党政治を憎み、実力行使に出た元青年将校達が戦時下の全体主義を嫌い、東條内閣を打倒しようとしたり、戦後クーデターをいさめ、五・一五事件を航海するようなそぶりを見せたり、なんだか右とか左とかを「超然」したような態度を示したりと、よくわからなくなった。

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紙の本

事件の背景

2021/05/31 08:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

近代史を学校歴史で教わらなかったが、歳を経るにつれ興味が出、調べ読みするうちに手にした本。二・二六より取り上げられず詳しい研究や検証がされていない五・一五事件。実行犯達の思想背景を丁寧に資料から検証している。また当時の社会背景にも踏み込み成立ちにも考察し要因を分析している。個人的恨みはないが特権階層の1つとして考えられ襲われた犬養首相。被害者側家族の話も興味深い。戦前昭和史を歴史学者として公正に偏りなく著した良書。政党政治を終わらせたのは「政党政治はダメだね。」と発言された当時最高の影響力を持っていた人の一言。日本史に興味のある方は読んでおきたい一冊。そして現在の政治家は読むべき本。

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紙の本

五・一五事件の背景や青年将校が減刑された理由などにスポットをあてた本

2020/09/09 09:49

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今まで点でしかなかった高校日本史の知識がつながっていく。大川周明と北一輝 ・西田税の分裂、橘孝三郎と愛郷塾、西園寺 の鈴木首班論、三上卓二度目の投獄、三上参議院選挙出馬などを論じていて興味深い。軍将校による犬養総理大臣襲撃から端を発した昭和の混乱や国民の減刑運動などを活写。事件後の関係者の「その後」も。時代が煮詰まりそこへ時代の熱狂を纏った人間が何を求めてテロリズムに身を投じたかを考えさせる。

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紙の本

五・一五事件の全体像

2023/09/25 22:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

現職首相が暗殺され政党内閣が終わることになる大事件でありながら二・二六事件と比べると論じられることが少ない五・一五事件の全体像を明かそうとするものである。犬養毅個人が標的であったのではなく「昭和維新」の流れの中で起こったとする。事件の全体像が掴める貴重なものであるが、とりわけ戦後についてなどはかなり右翼に甘い感じもする。

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紙の本

ややマイナー(?)な昭和の海軍青年将校のテロ事件

2020/06/02 21:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校までの授業では、二・二六事件に比べればやや影が薄い印象の五・一五事件。
書き出しは、歴史学者とは思えないほどの書きぶりで引き込まれるが、なぜこの事件が「昭和戦前期の最大の分岐点」だったのかを、事件後の公判などまで通して描く。
この事件で殺害されたのは犬養毅だが、「なぜ犬養が殺されたのか」といくら考えてもこの事件は理解できないことに気づかされた。

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電子書籍

学校ではあまり……

2022/10/02 02:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学校の社会から、五、一五事件は、習いますが、詳しい内容や時代背景は、こんなには掘り下げてくれません。青年将校たちの名前も知らなかったです。でも、みなさん、深い!本当に、深いと思いました。このくらい掘り下げて教科書でもやるべき……

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2020/04/20 12:48

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2020/04/30 06:26

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2024/02/14 23:27

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2020/05/23 17:34

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2020/08/31 08:38

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2020/07/29 16:20

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2020/09/04 07:15

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