紙の本
行ってみたい所がいっぱい!
2023/02/04 19:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
しをんさんは、私たちの好奇心をくすぐるのがたいへん上手だ。
読み手と同じ目線を意識し、直に見られない読み手のために労を惜しまず、知りたいことを的確に調べたり尋ねたりしてくれている。
ああ、全ての博物館に行きたい。
紙の本
作者のサインがすごい
2021/10/26 20:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぞか - この投稿者のレビュー一覧を見る
元々好きな作家さんなのですが、たまたま立ち寄った時にサイン本があり、
どんなサインなのか、興味津々で購入。
いやはや…生産性ゼロのサインに大笑い。見せてあげられないのが残念なくらい
うにょうにょ~んとうねった文字で、一枚サインするのに何分かかるのか…
内容も、サイン同様うねりまくったレポートでかなり笑えます♪
投稿元:
レビューを見る
単なる博物館のレポートではなくて、しをんさんならではの視点や妄想が語られていて面白かった。
"熱海秘宝館"や"風俗資料館"のように、アレと正面から向き合う展示のレポートは難しいものだが、しをんさんの説明はうますぎます。
興味津々でドキドキしているのを見透かされないように平静を装う姿が目に浮かびました。
"国立科学博物館"以外は知らない博物館ばかりですが行ってみたくなります。
"めがねミュージアム"は予想どおり鯖江にありました。
以前メガネフレームに「MADE IN SABAE JAPAN」と書いてあるのを見て、鯖江という地名を知っただけなのに懐かしい気分になりました。
思いがけず興味をそそられたのは"ボタンの博物館"。
ボタンを5000種類も集めていて、そのうち1700程を展示しているそうです。
ボタンなんか見て何が楽しいの?と思いながら読んでいたのですが、展示されているものは、まさに宝石・装飾品でした。
女性のコレクターが多いというのも頷けます。
手間暇かけて創られた小さな芸術品です。
どのようなボタンを身につけているかが、その人の地位を示す手段だった時代もあったことを知って目から鱗でした。
しをんさんが訪ねた時は、大阪市天王寺区にありましたが、今は移転して東京の日本橋浜町にあるので、その気になれば行けそうです。
投稿元:
レビューを見る
新型コロナウイルス対策で、博物館も気軽には行きづらくなっているので、せめて紙上で。三浦しをんさんのエッセイは楽しい。土器欲しくなるって。傘立てにしたいって。面白い。
コラムの方も内容が濃くて、行ってみたい博物館ばかり!
投稿元:
レビューを見る
しをんさんの博物館巡り。
どこでも館の関係者にいろいろ聞いていて楽しそうでしたね。
美術館とか水族館とは違い、なかなか博物館とか行かなくなったのですが、これを読んで、ちょっとどこか行けるところがないか探してみようという気になりました。
いや、熱海秘宝館が近いのはわかっているんだけどさ。(^^;
投稿元:
レビューを見る
博物館、一番イメージしやすいのは東京国立博物館ですか。
しかし、しをんちゃんはその概念を良い意味で打ち砕いてくれる。
石、眼鏡、釦等、そこにあるのは文化を守ろうとする姿。
かっこいいわ。
そして、未だにいけない石ノ森萬画館。
落ち着いたら行きたい‼️
投稿元:
レビューを見る
202010/特に興味なかったとこでも、しをん先生が書くとどこも面白そうで行きたくなった。こういうのをわかりやすくめちゃめちゃ面白く書けるしをん先生流石。
投稿元:
レビューを見る
人が生きる中で飽くなき探究心を燃やす動機は,知的好奇心に他ならない.逆に,それこそ生きる本質と感じる.ただし,最近は衣食足りて礼節ならぬ精神的余裕を知らねば,そのような探究心にさえ辿り着かくなっていることにディストピアを感じつつある.
投稿元:
レビューを見る
コロナ禍じゃなかったら飛んでいくのに、と何度呟いたか……。しをんさんと編集さんが常にめちゃくちゃ楽しそう……学芸員さんのオタク魂の輝きっぷりが眩し過ぎる(褒めてます)。
そして文庫版のあとがきにある博物館が平和の象徴だというフレーズが今の世界情勢を思うとさらにじわじわと響いてくる。
久しぶりに推し博物館の常設展をゆっくりと観たいなぁと思いました。
投稿元:
レビューを見る
三浦しをんさんのエッセイ。
目の付け所が面白い。博物館って大人になってからは行ってなくてなんとなく学校の社会科見学のようなイメージだったけど印象が少し変わった。
投稿元:
レビューを見る
もう本当に楽しかった!
まるで先生とご一緒に博物館を巡れたようなライブ感と満足感。
博物館好きには堪らないルポエッセイではなかろうか。
しかも取り上げられている博物館がスタンダード型ではなく(各自治体にあるような一般的な博物館ではなく)何かに特化していたり、ユニークな手法を取り入れていたりと一癖も二癖もあるような場所が多い。
しかも寄り道と称して別の博物館にも立ち寄っていたりする。
中には秘宝館の話も。
爆笑しながら読みましたよ。
一度読めば、その博物館に行きたくなると思う。
基本的に読んでいて楽しいエッセイだが、取材自体は丁寧にされているので、解説本としても興味深い。
博物館に関わっている人たちに焦点が当たっているところも特徴だろうか。
この人たちも魅力的な人たちばかり(そして博物館経営に情熱的な人たちばかり)
その人たちの魅力を最大限に出し切って書いている先生のお人柄と筆力の高さよ。
文庫化に当たって、このコロナ禍での各博物館の現状にも補足が入っている。
幸い、どの博物館も開館中とのことでほっと一安心。
まだ個人的には旅行に行ける気分にはなれないが、この騒ぎが治まったときには、是非足を運ばせていただこうと思う。
行きたい場所があるというだけで、こちらは生きていける。
なかなか旅がしづらい時期だが、この本はそんなストレスを和らげてくれる、博物館めぐりをした気になれる本だ。
是非読んで思い切り笑って、思い切り堪能してほしいと思う。
投稿元:
レビューを見る
私も博物館大好き!
私の推し博物館は国立民族学博物館、みんぱくだけど、この本の中にはなかった。
どれもこれも行ってみたい博物館ばっかり。
一つの物や事柄を探究している人に惹かれる。
しをんさんの小説「舟を編む」や「愛なき世界」のように。
しをんさんもきっとそうなんだろうな。
続編希望!
全国もっといろんな博物館を紹介してほしいな。
投稿元:
レビューを見る
学芸員や説明をして下さるの皆さんの熱量を浴びてノリノリだったりタジタジだったりするしをんさんに思わずクスクスしちゃいます。そして、博物館の何かが琴線に触れて舞い上がるしをんさんにはこらえきれずに吹き出しちゃいます。
投稿元:
レビューを見る
楽しかった!文楽の時も思ったけど、三浦さんの文章は、知らない世界を知ることがとっても楽しいということを教えてくれる。
博物館の楽しみ方ってきっとひとつじゃないし、正解もなくて、自由でいいんだ!って思った。
投稿元:
レビューを見る
とても面白かった!博物館はスタッフさん、地元の方々の熱い想いで成り立っているのだなと改めて感じた。
知識だけでなく、案内人が実際に経験されたことやこれからの展望等が描かれていて最後まで楽しく読めた。しをん先生のエッセイはどれも面白く、読んだ後優しい気持ちになれるのが良い♡