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読み終えるのがもったいなかった。前作(「異人と同人」)より、装丁も中味も大幅にグレードアップしている。お得なオムニバス本。個人的には、高橋久美子さん、山本隆博さん、永田泰大さん、浅生鴨さん、高島泰さんの全くタイプの違う小説が大収穫。
大人が本気で遊ぶ同人誌。
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いろんな作家の短編集を読むとき、集中力がいる。
好きな作家さんの時は、大丈夫だけど、他の人のを読むとき、半信半疑のような気持ちのままで終わってしまう。大切な内容が頭に描けない。これは、新しいものを受け入れる気持ちが薄れている証拠。もっと好奇心を持って、読みたい。頭の老化が感じられた。これからの私の課題。
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異人と同人 I の方はネット通販でしか買えないのをお取り寄せして手に入れて読んだけど,今回のは近所の区立図書館の分館にお取り寄せをりして,よんだ.
著書の顔ぶれが増えたのは賑やかでいい感じ.お歳暮か何かでいただく缶の入れものに入ったクッキーアソートみたいで.全種類食べようと思えば食べれるけど,自分が好きな味だけ食べてあとは残しても気にしなくていいのがいい.
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「5分」という言葉を入れる縛りなんですね。知らずに読んでました。知ってたらまた違う感覚で読めたかもしれません。正直その5分が効いていた感じはなかったような。
いろんな人が小説だけでなく漫画などもあり、自由に好き勝手わちゃわちゃ書いている雰囲気の本でした。
5分だけ太陽が昇る話の世界観が素敵でした。
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鴨さんに惹かれるのは、こういうところで、真面目で、ふざけていて、哲学的で、風刺的で、そしてミステリアスなところ。
私は自分があるようで、好きな人や物事にはのめり込んでしまう傾向があり、そして、ふとそんな自分を客観視して「こわっ!」ってなって離れるみたいなことを繰り返すのだけれど、今なお、鴨さんのことはまだまだ惹かれているし、ほとんどストーカーレベルの粘着質なファンだと思ってる(笑)