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パーフェクト・クオーツ 1 北の水晶 みんなのレビュー

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.9

評価内訳

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7 件中 1 件~ 7 件を表示

電子書籍

最高に面白い国際諜報小説シリーズ!続編熱望!

2020/09/01 16:46

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:一読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

鉱物シリーズ最新作「パーフェクト・クオーツ 北の水晶」
一時期販売されていた個人出版からの加筆修正と出版社での校正が入り、満を持しての商業出版、本当に嬉しいです!続編を熱望する一人として、この最高に面白い国際諜報小説を是非、多くの方に読んで欲しいです!
前作「スリー・アゲーツ 二つの家族」で、北朝鮮と日本に残した二つの家族を守るため命を賭した北朝鮮工作員・チョン。彼が主人公・葉山に託した情報テープで明かした「石英」と「カタツムリ」という謎多き大物スパイ達…本作の鍵となる彼らの暗躍、京星グループ社長・重貞高平が米国に持ちかけた北の後継者候補だったヨハンの亡命取引、大統領のスキャンダルで大きく揺らぐ韓国の政治情勢…同時並行で様々な展開・伏線が複雑かつ緻密に絡み合い、結末へと繋がっていく…リアルに迫る諜報・情報戦の物語にゾクゾクしました。
また、シリーズでは葉山・坂下コンビがお馴染みですが、本作では葉山・エディがコンビに!一人前のアナリストとしてエディに認めてもらいたい葉山が、エディや亡父への複雑な葛藤を抱えつつも、情報分析官として大きな成果を掴もうと貪欲に奮闘する姿に彼の成長も感じました。しかし、調査の過程で新たに知った亡父の足跡を追い求めながら彼への想いが蘇り、重貞親子の結末と自身の親子関係を重ねて胸を痛める葉山が切なかったです。
そして、ヨハンの暗殺という衝撃の展開。誰が何の目的で彼を暗殺したのか。ただ日常のニュースを漫然と見るだけでは思い至らない、北朝鮮や米国をはじめとする各国のヨハンに対する真の評価、思惑や政治的駆け引きを知り、その現実の非情さを痛感しました。
国際諜報小説として緻密に構成されたリアルに迫る物語の面、主人公・葉山の情報分析官として人間としての成長の物語と、両面からみて、本作もとても面白く、素晴らしかったです。
本作で大きく動いた半島情勢の行く末、最後に記された新たなスパイ「猫目石」の存在、そして、葉山や彼を取り巻く人々の物語がどのように展開されていくのか、少しずつ輪郭が表れてきた亡父、彼の死に秘された深い謎は明かされるのか…。今すぐにでも、続きを読みたくてたまらない気持ちでいっぱいです。また、現実の半島・アジア情勢も緊迫し注視すべき状況の中、本作を読めたことは、国際情勢の新たな知見を得ることができたという意味でもとても勉強になりました。一人でも多く方に、本作、そして一連の鉱物シリーズを読んでいただければ嬉しく思います。本当に面白いです。
続編刊行を熱望しており、今回の発売に大きな期待を寄せております。あとがきで著者が触れていた、「パーフェクト・クオーツ 北の水晶」の対なる物語「碧き鮫は野に放たれ」、そして、文末に「To be continued」として記されていた続編「ソウル・キャッツアイ」を、是非とも発売いただけますよう、心から願っております。

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紙の本

最高に面白い国際諜報小説シリーズ!続編熱望!

2020/09/01 16:42

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:一読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

鉱物シリーズ最新作「パーフェクト・クオーツ 北の水晶」
一時期販売されていた個人出版からの加筆修正と出版社での校正が入り、満を持しての商業出版、本当に嬉しいです!続編を熱望する一人として、この最高に面白い国際諜報小説を是非、多くの方に読んで欲しいです!
前作「スリー・アゲーツ 二つの家族」で、北朝鮮と日本に残した二つの家族を守るため命を賭した北朝鮮工作員・チョン。彼が主人公・葉山に託した情報テープで明かした「石英」と「カタツムリ」という謎多き大物スパイ達…本作の鍵となる彼らの暗躍、京星グループ社長・重貞高平が米国に持ちかけた北の後継者候補だったヨハンの亡命取引、大統領のスキャンダルで大きく揺らぐ韓国の政治情勢…同時並行で様々な展開・伏線が複雑かつ緻密に絡み合い、結末へと繋がっていく…リアルに迫る諜報・情報戦の物語にゾクゾクしました。
また、シリーズでは葉山・坂下コンビがお馴染みですが、本作では葉山・エディがコンビに!一人前のアナリストとしてエディに認めてもらいたい葉山が、エディや亡父への複雑な葛藤を抱えつつも、情報分析官として大きな成果を掴もうと貪欲に奮闘する姿に彼の成長も感じました。しかし、調査の過程で新たに知った亡父の足跡を追い求めながら彼への想いが蘇り、重貞親子の結末と自身の親子関係を重ねて胸を痛める葉山が切なかったです。
そして、ヨハンの暗殺という衝撃の展開。誰が何の目的で彼を暗殺したのか。ただ日常のニュースを漫然と見るだけでは思い至らない、北朝鮮や米国をはじめとする各国のヨハンに対する真の評価、思惑や政治的駆け引きを知り、その現実の非情さを痛感しました。
国際諜報小説として緻密に構成されたリアルに迫る物語の面、主人公・葉山の情報分析官として人間としての成長の物語と、両面からみて、本作もとても面白く、素晴らしかったです。
本作で大きく動いた半島情勢の行く末、最後に記された新たなスパイ「猫目石」の存在、そして、葉山や彼を取り巻く人々の物語がどのように展開されていくのか、少しずつ輪郭が表れてきた亡父、彼の死に秘された深い謎は明かされるのか…。今すぐにでも、続きを読みたくてたまらない気持ちでいっぱいです。また、現実の半島・アジア情勢も緊迫し注視すべき状況の中、本作を読めたことは、国際情勢の新たな知見を得ることができたという意味でもとても勉強になりました。一人でも多く方に、本作、そして一連の鉱物シリーズを読んでいただければ嬉しく思います。本当に面白いです。
続編刊行を熱望しており、今回の発売に大きな期待を寄せております。あとがきで著者が触れていた、「パーフェクト・クオーツ 北の水晶」の対なる物語「碧き鮫は野に放たれ」、そして、文末に「To be continued」として記されていた続編「ソウル・キャッツアイ」を、是非とも発売いただけますよう、心から願っております。

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紙の本

ホント?

2020/08/16 19:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かごめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

葉山くんと愉快な仲間たちの相変わらずのお話は十分楽しめました。あとがきに作者さんが、本で食べられたことはないと寄稿されてて、出版業界って厳しいんだと認識を改めました。

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2020/08/05 21:08

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2020/08/10 15:59

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2021/05/07 17:28

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2020/10/10 18:38

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