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今まで少し距離を置いてきたのだが、谷崎の作品を読んでみようかな、と思っていたところ、100分で名著に採り上げられた。
倒錯的で、偏執的で、女性を賛美し、老いても欲望を隠さない。こんなにあからさまでいいのだろうか。
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「谷崎潤一郎スペシャル」島田雅彦著、NHK出版、2020.10.01
123p ¥576 C9495 (2020.11.04読了)(2020.09.26購入)
【目次】
【はじめに】欲望の深淵を覗きこむ
第1回 『痴人の愛』―エロティシズムを凝視する
第2回 『吉野葛』―母なるものを探す旅
第3回 『春琴抄』―闇が生み出す物語
第4回 『陰翳礼賛』―光と影が織りなす美
芦屋市谷崎潤一郎記念館
谷崎潤一郎略年譜
☆関連図書(既読)
「日本文学全集〈第15〉谷崎潤一郎集」谷崎潤一郎著、新潮社、1961年
(刺青 少年 幇間 蓼喰ふ虫 卍(まんじ) 盲目物語 春琴抄 少将滋幹の母)
「痴人の愛」谷崎潤一郎著、新潮文庫、1947.11.10
「刺青・秘密」谷崎潤一郎著、新潮文庫、1969.08.05
「陰影礼讃」谷崎潤一郎著、中公文庫、1975.10.10(1995.09.18改版)
「細雪(上)」谷崎潤一郎著、新潮文庫、1997.04.10(1955.10.30)
「細雪(中)」谷崎潤一郎著、新潮文庫、1997.04.10(1955.10.30)
「細雪(下)」谷崎潤一郎著、新潮文庫、1997.04.10(1955.10.30)
「鍵・瘋癲老人日記」谷崎潤一郎著、新潮文庫、1968.10.25
「源氏物語 巻一」紫式部著・谷崎潤一郎訳、中公文庫、1973.06.10
「源氏物語 巻二」紫式部著・谷崎潤一郎訳、中公文庫、1973.07.10
「源氏物語 巻三」紫式部著・谷崎潤一郎訳、中公文庫、1973.08.10
「源氏物語 巻四」紫式部著・谷崎潤一郎訳、中公文庫、1973.09.10
「源氏物語 巻五」紫式部著・谷崎潤一郎訳、中公文庫、1973.10.10
(アマゾンより)
自らの五感を総動員しモダニズムの手法を駆使した『痴人の愛』、伝説・歴史・伝統芸能を通して「母なるもの」への限りなき憧憬を描く『吉野葛』、自ら目を突き愛する者と同じ盲目になることで純度の高い関係に到達する『春琴抄』、厠や障子、金屏風など日本ならではの建築や調度品に現れる美に迫るエッセイ『陰翳礼賛』。谷崎の代表作4作品を読み解くことで見えてくる、谷崎ワールドの豊饒さとは? 人が逃れられない欲望や性的倒錯、愛するものへの妄執といった愚かさをむしろ慈しみ、とことん凝視する姿勢から結晶化した独自の作品群は、海外からも注目されるマスターピースとしていまも燦然と輝く。
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春琴抄の回を観たので購入。
当代の作家が古典ではない先達の作家について語る。このパターンは100分de名著では余り前例のない様に思われ、関心深く読んだ。
谷崎への取っ掛かりとして好著な小冊。
くまざわ書店阿倍野店にて購入。
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テキストを読んで、谷崎潤一郎のことを知ることできて良かった。谷崎の著作の中には変態の要素がある作品があるということを知った。谷崎作品の変態性のルーツが気になる。番組では紹介されなかった「細君譲渡事件」は凄い話だと思った。
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谷崎潤一郎は変態性を芸術に昇華した人だ、というのは国語で習った。けれどもそれだけの前情報だと、妙に読むのが恥ずかしいというか、躊躇われるという部分があった。官能小説のようなものなのだろうか、だとしたらあまり興味はないし……と思っていたが、この本を読んでその印象は一変し、「読んでみたい」と思えるようになった。