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改革は経営者でなければできない。現場ができるのは改善レベルであるという指摘には、慧眼を得た。経営者は現場に改革を求めるが、現場レベルの努力では改善がせいぜいなところで、トップによるリーダーシップが発揮されなければ、改革は成功しない。
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沢渡さんの本は毎度のことながら問題点と解決方法に頷きしかない。会社のトップを始め多くの「会社人」がこの本を読んで世の中が変われば良いのにと思う。このコロナ禍の時代でもなお地方の改革のスピードは遅い。別にこのままで良いと思っている人多数。変わろう、変わりたい、変えようと思っている人、それを実行に移す人は本当に少ないと感じる。ヘルシーに対するアンヘルシーという言い方はcool。
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業務の棚卸しが参考になった。
Eliminate(廃止)仕事自体をなくせないか?
Combine(結合)作業を同時にできないか?
Rearrange(入替と代替)手順や担当を替えられないか?
Simplify(単純化)もっと簡単にできないか?
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アウトラインだけでも手元に置いておきたい。
内容はよくあるケースで、『あるある』と共感はありつつも、目新しい何かは特に無かった。
これから『改善』のキーワードに取り組む方には参考になると思う。
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すごく共感しました。
・トップダウンで、指示出した後に誰か意見を出してくれる勇者を待ってる。
・意見を出してもモンスターが沢山いる。
・中間管理職はそれどころじゃないから乗り気じゃない。
・結果勇者はその組織から抜ける。
この現状はすごい納得したのと、どうすればよいかの解決策もすごい腹に落ちました。
なにも思い残しないけど、組織も個人にもお互いによかったかもな。
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業務改善はなかなか難しいですよね。それを踏まえた上でどうやったら良いかの例示が書かれています。これだけでは無いと思いますが参考にしながら取り組んでいきたいと思います。
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累計24万部突破の問題地図シリーズ最新作!
「働き方改革」「DX」などのキーワードをくしゃくしゃっと丸めて、人事部門や経営企画部門にマル投げする経営陣。
「どうせ提案しても無駄」と現場はだれも本音を言わない。
若手が提案しても「それはあなたの仕事じゃない」「儲からない」と中間管理職が一蹴。
「RPAというのが流行っているらしい」とソリューションを導入してみるものの、まったく使えず、むしろ仕事が増えてしまう。
改善しようとすると、「なんで今さら変えなきゃいけないの!?」と抵抗される。
やる気はあっても、何をしたらいいかわからず、いつの間にか、なんとなく終息してしまう。
古い仕事のやり方に固執し、いつまでたってもアップデートされない組織を、どう変えていけばいいか?
業務改善・オフィスコミュニケーション改善士として300を超える企業・官公庁・自治体の現場に携わってきた沢渡あまねと、業務改善、IT化支援、RPA導入を推進してきた元山文菜のタッグが教えます。
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所属する組織に対して、不平不満、要望ばかりじゃ自分がつらいだけだと気づいた今、勇気を持って声をあげることが大事になってくるなぁと思う。その時のテキストになるかな。
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「変化は、言語化によって評価してください(91頁)」テレワークなどの組織風土や文化の変化は数字ではなく、利用している当事者からの評判などを発信して、広く受け入れてもらう工夫が必要なのかなと思いました。いずれにしても、短期間で処理できる仕事を忙しく繰り返しているだけでは中長期の変化に対応する思考が生まれないようなので、余裕がある状態を保つことは大事なことだと思いました。
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タイトルの通りの本
業務改善における問題の発見からソリューション導入までの実行難易度的な谷の深さを認識してその谷をどう攻略するかのヒントを与えてくれる本。
内容は地に足をつけてて思わず「わかる〜」といいたくなるものばかり。現場でコンサルをしているノウハウの賜物だろう。
組織の改善には立場(インセンティブ)が異なるステークホルダーがいるために猪突猛進・恒常論的な「カイゼンだー!」は出来ませんよ、これはこういう仕組みがあるからですよ、と俯瞰できる。
組織や業務改善がミッションになりがちな経営企画、人事総務や経営者が読めば自分の取り組みの課題を見つめる機会になるし、そうでない人が読んでも上述の通り、自分の視野では気づけない、感知し得ない組織の利害関係があるんだなということがわかる。
いざ実行となるときに鍵となるのは人間力だろう。
人間観察、人心掌握、交渉術、政治力etcetc
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改革→現状否定というニュアンス。改善は現状肯定
KPT キープ、プロブレム、トライ
プレゼンス:認知および存在価値
ソリューションは魔法の杖ではない。
定着が肝、ベンダーはその後の効果しか語らない
導入時はトップ層のメッセージも添える
ルンバという例え話。→ルンバを使うためには床に物がない状態にしないといけない
業界改善フレームワーク ECRS
廃止 結合 入れ替えと最新化 単純化
抵抗勢力
→〇〇すると損をするではなく得をする、と思わせる
ステークホルダーマッピング 二次元、重要度
変化は定性的に、改善は定量的に評価
出て来たアイデアに点数付
コスト、範囲、ベネフィット
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業務改善を進めるにあたっての職場によくある課題や事例がリアルに描かれていた。多くの企業は、制度や個人スキルにフォーカスした働き方改革をするが、場やプロセスの観点も大事だとし、具体例を紹介しながら対策が書かれている。
職場の働き方改革の問題点がうまくまとまっている。
KPT(Keep, Problem, Try)やECRS(Eliminate, Combine, Rearrange, Simplify)など、真新しさはないが、そうだよねーうんうん、という感じで読みやすくて3〜4時間で読める。
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https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11639-2 ,
https://amane-career.com/ ,
https://www.rebucul.com/
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業務改善を目的としての主発点は、ちょっと違うのではと始めに違和感がありました。
業務改善を阻む要素は、六つ
1 問題意識がばらばら
2 無力感
3 中間管理職ブロック
4 ソリューションありき
5 抵抗勢力
6 三日坊主で続かない
4で、エクセルが最高のソリューションとは、おおいに賛成
回りにない異分子を入れて新しい視点で改善を進めましようがメッセージです。
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著者の職業を考えれば納得なのだか、随所に「プロに頼もう」としつこく書かれている。
この手の本でイラストや太字が多くて、章や項の一つ一つが短いものって普段本読まない人に向けて書かれているんだろうな。全体的に、良く言えばフレンドリーで口語的、悪く言えば専門性が低く内容が浅い。
QC活動を知っていれば内容はどれも既知のことばかり。
中盤なんの注釈もなくヘルシーと連呼されたのは不快感さえ感じた。(健全、正常みたいなニュアンスで筆者が好んで使う様子。
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腰が重くなるテーマを読みやすくまとめた一冊。「働き方改革」という言葉が浸透してきているからか、若者や女性に向けたような可愛らしく読みやすいビジネス書が近年増えているように思います。
「業務改善」が必要な理由、そしてそれを阻むモノへの対処法などがおおまかに書かれており、「今のままじゃ何か良くない気がする…」という「何か」に気づくことができる、まさしく現在地を確認するための地図を開くような気持ちで読めばいいかと思います。
個人的には「業務改善を阻むモンスター」の章にひたすら共感でした(笑) 組織内の仕組みだけでなく、最も繊細で書きづらいであろうヒトについても言及されているところから、著者の豊富な現場経験を感じさせられました。