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『こんなに簡単!しかもすべての業界に使える!トヨタ式カイゼンの法則』
トヨタといえば、「ジャスト・イン・タイム」、「自働化」、「カイゼン」、「後工程引き取り」、「カンバン方式」などに代表されるトヨタ生産方式だ。
ネーミングは聞いたことあるが、その内容や仕組みは理解できていない。そんな人が、実は多いとボクは思っている。
なぜなら、誰もが知る通り日本企業がこの30年もの間あまり上手くいっていないからだ。
今一度、学び直すにはちょうどいい本になっている。新書なので購入しやすいお値段なのも、おすすめのポイントだ。
「このやり方、なんかおかしい」と違和感があるのにカイゼンの仕方が分からない。そんな人は、ぜひ本書を読んでみるといいと思う。きっといいヒントが手に入る。
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トヨタに限らず色んな職場での小さなカイゼン事例と、カイゼンする上で大切な心構えについて知れました。細かいセクションに分かれているので読みやすかったです。
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会議のカイゼンをした女性社員に拍手。目的のない長いだけの会議は時間の無駄に思う。生産性向上に努めて人生の無駄遣いを少しでも減らしたい。あと、ベンツの営業トップを継続した男性社員。常にゼロからのスタートを心がけて妥協をしない姿勢がかっこいい。家族を養うために仕事が作業になっている社員が多すぎる。どうしたら職員全員がカイゼンを意識する様になるのだろうか。「少なくとも私は」という気持ちで日々仕事をするしかない。
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*カイゼンとはupdateのこと。
*ベストを追求しない。
*行動しながら考える。
つまり、机上のプランだけではなく、実際やってみて提案することが大切。
*自分がしていることに何故。と問いかける。
*4Sとは整理、整頓、清潔、清掃。
*図式化して考える。
*走ってまでやる作業はない。
*この人嫌だな。ということを顔に出さない。
*自分は甘やかさない。
*事業に失敗するコツ
旧来の方法がいちばん良いと信じている。
餅は餅屋とうぬぼれている。
本を読まない。
どうにかなると考える。
むやみやたらに骨を折る。
良いものは黙っていても売れると安心している。
人を安く使うこと。
支払いを先延ばしにする。
機械は高いといい、人を使う。
顧客はわがまま過ぎると考える。
人情は禁物だと考える。
改善しないこと。
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結局のところ、カイゼンの本質とは「現状に慢心せずより良くなる方法を探す」ことにあるのではないか。
そしてそのカイゼンが、本質的なところに効くかどうかを考えるべきだし、効いていないのであればまた更にカイゼンを行う。
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「カイゼンとはアップデートのこと」がしっくりきた。トヨタ以外の企業のカイゼンも紹介されていて、飽きずに読めた。
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わりかしタメになることが色々載っている。普段はtips的な本は浅く好まないが、これは面白かった。トヨタという日本最大企業へのしっかりした取材が根底にあるからだと思う。