紙の本
自分と向き合う
2020/08/08 10:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
マインドフルネス、コーピングなどの方法が書いてあり、特にやってみて良かったのは、頭の中のことを書き出して外在化すること。ストレスやモヤモヤしていることを書くとスッキリします。
投稿元:
レビューを見る
臨床心理士の著者が書いた本で、ストレスマネジメントやマインドフルネス、認知行動療法、スキーマなどについて書かれています。
専門用語をほとんどなくして平易に説明し、この一冊で紹介されたワークを繰り返すことで、カウンセリングほどではないけれども(実際にカウンセラーとするワークと同じなので)効果が期待されるよ、というようなことが「はじめに」に書かれています。
日常にあるありふれたストレスを書き出して外在化し、葉っぱに乗せて流すイメージで受け流していく。
或いは自分の認知の歪みに気づいて修正し、それでもわき上がってくる思いを「呪いの言葉」と称して、自分が置かれている状態を俯瞰で眺めるようにする……。
ひとつひとつは複雑ではありませんし、専門っぽくはないことなのですが、地道に繰り返すことで自己肯定感が上がったり、自分がずっと悩んでいることがじつは自分の認知のせいだと気付いたり、そういうことが起こりそうな感じがします。
特に「葉っぱに流すワーク」などの「自分の思いに囚われずに流してしまう」ものは実践的だし、これから役に立ちそうだなと感じました。
投稿元:
レビューを見る
セルフケアの方法が、その理由や考え方とともに紹介されています。
わかりやすい言葉と、かわいいイラスト、ほどよい余白で元気のないときにも手に取りやすいと感じました。
ストレスマネジメント、認知行動療法、コーピング、スキーマ療法、マインドフルネスといった理論がとてもわかりやすく紹介されていることにも安心感がありました。
「読んで終わり」ではなく、「手にとってやってみる」というコンセプトもいいなと思いました。
私はまずマインドフルネスから始めようと思います。
投稿元:
レビューを見る
これまでの本がコンパクトに分かりやすくかつ丁寧にまとめられていて、実用的な一冊として大変ありがたい。
すでに自分なりにそれなりに使ってきた道具たちだけれど、さあ改めてどれをと眺めると、第10章に取り組んでみたい。と思った。
投稿元:
レビューを見る
読みやすくてとっても使える本です。しんどい時にうずくまってしまっても、「動けてない」じゃなく、コーピングしてるって思える。しんどさにこれだけ対応できる方法があると思うだけで勇気がわくし、実際に試してみると自分に合うコーピングが増やせます。自分が落ち込んだ時にも使うし、支援職としてクライエントへの助言にも使える、超おすすめ本です。
投稿元:
レビューを見る
難しい理論を簡単に、複雑な技法を単純に、伝えるは本当に難しい。本書はそれをやってのけている。ただ身に付けるには何度か反芻しなければならない。本書のベースは、ストレスマネジメント、認知行動療法、コーピング、マインドフルネス、スキーマ療法という認知行動療法をベースにした理論と技法である。それを1章10個ずつ、10章に分けて計100のワークとして書かれている。簡単に書かれているだけにすぐに読める。ただワークを実践しなければ本書が身に付いたとは言えない。何度も咀嚼をしながら繰り返しワークに沿った実践をしていくことだ。1日1ワークでもよい。最後にはきっと自分と自分の周りの人たちが幸せになるだろう。
投稿元:
レビューを見る
「内なるチャイルド」の悲しさや苦しさに気づき、声をかけてあげること。スキーマ(思い込み?)や呪いの言葉から助けてあげること。=セルフケア
と理解しました。
投稿元:
レビューを見る
伊藤絵美先生の本を勧められ、「つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。」とほぼ並行して読んだ。テーマはほぼ同じだがアプローチ方法が異なり、それぞれを読むことで理解するのに非常に助かった。この本は、ワーク形式を取っており、自分のことに照らし合わせて行うことができた。ただし、本質的に簡単ではないので、繰り返し読むなどして、きちんと自分のものにしていきたい。
投稿元:
レビューを見る
文字通り、自分で自分をケアするためのワークが100個紹介されている。こんなんでラクになるのかしらと思うが。著者さんのいうとおり、まずはやってみること。そうするときっと、すこしづつ変化を実感できるんでしょうね。
難しい理論ではなく、実践のための書物であるがゆえ、星をいくつ、といった評価はちょっとこの段階ではつけられないかなと思いました。100のワークのうち、自分でもできそうというものを続けていってはじめてこの本の良し悪しを判断できるのではないか、そんなふうに思い、星の評価はつけませんでした。
スルメのように噛めば噛むほど味わいの増す本かもしれません。末永いお付き合いが必要、かつ向いている本だと思います。
投稿元:
レビューを見る
伊藤絵美さんの書籍「つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。」の次に読ませて頂きました。前書とは違い専門的な言葉を使わずに、手軽にわかりやすくストレスセルフケアの方法がまとめられていました。1番のポイントは「本当に辛い人には本を読む事もしんどいはず…」と読者の体調に配慮されている点が良かったように思います。
私は本を読み進めると同時にワークを実践させてもらいました。ワークを進めるうちにストレスから一歩距離をとれたように思います。辛いな…と思った日には読書メモを読み返し、繰り返しワークを実践してみています。
投稿元:
レビューを見る
パラパラと見たところ、気楽に始められるワークがたくさんあるのは良さげ。効かなかったら次へ、て試せるし(たぶん)。自分に合うかどうか試してみるというのは薬の種類でもセルフメンテでも同様やな〜
投稿元:
レビューを見る
表紙が可愛く印象に残っており、読んでみたいと思っていた。
提案されている物事が具体的で分かりやすく真似しやすいと思った。イラストも多く読みやすい。
内心のモヤモヤを外材化することが大切だと分かった。
私がブクログで感想を書くのも外在化のひとつの手段だと思った。
投稿元:
レビューを見る
読んでいるだけで、この作者伊藤さんのあたたかさが感じられた。ワークは本を読みながらでもすぐにできるものばかり。
継続してやることが大事みたい。
毎日少しでもいいから続けて、生きやすくしていこう。
投稿元:
レビューを見る
手軽に実践できるものが多く、レパートリーを頭の中にインプットしておきたい。
ストレスとの付き合い方は大事よね。
投稿元:
レビューを見る
セルフケアのための具体的なワークと、その裏付けとなる心理学のエッセンスを語りかけるような優しい文体で丁寧にまとめてくれている。
実践的でありつつ、無理矢理に頑張らせない配慮もちゃんとされてて感動。たくさんの人に読んでほしい。