紙の本
よかった
2020/12/31 23:27
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投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズが好きです。この本も良かったです。読んでいていいなと思う作品ばかりでした。ラジオでも聴きたいと思いました。
紙の本
タイトルの通り
2020/11/10 19:46
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
それぞれ短編だけど読み応えあり!!の一冊。最後を東京都で締めたのも納得。何となく気持ちが落ち着く作品からシュールなものまで少量ながら満載。
紙の本
NHKラジオ番組で、17言語で朗読された日本の名作短編
2021/04/18 13:48
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投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほんの少しの読書タイムで、ちょっぴり“至福のひととき”気分が味わえる。
電車の中、カフェタイム、睡眠前の1日のしめとして読むと、
明日がいい日になれそうな・・・
あさのあつこ、いしいしんじ、小川糸、小池真理子、
沢木耕太郎、重松清、高田郁、山内マリコ の8作家の短編
「しあわせ」、「ごほうび」、「ぜいたく」の3部作(?)
10分程度で、気鋭の作家の短編が読めて、一日の疲れが ふ~ッ!
小説はあまり読まない私でも、「この作家いいなぁ~!」と、
気になった作家の作品が読みたくなる。
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大きな感動とまではいかないけれど、じわりと小さな感銘が詰まっている。今、活躍している作家をまとめて読めるのもたのしいし、一人声に出して読むともっとたのしい。
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第一弾、第二弾を読んでとても良かったので
引き続き第三弾も手に取りました。
どの作品も短編の中でもかなり短いページと文字数の中で、
こんなに重厚で心を打たせ、心を温まされることが
出来るのだろうかと思うほど良い作品ばかりでした。
中でも印象的で好きな作品は
小川糸さんの「バーバのかき氷」、重松清さんの「おまじない」、
高田郁さんの「ムシヤシナイ」でした。
小川さんの「バーバのかき氷」では闘病しているおばあちゃんが
なかなか食事を摂ることもままならず、
何としても長生きをして欲しいと思いおばあちゃんが
好きだったかき氷を探し求めるということが
子どもの視点から綴られています。
小川さんらしく命の尊さを重くなく爽やかに描かれいる
ところがまたジンと心を打ちました。
重松さんの「おまじない」では以前女性は数年間住んでいた
場所が震災にみまわれてしまいその報道を観るたびに
何かしなければと思っていた女性。
やっとの思いで被災地に辿り着き愕然としていたところ、
かつて自分が考案して同級生にやっていたおまじないが
ひょんな所で見つかりそれから過去の思い出と現在が
繋がっていくということが綴られています。
被災地の人達に大きなことは出来なくても
小さくても自分で出来る範囲内で少しずつ被災地の人達を
救っていくという気持ちがとても心を打ちました。
重松さんらしく幼い頃の懐かしい気持ちも繊細に描かれているのでとても共感できました。
高田さんの「ムシヤシナイ」では、立ち食い蕎麦屋を
一人切り盛りをしている祖父さん。そこへ突然孫が訪れる。初めは二人ともぎこちないやり取りでしたが、
ふとしたことから孫の異変に気が付き二人の心の交流が始まるという
ことが綴られています。
「ムシヤシナイ」という言葉は何だろうと思っていましたが、
この作品でその意味もよく分かり、人生に無駄はなく、
小さなことでも意味があり、回り道をしてでも良いことはあるということがじんわりと伝わります。
この二人がまた再会してどんな人生を歩いたかというのがとても気になるラストでした。
あさのさんの「みどり色の記憶」や
沢木さんの「ピアノのある場所」では
共通にして幼い頃の同じような記憶や思い出が
蘇って心がほっこりした印象で良かったです。
小池さんの「テンと月」では夫が遺した老朽化した
ペンションの中で、自然と隣り合わせの中で
野生の生命を見ながら人生も見つめながら
嘆きながらも冷静かつ力強く分析している所が印象的でした。
山内さんの作品は他の作品とはまた違った味わいで、
どれもユニークでこれも印象的でした。
東京五輪の気持ちになってみたり、
それぞれの区の気持ちになってみたり、
擬人化されていて面白いですが、
東京というのはいつの時代でも火事で燃えようが、
