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投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
特典のインタビューとか物語があってうれしい・・・
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キャプテンサンダーボルト
著作者:阿部和重
発行者:新潮文庫
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
短編新装版
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小説ではなく、まるでアクション映画を観たよう。
それくらいにぶっ飛んだ設定。
未知のウイルスにB29墜落に日本政府に戦隊ヒーロー。
そこに昔、小学生の時にバッテリーを組んでいた二人組が加わり、様々な要素が絡み合う。
この二人のコンビが本当に最高で、重たい状況の中、物語にユーモアを添える。
純粋に面白い。楽しめる。先が気になってページをめくる手は止まらない。
阿部和重さんの作品は初めてなのだが、極上のエンタメ小説でした。
特に元バッテリーコンビの二人組はまさに、合作で手を組んだ阿部和重さんと伊坂幸太郎さんの息の良さを感じさせる。
書き下ろし短編もボーナストラックも良かった。
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ブロロ~ン
エンジンかけて暖気してスタート、最初はスムーズ、でもやっぱり途中でエンストみたいな
C級映画みたく突っ込み入れながら、長いけどね、楽しい
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純文学の阿部さんと、エンターテインメント王道の伊坂幸太郎さんの共同作品。阿部さんの作品を読んだことがないので雰囲気がわからないが、テンポよく読めるし、伊坂さん作品を読んでいる時と変わらないような読み心地。
初期の「相棒」のようで好き~。リアルで相葉に絡んだらロクなことにならなそうだけど、根はお人好しだよな。とはいえ井ノ原も理由はあれど犯罪者だしな。似た者同士か?
2人が好きだった戦隊ヒーローの映画がキーになっていて、その主役もストーリーに絡んでくるというところがいい!
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ゴールデンスランバーの時のような、ドキドキはらはらと、ちょっと笑いと。
阿部和重作品を読んだことがないのですが、伊坂幸太郎作品そのもの?という感じで、ファンとしてはとても面白く読めた。
コロナ禍の今、ウイルスなどの話が出て驚いた。
村上病調べちゃいました。
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伊坂幸太郎と阿部和重の共作小説。エンタメと純文学を代表する作家のコラボということもあって、期待に胸を膨らませて読んだ。単行本が発売された当初から話題になっていて読みたかったが、結局文春文庫になっても読まずに新潮文庫の新装版になってから読むことになった。阿部和重の陰謀的な要素と伊坂幸太郎のストーリーテリングが合わさって面白いエンタメに仕上がっている。伊坂作品をベースにして比較すると伏線回収の量はそこまでないが、陰謀や謎の組織の計画など気になる謎に引っ張られて一気に読んだ。また本編には「村上病」という感染症が登場するのだが、新型コロナのこともあってタイムリーに感じた。
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一気読み!
軽い、ハードボイルド空想科学アクション小説。話の核となるウイルスの設定はあり得そうな感じですが、話の展開は非現実なアクション系です。
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個性的な登場人物達の描写が伊坂作品らしく、すっと頭のなかでキャラクターの姿が浮かんでくる。
緊迫感がありながらも、小さな笑いを散りばめたり、飽きさせない展開だった。
最後のボーナストラックが、「うわー最高の終わりかた!」と唸らされてしまった笑
伊坂作品は色々読んできたけど阿部作品は初だったので、また好きな作家が一人増えた。
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旧文庫版刊行当時『この厚みで上下巻?』と思ったけれど、実際は合計650頁近くあるんですね…納得。普段は中々食指の動かない新潮文庫nexレーベルだが、この新装版(合併本)の刊行は凄く有難い。阿部和重さんの従来の作風は存じ上げないが、清々しいほどに振り切った直球かつ極上のエンタメ作品。巻末の対談によると、一節ごとに交代で書き上げたそうだが、全く違和感がない。純然たる伊坂作品に比べ、キャラクター造形が大人しいのも合作ならではか。しかし、このコロナ禍の最中にバイオテロが題材の作品を読むのは少々複雑ではありました。
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手違いで恐ろしい物に関わってしまい、恐ろしいテロリストに追われる物語。
手違い具合が巧妙なのが面白くて笑えるが、その後の展開ですぐ恐ろしさを味わえる。
感情を揺さぶられるからサクサク読めた。
感染症の内容で、コロナ中だから現実味が増した。
関東大震災あたりで考えた物語らしいから未来予知できるのかと驚いた。
途中「ぼくが愛したゴウスト」の要素があって、ここは伊坂氏が書いた所かなと思った。こういうことをするから好き。
世の中の当たり前は当たり前じゃないかもしれないよ!とか、子供の頃の経験が今の自分を守るんだ!とか、メッセージ性も痺れた。
小説を合作って想像できなかったけど、読んでみたら面白かった。ほぼ伊坂氏の世界観だったけど、それに馴染ませた阿部氏もすごい人だなと思って読みたくなった。
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奇妙で軽快で暴力的で。
まさに伊坂らしさ満点の作品。
幼なじみの二人が悪と戦う様はまさにテレビのヒーローさながら。
銀髪の怪人など、絶対に現実にはいないだろうなと思うところもあるが、
東京大空襲の裏で生物兵器開発施設が攻撃される計画があった…
というのは「もしかしたら」と想像力をかきたてる。
さいごは何もかも良い方向に落ち着く。よかった。
そしておまけのストーリー(赤木駿の一日、カーリー犬目線の物語)も収録。
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ガイノイド脂肪に注目しろ 戦闘状態に備える為に急上昇するものだから 出世競走の中で男性ホルモンが増えるのも事実だ うずくま蹲って 知られざる砂金鉱床 カタストロフィ(悲劇的終末) 速やかに 火口湖 蔵王の御釜 しりぞき退き メンターの氷柱のような視線は 部屋の最奥は床の間になっており 五色沼の水 ペシミスト(厭世家) 懐中に戻してゆく あやし愛子方面 はな端から相手にしてない くつぬぎ沓脱 徒手格闘訓練 お喋りを遮る 幅員が狭まったところで かんじゃく閑寂な夜のガソリンスタンドで 早速に 航空写真を基に升目毎にエリア番号を振った詳細地図 担いで 上空を遮ってるUFOのような存在で ベタですけど「逆転はある」ってことが背骨になっているというか
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ザ・エンターテイメント小説!という感じ。
伊坂さん好きなら絶対に好きな小説。
ページ数は多い方だと思うが話の展開がスピーディなので読みやすい。
そのうち映像化しそうだなー
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2ちょしゃの合作。擦り合わせの場を定期的に持ち、単元ごとに交代で書いたとの事。自分の思いと違うとやりにくい面の方が多いように思うが、新たな気づきもあったようで。内容はよくあるサスペンス物だが伊坂特有ののジョークが散りばめられている。2021.7.4