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平井呈一特集。たぶん知らず知らずのうちにいっぱい触れていそうですが、あまり意識はしていなかったかも。(良い意味で)古びた西洋怪談の魅力がいっぱいな一冊です。そしてまたしても気になる本が増える……。
お気に入りは例により井上雅彦「紙の城館」。美しいとしか言いようのない作品です。恐ろしいのだけれど、それがわかってもやはり美しさの方に惹かれてしまいます。
一番恐ろしく感じた作品はA・E・D・スミス「コート」。一番ありがちでありふれたように思える題材をシンプルに描いただけの作品に思えるのだけれど、それでも怖い! いや、それだから、かな?
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平井呈一愛に溢れた一冊でした…。良い本です。
あわせて古き良き西洋怪奇小説(西洋怪談)も粒ぞろいで、どれを読んでも満足度が高かった。
荒俣先生が出版予定されている「平井呈一年譜」、楽しみにしています。
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私の大好物の古き良き西洋怪談特集。このシリーズはテーマによって当たり外れ(個人的思考だが)あるけれど、これは大当り。ニコラスニックルビーを思わせる「屋根裏部屋の声」が特にいいな。久々に西洋風怪談を書いてみたいと思った話。
まだ半分程度しか読んでいないけれどね。