地震で崩れようが、淡々とそれをどうにかしようとす���。
そうやって何度も誕生し続ける力強い場所なんだと
思わず再確認すると共にそんな日本人が勇ましく思えた作品でした。
この短編集だけでも十分ですが、
ラジオでは聞いたことがないので一度で良いから
聞いてみたいと思います。
それと同時に心が疲れた時にまた再読したいと
思うので手元においておきたい本です。
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様々な作者さんが集約されていたこともあり、飽きずとても集中してあっという間に読み終えてしまいました。感慨深い作品もあり、面白かったです。
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このシリーズが好きで本屋で見つけてすぐに読み終えてしまった。
好きな作品に出会えて、その作者の別の本を購入するきっかけになる。
また続きが読みたいシリーズ。
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寝る前に、1日1話読むことにした。
10分で読み終わる。
短いながらも、表現の鮮やかさ、登場人物の心の動きをしっかりと感じ取れる。
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20.11.27スタート
2020.11.30読了
2020年の㉝
シリーズ最新刊。1日10分のぜいたくと銘打っているが私にとっては本当だった。特にお気に入りは小池真理子氏の『テンと月』小池女史の密やかでいて濃密な文体が昔から好き。生きとし生けるものの憐れと強靭さが今は何もかも失ってしまった主人公の再生をきっと後押ししてくれることだろう。高田郁氏、重松清氏の作品もじんわり泣けますね。山内マリコ氏の東京23話はいつか全部読みたいな。
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8人の作家さんの短編集。読んだことがない作家さんばかりだったので楽しみに読んだけどやや期待外れ。
1日10分のぜいたくという題名に期待しすぎたかな。
ひとまず私の好きな話は
・バーバのかき氷 小川糸
・ピアノのある場所 沢木耕太郎
・ムシヤシナイ 高田郁
の3つ。
小川糸さんの本は一度読んでみたかったので楽しみによませてもらった。マユの思いが伝わってきて引き込まれた。
沢木耕太郎さんは名前も存じ上げず。でもすごく読みやすく、ユミコのいろいろな思いに共感したりドキドキしたり。最後にはホッとするお話。
高田郁さんも名前を存じ上げず。でも一番好きなお話。
祖父と孫の話。路男の思い、弘晃 正雄の思い。考えさせられる内容。最後には笑顔味なるね。
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8人の作家による8作のアンソロジー。
短編ゆえ、深い感動を覚えることはないが、特に印象に残った作品は
東日本大震災がテーマになる重松清の『おまじない』
祖父と孫の交流を描いた高田郁の『ムシヤシナイ』
山内マリコの『東京23区』は、他の区も読んでみたい。
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読んだことがあったのはムシヤシナイのみ。
有名な作家さんばかりなのに、びっくり。
短編だから、あっさり読めるけど、
外れはない。
さすが。
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大好きな小川糸さんが入っていたから借りてみた。
「あつあつを召し上がれ」の中の一編だった。
この中では「ムシヤシナイ」が面白かったな。
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「NHK国際放送が選んだ日本の名作」という副題がついた朗読された名手たちの短編7作と東京の区が主人公となる掌編4作。
高田郁の「ムシヤシナイ」は放送を聞いた。駅の立ちそば店に勤める男が、10年近く会っていなかった中学生の孫が精神的に追い詰められている状況を包丁でねぎを切ることを教えて救う。心に残る話。
重松清の「おまじない」もいい。東日本大震災で被災した町に小学生の1年だけ住み、再会を約束し作ったおまじないが、訪れた被災地の小学校に伝えられて残っていた、という奇跡。
ほかにあさのあつこ、いしいしんじ、小川糸、小池真理子、沢木耕太郎、掌編は山内マリコ。
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いろんな作家さんの小説、電車に乗っているときなどにさらっと読めます。 高田郁さんの「ムシヤシナイ」はジーンと心に残りました。 小川糸さんの「バーバのかき氷」も身近な出来事のように感じました。