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図書館で話題の本となっていたので、手に取ってみた。上映中の『浅田家!』の原案だそう。2011年の東日本大震災で被害にあった写真は、たくさんの人の知恵や行動によって残されていることを知った。自分も趣味で写真を撮っているが、データ上に残しているだけでアルバムにまとめていない。デジタル化が進んでいく中でそのことを憂いた作者の言葉が、始めに書かれている。写真は思い出になる。自分も撮ったままになっている写真をアルバムにまとめなくては、と気付かせてもらえた本。
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アルバムのチカラ
分かりますよ。
東日本大震災で被害にあった写真を修復し、
持ち主に返す運動をしている。
と言うことは何かの報道で知っていた。
その活動の記録が、本書だ。
カメラマンの性格がいいのだろう。
本書に写っている人達の表情が良い。
本書で気になったのが、プリントされている写真が、
フィルム時代のものだと言うこと。
前撮り・結婚式・披露宴の写真もデジタルデータで提供されると言うのも結構多い。
やっぱりハードコピーも欲しいよね。
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震災で泥だらけになってしまった写真。その写真洗浄ボランティアの方々を巡る物語。データでなく形として写真を残しておくことの意味が身に染みる。