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小説アドルフ・ヒトラー 1 独裁者への道 みんなのレビュー
- 濱田 浩一郎 (著)
- 税込価格:1,980円(18pt)
- 出版社:アルファベータブックス
- 発売日:2020/04/20
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紙の本
ヒトラーの若い時代をとても分かり易い文章で表現している。
2022/05/03 19:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
1 )ヒトラーが、自分の生まれ育ったオーストリアを嫌い、ユダヤ人を憎み、ドイツへの思いを強めていったのは、なぜなのか。長い間疑問だったが、この本を読んでわかったような気がする。
ヒトラーは、ウィーンの美術アカデミーの試験に二度不合格になった。それはつまり、「 アカデミーを牛耳っているのがユダヤ人だから、彼らに圧迫されている 」 というヒトラーの勝手な思い込みと逆恨みによるものだったと思われる。
然しながら、どうしてドイツを激しく好きになったのかは、まだよくわからない。訪れたミュンヘンの雰囲気がヒトラーに心地よさを与えたからなのかもしれない。
2 )その怨嗟が、ユダヤ人を大量虐殺することに繋がるのだから、恐ろしいことこのうえない。
しかもヒトラー自身が兵士として従軍していた時に、イギリス軍の毒ガスにより死ぬほどの苦痛を味わったのに。その毒ガスを使ってである。
3 )本書とは反対の観点を描いた、『 ベルリン1919 上下 』 と読み比べてみた。
『 ベルリン1919上下 』 は、戦争をやめさせたいスパルクタス団の物語り。
本書の、「 兵士は勝利のために戦うべき言っていた国が、和平を望むストライキとは、何なんだ。兵役忌避者や共産主義者はクズだ 」 と憤慨し戦争を続行したいヒトラーとの相違がわかって面白かった。
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