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小野太郎さん、茶田記麦さんが特によい。
無職をどう捉えてどう過ごすか。
廊下の踊り場という例えもよい。
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無職=空白期間という社会的に何も得ていないかと思わることも多い(略)そんな一文に目が止まり読んでみました。
本書はいろんな無職の方が連筆して構成されています。
無職は車で言う遊びの部分であるという表現が印象的でした。人生の遊びがない張り詰めた日々だと事故は増えるでしょうというものです。
一方で、無職になると漫然とした不安が襲いかかってくると言う人もいました。
人によって様々な表現があり、そのどれも間違ってなく、絶対的に正しくもない。様々な筆者が無職という多かれ少なかれ自分に影響した分野についいて掘り下げていく本書は、無職とは何かの答えは与えてくれませんでしたが、無職とは何かというとても奥深い問題を教えてくれました。
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無職、人それぞれだと思う。
結局、自分次第で、会社員なのか、それ以外なのか、無職なのか、は決まる(決める)。
自称ミュージシャンの人が、カッコいいなと思った。自称という言葉は強い。
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タイトルに惹かれて読んでみた。いろんな人の無職体験と考察を集めた一冊。
人の数だけ無職の形はある。はずなのだが、この本に出て来る人は皆、何らかの表現者を目指しているような、表現欲求を持った人達だ。ミュージシャンや映画監督、声優などなど。表現者を目指す者は無職になりがちだが、無職になりがちだから表現者を目指すようになった可能性もある。後者は平坦に広がる時間とアイデンティティの不安がそうさせるのかもしれない。後者はともかく、前者は無職として不純だと思う。やりたいことは特にないし、働きたくもない。少なくとも、私にとっての無職はそういうものだ。
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8名の方の「無職」を題材にしたエッセイ。
銀波さんが書かれるのはある面で本質的なこと。”無職と創造力っていうのはかなり近いところにあると思っているので、僕はこういう仕事を目指す人達こそ、この人生の吹き溜まり期間が大切になってくると本気で思っている。”