紙の本
平和を願う
2022/02/21 12:35
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争で町をはなれなければならなくなった主人公。穏やかにすすむストーリーを読みながら、戦争への怒りを感じました。世界中どこも平和でありますように。
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投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校低学年の読書感想文の候補の一冊として、図書館で借りました。
悲しいストーリーかと予想していたら、穏やかな読後感でとても良かったです。
手元に置いておきたいと思いました。
紙の本
戦争の悲惨さを直接描かずに伝える良書
2021/05/15 17:57
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投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校中級以上で筆者の意図がわかるかと思います。
戦争は、その時苦しむだけでないことが多角的に分かる一つの材料になるでしょう。
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自分の住んでいる街の地図を広げて、自分の好きな場所に印をつけて、それを線で繋いだら、自分の名前が浮かび上がる。それは、どんな気持ちになるだろう。しかも、戦争でその街を離れなければならないとしたら。
『ソエという名前はギリシア語で「命」「人生」を意味します』
私も息子も地図を見るのが好きなので、同じように好きな場所に印を付けたい。
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戦争の物語なんだけど、戦争を直接描かず「しあわせなとき」を描いていくことで、間接的に戦争の悲惨さを描いた作品だと思った。
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「この街に一生懸命住んでるのがわかった。カモにえさをあげてるページが、やさしいなって思った。映画が楽しそうだった」
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図書館本。私の選定本。戦争で住み慣れた街を出なくてはならなくなった少女が思い出の場所を地図に描いた。その場所をなぞってみると浮き上がってきたのは…?切なくも優しいお話です。
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5歳11ヶ月の娘へ読み聞かせ
転勤族の我が家は
娘の年齢でそれぞれ違った場所にいて
私にとっては
どこもその時の娘との
最高な思いでの場所であって
どこもかしこも思い入れがあって
この絵本で
まさに
ぐっときた
ほんとしあわせなときの地図
また娘が成人したときに
めぐってみたいなあと思う。
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特別なものはなくても、こんな町に私も住んでみたいと思うほど素敵な絵。戦争のために、その町から出ていかないといけないと思うとせつなくなります。
たとえ戦争で町が破壊されても、「しあわせなときの地図」とともに、思い出は残るでしょう。
なんでもない、普通の平和な生活が一番幸せなんだと感じさせてくれる本。
大人向けのようにも思います。
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戦争のせいで、家族と逃げなければならなくなりました。町を出るまえの晩、ソエはつくえに地図をひろげて、楽しいことがあった場所にしるしをつけてみました。すると……。
戦争が終わって、いつかえってきたときのために、町がソエに伝えたかったこと、ソエの気持ちが表れたのでしょう。
戦争は町を破壊し、毎日の生活を壊します。今もなお世界で起こっています。子どもたちにも知ってもらいたいなと思う絵本でした。
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[子どもの感想]
戦争がない時に生まれてよかったな。
と、言い、ちょっと、切なそうにしていた。
「作者のことば」もいい。ありふれた日常の幸せに感謝できるようになる一冊。
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優しく描かれた絵本
何んとも切ない
今現実に起こっている
ウクライナの故郷を出て行かなければならない人々
と重なる
日常のささやかな喜び
それに勝るものがあるでしょうか?
これはスペインの内戦の話?
いえ、特定しなくていいのですね
最初と最後のページの落差が胸を打つ
どうかソエが再びこの町に戻って来れますように
平和がもどりますように
≪ この地図は しあわせなとき わたしの名 ≫
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戦争で避難することになった少女が、今住む街を別れる前に地図に楽しかった場所に印をつける。
ウクライナ侵攻前に出版されていた。作者はスペインの方。
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〝生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でも、戦争のせいで、家族と外国へ逃げなければならなくなりました。町を離れる前の晩、ソエは机の上に地図を広げて、10年の間に楽しいことがあった場所に印を付けていきました。自分が生まれた家、お爺ちゃんとお婆ちゃんの家、図書館、学校、公園、映画館...幸せな時をくれた場所に〟スペインの児童文学作家が、戦争がもたらす哀しみと理不尽さを通して、明日への希望に望みを繋ぐ心の詩を描いた絵本です。
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「生まれてからずっと、この町で暮らしてきたソエ。でもあるとき、戦争のせいで、家族と逃げなければならなくなりました。町を出るまえの晩、ソエはつくえに地図をひろげて、楽しいことがあった場所にしるしをつけてみました。すると……。戦争の哀しさ、理不尽さ、そして小さな希望が切々と描かれる、こころにひびく絵本。」
(『この本読んで!2022年夏号』平和を考える絵本 の紹介より)