紙の本
情景が浮かぶストーリー
2022/04/02 19:07
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭から情景が浮かぶストーリー。
展開が気になって、どんどん読み進んで…あっという間に読み終わり…自然と涙が流れてしまう作品。
久々に出会えました。
知念さんの他の作品も読みたくなりました。
紙の本
完成しそうで完成しなかったパズルが遂に完成し、すべてが明らかになるとき、最大級の驚きと最高の感動が待っています。
2021/12/06 10:26
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
生命活動を維持できてること自体が奇跡。何が本当で何が嘘なのか、二転三転どころでなく、世界はグルグル回る!すべてが明らかになる時、最大級の驚きと感動が!私はある箇所で驚きすぎて、ガツンときました。心からおすすめします!
紙の本
切なくて、じんわり
2021/01/11 22:03
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中でやめられず、一気読みするしかなかった。
恋愛、ミステリー、主人公の成長物語、いろいろな面を持っていたが、読み終わって、心の奥がほんのり温かくなる感じだった。願わくば、幸せが少しでも長く続きますように。
同僚の冴子も魅力的、広島弁も魅力的。
電子書籍
大仕掛けのある恋愛ミステリ
2020/12/19 12:32
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
切ない恋愛小説でぐっと物語に惹き込まれました。前半と後半では様相が変わり、あっと驚く仕掛けもありましたが、病院内の患者と医師の交流を綴った読後感の良いミステリでした。知念さんの描く主人公は葛藤を抱える場合が多い印象ですが、この作品は特に主人公の心情をうまく描いているように思いました。名作だと思います。
紙の本
THE知念先生の本。
2020/11/19 22:37
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しかった〜〜〜〜!文庫本になった当日買いに行きました。ハードカバーの時から評判良かったので楽しみにしていたんですけど。すっっごいよかった〜!救いあり!ってラストでよかった。そしてラストのゴールデンレトリーバー。もしかして死神かしら?知念先生が昔書いた死神かしら?って思ったんですが。どうなんですかね。一読して後悔なし!です。
投稿元:
レビューを見る
辛口ごめんなさい
最後のどんでん返しなど筋は面白くて好きなのですが、
主人公が
気持ち悪すぎる
妄想ラノベだとフィルターかければ読めなくもない!
序盤から、患者であるヒロインの胸を小振りとか批評するし(何様やねん)、巨乳の幼なじみをセフレに据え置きつつ(しかも終盤胸の感触をヒロインと比較するとか気持ち悪すぎる)、死にゆくヒロインが借金に苦しんでいる主人公に遺産を残そうと申し出たらブチギレるという…
いや、恵まれるのはたしかに嫌だけど、状況的にめちゃくちゃありがたい善意の申し出だし、感情的になるなどもってのほかのはず…猛省して謝罪した上で、申し訳ないから丁重に断るべきところ…
なぜかヒロイン側がお金で釣ってごめんみたいな感じで謝っててハラスメント的…かわいそうすぎる。
他にも重病のヒロインを突き飛ばしたりとか
とにかく扱いがひどいし、漢字が苦手のようだ、とかおばか扱いしたり序盤から表現がひどい。
ネタバレになりますが主人公も漢字よく読んでないしお前がいうなf^_^;
これでヒロインが主人公に恋するとか、
絶対にない^^;
投稿元:
レビューを見る
先入観なしで読んで、本当に面白かった!騙されながら、ラストまで手が止まりませんでした。伏線回収も素晴らしい!知念作品をもっと読みたくなった1冊!ラストに向けてひっくり返りますが、爽やかな読了感でした。オススメ!
投稿元:
レビューを見る
読み進める度に印象が変わる作品だと思う。物語の途中で終わっても作品としては十分に成り立つクオリティだと思うけど、そこから更に二転三転と物語が深まっていく。そして、最後にはカバー絵のように美しい海でのユカリさんとの思い出の場面とタイトルが想起されて味わい深い。病名とか医学の知識を使って物語に仕掛けやリアリティを出せるのは医者でもあるらしい著者ならではか。
投稿元:
レビューを見る
脳に爆弾(腫瘍)を抱えるというのは、ある意味どんな病気よりも怖いかもしれない。死の恐怖はもちろん、自分が自分でなくなってしまうような恐怖もあると思う。
ラブストーリーとしてはある意味余命ものなのかな。ミステリーとしてはなかなか凝った設定です。
投稿元:
レビューを見る
読後感がとても良く、綺麗な物語だった。
頭に爆弾を抱え、いつ死ぬか分からない患者ユカリこと弓狩環。
借金と、過去の父親の所業に囚われ、自分を殺し生きる研修生で担当医のウスイ。
お互いが相手の心の殻を砕き、惹かれ合う前半部分で一つの恋愛小説として完成している。
研修終了直後に想いを伝えるために研修先に向かうと弓狩環が死亡しており、さらにウスイは弓狩の担当では無いと突きつけられる。
真相を追っていく後半はまごう事なきミステリー。
途中ウスイのメンタルダメージが深刻すぎて心配になったが、彼はなすべき事をきっちりと成し遂げてくれました。
ラストのラストまでどんでん返しが続き、一気に読み切ってしまいました。
人にお勧めできる一冊ですね。
投稿元:
レビューを見る
脳に抱える病はいつ破裂するか分からない。そんな恐怖を抱えて暮らす想いは想像しきれない。
今健康でもいつ何時犯罪や災害に巻き込まれるかは誰にも分からない。と思いながら生きてはいるけれど、もっともっと死が身近に有る感じかもしれない。
そんな女性が気になってしょうがない碓氷先生。恋が始まるよねぇ。
そしてひっくり返って、ひっくり返る。やられてしまいました。ドキドキ感と共に取り敢えず良かったと思う。
投稿元:
レビューを見る
第二章からページをめくる速度が増しました。
ラストのラストでまさかの…です。
ハッピーエンドで良かった♡
投稿元:
レビューを見る
とても読みやすい文体でした。
大人になったとしても抜けきれなかった確執や呪縛から解き放ってくれた女性を好きになった主人公。この気持ちは純粋な恋なのかといった気持ちの葛藤をうまく表現されており、またトリックについても毎度工夫されており楽しむことができました。
投稿元:
レビューを見る
恋愛メインだが、トリックや伏線のしっかりしたミステリだった。
キャラ設定や展開、台詞がちょっとだけ古臭く感じたが、リーダビリティが高く夢中で読めた。
それにしても主人公の父ちゃんと研修先の病院ぶっとびすぎ。
投稿元:
レビューを見る
研修先の病院で出会った女性は頭に爆弾を抱え、残りの命は僅か。
その彼女に恋をした。
彼女は主人公の呪縛を解き放ってくれた。
だが、主人公が研修を終えた後、彼女は亡くなってしまった。
一時は落ち込んだ主人公。しかし、恋の力は強い。不自然な死を遂げた女性の謎を追った。
そして気付いた真実。
まさか…とまんまと騙されたラスト。
前半は恋愛小説。ただ途中からは恋愛小説ではなく、探偵小説のような装いに。恋愛とミステリー要素が上手く組み合わさって、読んでいてとても面白かった。