サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

少年と犬 みんなのレビュー

163(2020上半期)直木賞 受賞作品

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー603件

みんなの評価4.1

評価内訳

595 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

犬好きにおススメしたいが

2020/07/30 15:09

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:southday - この投稿者のレビュー一覧を見る

犬がテーマで犬好きにおススメしたい小説ではありますが、必ずしもハートウォーミングというかハッピーエンドではありませんのでご注意ください。とはいえ、第一章から最後に至るまで、一貫した登場人物はシェパード(雑種?)だけですが、ひとつひとつのエピソードが生き生きとしていて一生読み終えるごとに一緒に生活したかのような臨場感がありその辺りはさすがご本人も犬を飼われていて必然的に書いたという著者さんのなせる業だと思いました。直木賞、納得です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

予測と違った小説

2020/08/12 15:08

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうも、馳星周さんにはとんだ先入観を持っていたようだ。
 どこかで、犯罪どっぷりの「ハードボイルド」みたいな。
 そころが、読み始めて少し背筋が寒くなった。まるでこの犬が「守護天使」ではなく、死神のように思えてきたからだ。それほど賢い犬なのだろう。けれども、人の意を汲み、また、意に介さない。
 真意は投影する人の心次第とも、言えなくは無いのだ。
 ただ、最後まで読んで「ああ、そういうことなのか」と思った時、とても悲しくなった。自分の都合次第で犬の想いを斟酌する人の悲しさ、犠牲を払ってでも守ろうとする犬の忠誠心に……。
 それでも、人はこれを愛情というだろうか?
 オオカミの血を引く犬の、忠誠心は固いという。どう感じるか、読んで確かめて頂きたい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

感動的なラストに思わず涙が… 悲しく、そして心温まる物語

2020/09/15 08:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

震災で飼い主を失ってしまった犬の多聞が旅をする中で様々な人に出会う。苦しみながら生きていく人に寄り添いその人の心を癒す心温まる物語。犬がいかに人間の気持ちや感情を読み取ることができるか、がよくわかる小説。馳星周さんらしい裏社会の話もありおもしろい。馳星周さんといえば「不夜城」のようなハードボイルド小説のイメージが強かったんですが、今回のはとっても人情的な話。馳星周さんの小説を読んだことがある人は、いろんな意味で今までと違うので是非。読んだことがない人も、さすが直木賞なのでおもしろい。犬には不思議な力があると信じたくなります。犬が好きな人なら、「いやいやそんな犬絶対におらんやろ」的ツッコミどころがひとつでもあると一気に興ざめしてしまうかもしれませんが、この本は犬についての描写が隅々までリアルで、自然に感情移入させられます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

直木賞受賞

2020/08/06 07:08

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

おめでとうございます!犬と東日本大震災と、涙の予感しかしないけれど、泣かせる為の小説ではない事は、なんとなくわかります。
読んで色々考えたいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

連作なんだけど

2021/10/04 13:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る

連作の一番最後の「少年と犬」が、発表された順番では最初なんだよね。
はじめからそのつもりで書いてたのかな。
良い小説でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

いい本でした。

2021/07/18 07:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BanKatsu - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後の章の多聞には感動した。犬の能力は、人間が勝手に評価したもので、犬の本当の能力など未知の部分は多いのではないかと思います。
祖父が、かって軍用犬(シェパード)2匹と日本刀を持って写真に収まっていた聡明で凛とした犬の姿を思い出しました。
多聞は子供に会いたい一心で5年間の旅をした。色々な人間と出会って。彼ならきっとやり切れると思いながら読んでいました。
いつしか、多聞に関わった人間を応援していました。
私にとって良き本と出会ったと思います。
もう一度、犬と暮らしたいな。特にシェパードと。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

すっかり遅れましたが

2021/06/11 20:26

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

なかなか読めないまま、積読になっていましたが、
やっと読むことができました。
やっぱり読んでよかったです。
評判がいいのもうなずけます。
それにしても、こういう夢のようなお話が、
こういう時期にもっともっと読まれるといいですね。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

最後は涙しました

2021/05/12 11:45

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Strawbetty - この投稿者のレビュー一覧を見る

10年前に起こった東日本大震災から5年前に起こった熊本地震までの5年の間、会いたいと願っていた少年の所まで日本縦断をした賢い一匹の犬の物語だった。震災のショックで5年間も話が出来なかった少年が多聞のお蔭で話せる様になった時は多聞の苦労が報われた気がして胸が熱くなった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

一匹の犬の5年間の旅

2021/04/13 12:47

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一匹の犬が誰かを探すように南に向かう旅の途中で出会う人とのエピソードで綴る短編集。
犬とかかわった人は自分の中の満ち足りないものに気づき、犬と暮らす。
この犬は守護神なのか?それとも・・・
最終章で犬が会いたがっていた人と出会ってからのエピソードは素晴らしいファンタジーになっている。
大切な人を守って星になった犬。しかし犬は大切な人のそばによりそい続けている。

馳さんはハードボイルドの作家だと思っていたので、少し意外でした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

2021/03/04 18:05

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

考えられないくらい賢い犬が、いろいろな人との出会いを繰り返しながら、熊本の子どものところへたどりつくというお話です。最後にその子どもを助けて死んでしまうのがかわいそうでした。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

人と犬との深い絆をあらためて想起

2020/12/29 21:37

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BenchAndBook - この投稿者のレビュー一覧を見る

人と犬との関係は古くから固いものがあると思っています。
読み進むにつれて関わる人々との終わり方を見ると、もしかしてこの犬は不幸を呼ぶ?
と連想させられましたが、最終章でそれは杞憂であったと氷解しました。
ただひたすらに気持ちを通わすことができた友達を求めての列島横断。
そしてその最後にただただ涙しました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

犬好きさん以外にも

2020/12/22 19:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

直木賞受賞作品ということで読んでみました。
表紙を飾っている彼はとてもとても賢くて優しい犬です。擬人化されていない、何も語ることのない犬ですが、読み進めるほど愛着がわいてきます。
人の哀しさや弱さにそっと寄り添う姿には心がじんわりと温かくなりました。
とても読みやすいので普段あまり本を読まない人にもオススメしたい作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

動物は良い

2020/07/24 18:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る

多聞と出会った人間。真摯なもの言わぬ犬に救われる物語は心が温かくなった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2020/04/03 12:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/08/31 15:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

595 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。