サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

シリアの戦争で、友だちが死んだ みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー8件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
8 件中 1 件~ 8 件を表示

電子書籍

壮絶!そして悲しい…

2021/08/26 08:25

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝4時 - この投稿者のレビュー一覧を見る

クレイジージャーニーに出てた人だ!顎を撃たれた人だよ…ね?もっと知りたいな、と思って読みました。

この本の「シリア入国」の箇所で少し触れられていた山本美香さんがシリアで銃撃され亡くなったニュースは私も覚えています。それは本当に衝撃的だったから。銃撃されて亡くなったという事もそうですが当時の私としては「日本人女性が戦場に居たの!?」という点が驚きだったのです。そして少しネットで検索した、という程度には気になっていたのですが彼女の本はその時に題名をメモしたまま一冊も読めないで今に至っています。それは、難しそうだから…!ということで、この本のように漫画と文で構成されていてきっと読みやすいだろうなと思える本を出版していただけてありがたいです。(私、戦争とか国際情勢とか重要だと強く思っているのに理解するのが苦手で何も頭に入って来ないし分からないのです。なので易しく書いて下さって居る本しか読めないんです…。)

さて、この本に関してですが、インドのカシミールでの最初の取材時には、著者の方はまだ実績が無く、方法も確立していなかったようで、自分はジャーナリストと名乗って良いのだろうか?と不安そうな感じでした。しかし、政府による見せしめの為に亡くなった一人の男性の取材時に「ジャーナリストです!」と名乗りを上げました。その肩書をとにかく名乗って自分は現状を発信出来る人間だと言い切った瞬間、実績がなくてもジャーナリストが誕生したという事で意味深いなぁと思いました。そう言い切ったからには何としても目にした惨状を記録し持ち帰り伝えないといけない。普段は取材費を稼ぐ為にトラックドライバーをしているとのことですが、戦場ジャーナリストって使命感が強くないと出来ない仕事だなぁと。そして、性(さが)なんだろうなぁと思いました。じゃないと顎を撃たれたのに戦場に戻らない。

さて、そんなこんなでどんどん経験を積み、実績を積み上げ(赤字取材ばかりと謙遜を含めて書いて居ますが)、人々の優しさに触れていきますが、この本で後半のシリアのアレッポでの従軍取材がかなり危険そうでした。それまでも危険そうでしたが、銃弾が飛び交い、壮絶。それは、この本を読まなきゃです。なのでかいつまみます。

そして、行動を共にしていた自由シリア軍の友人が死に、著者が日本に帰国してからも次々と訃報が入るところ、悲しくなりました。つくづく、死者は数字の一つではない、それぞれに誰かの息子や娘や恋人や父や母で、人生や感情があり、理不尽に奪われてはいけないと思いました。

まだシリアの混乱は終わりが見えません。何が起こっているのか、を世界に伝える仕事は偉大だと思います。偉大といえば、この本に出て来た戦場で働いて居るお医者様も偉大ですね。

※私が読んだ中で関連書籍かな…と思った本
『紛争地の看護師』(白川優子)
『戦場カメラマンの仕事術』(渡部陽一)
『硝煙の向こうの世界 渡部陽一が見た紛争地域』(渡部陽一)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍

危うい取材者の良質なルポ抄編

2021/05/12 17:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たら - この投稿者のレビュー一覧を見る

先に原作を読んだ時、接した人々への感情移入が強過ぎて客観的な説明に乏しく、ルポライターではあってもジャーナリストと言えるのだろうか? と疑問に感じた。
読みやすさのためか著者の個性の「ノリ」なのか、命がけの取材者にしては余りに危うい描写が多々ありハラハラする。

だがこちらでは、原作から抽出したエピソードを漫画を添えて短くまとめた分客観的説明の比重があがり、結果本として質が良くなったように思う。(代わりに著者とシリアの友人との友情や悲嘆は原作ほど深く迫ってこない。そのあたりに興味を持った方は原作を見ているといいと思う)

著者のシリアの地と人々への愛情と悲嘆が伝わってくる。

体裁で誤解されがちだが、この本は原作の全編漫画化ではなく、短いエピソードの導入部に2・3ページの漫画が挿入されたものであることを付け加える。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2021/02/02 19:56

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/03/01 09:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/04/18 09:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/04/29 17:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/08/20 21:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2022/04/12 14:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

8 件中 1 件~ 8 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。