投稿元:
レビューを見る
塾の先生が書いたロシアの歴史。
本当にごめん。一冊では分からない・・・。
まあ本書は世界史の教科書のロシアの部分だけを引っ張ってきて、そこだけ並べたような本なのであるが、とりあえず、
ロシアの誕生から現在までをざっと把握する
という為だけに読むのであるのなら役に立つかもしれない。
でも、表題に『一冊でわかる』と書いてしまうのはどうかと(笑)。
まあ、ロシアのようなヨーロッパの国の一つとして考えても超複雑な国の歴史を一冊で理解しようとするのは読者の方が考え方が浅はかすぎるのかもしれない(反省、反省)。
というわけで、僕はしっかりとした歴史書や参考書を紐解きながらちゃんと勉強します!はい!
投稿元:
レビューを見る
中世あたりをものすごく端折ってる、まぁこのボリュームならこの駆け足感は仕方ないかなぁ…。近代についても、なぜそうしたかの部分は全然深入りしていないので、その辺りは他の詳しい書物に任せると言うことなのでしょう。
私もちくま文庫のソ連史を読むために読んだ本だから…
投稿元:
レビューを見る
全体的に事実の羅列って感じでもったいないなーと思った。用語の説明とか、事件の背景とか意味とか、その辺もっと踏み込んでほしかった。後半特に普通の世界史の教科書的な内容ばっかりで残念。中世?とか古い時代のお話をたっぷり目に入れてくれてたらよかった。
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りた。
ただ歴史の事柄を並べてるだけで、読みにくく感じた。例えば、「モンゴルはロシアを支配したが、西欧へ攻めるのは諦めました」…なんで!?ロシアはザコで西ヨーロッパは戦わなくても分かるほど強いの?意味分からん。等
投稿元:
レビューを見る
もうちょっと、歴史の先生にあるような、横道にそれる感あってほしかった。
史実がつぎつぎ挙げられていく感じ。キエフ・ルーシあたりは楽しい!
投稿元:
レビューを見る
シベリア鉄道が出来た経緯、モンゴルの脅威、コサックの誕生、社会主義、スターリン等による独裁、ソ連、経済自由化によるマクドナルド等海外貿易の流入、プーチン政権、といったロシアの歴史がざっと追える本でした。
投稿元:
レビューを見る
ドストエフスキーの罪と罰を読んで、時代背景を知りたいと思ったので、図書館で借りてみました。ざっくりとした流れを掴むには良いですが、やっぱり一冊でわかるわけもなく、説明不足な部分も多かったですね。ドストエフスキーが生きた、革命の萌芽が見られ始めた19世紀初頭あたりからの歴史はかなり複雑、かつそれらが市民に与えた影響まで知りたかったので、もう少し詳しく書いてある本を読んでみようと思いました。
投稿元:
レビューを見る
〇ロシアって、どんな国なんだろう
ウクライナとの関係は?日本との関係は?と、思ったときに
〇複雑怪奇な歴史!
この一冊は入門書で足掛かり。ひろげていかなくちゃ;
〇ロシアスポーツ大国の記述について、「きびしい環境だからこそ、スターはたったひとりではなく、何人もの世界王者が…」については、これからのスポーツアスリートの環境を考えると再考の余地があるように思った。
ロシアのアスリートは凄い選手が多いけれども
1:キエフ・ルーシ
広すぎる国土、ロシア人のルーツ
キリスト教とロシア
モンゴル帝国とロシア
タタールのくびき
☆キュリロス
キリル文字の発明
2:モスクワ大公国
「ロシア」のはじまり
1460~1480にかけて、イワン3世がキエフ・ルーシをモスクワ大公国に併合→ルーシがロシアと呼ばれるようになる?
イワン3世…ツァーリを名乗る
16世紀、雷帝:イワン4世
☆ロシア料理
シベリアやアジア、フランスの料理を取り入れて発展
☆イワン1世
謀略のお金持ち政治家
3:ロマノフ朝の成立
ロシア正教会の独立
農奴(移動の自由がなく、生涯領主に支配される)
→逃亡。コサック(自由な人)後に政府の支配下に置かれる
ポーランドとの戦争 東へ
ウクライナはだれのものか
…当時のロシア西部
ロシア人やベラルーシ人と同じ東スラヴ系民族だが、ウクライナ人は言語や宗教が違う
キエフ・ルーシ時代の政治・経済の中心地、モスクワに中心地が移ってから廃れる
14世紀…ポーランドやリトアニアから軍事的な圧迫を受ける
16世紀…ポーランドとリトアニアの連合王国に組み込まれる
17世紀…ドニエプル川中流域のコサックの指導者がキエフの復活を目指し、キエフ神学校を設立
17世紀後半…コサックがロシアと組んで、ポーランドからの独立をはかる。が、ロシアはポーランドと共通の敵であるオスマン帝国と戦うため、ウクライナのコサックを裏切る。
ドニエプル川の右岸がポーランド領、左岸がモスクワ領として分割する協定を結ぶ
ピョートル大帝
スウェーデンとの死闘
探検家ベーリング
ベーリング海峡、アラスカへの到達
女帝エカチェリーナ
ポーランド領の分割支配、クリミア半島を含む黒海北岸
ナポレオンのロシア遠征
☆国旗・国章・国家の変遷
ロシア帝国→ソ連邦→ロシア連邦
☆ポチョムキン
女帝の献身的な愛人。軍人
4:19世紀のロシア
ツァーリへの反発
ニコライ1世
ナショナリズム、ギリシア正教会「体制に刃向かわない従順な精神」、交通網の整備、貿易。
革命思想は弾圧したが、農奴の立場の向上を目指した
ポーランドの直接統治
VS オスマン帝国
クリミア戦争
☆ロシアの文学史と文豪
ショーロホフ、ドストエフスキー、トゥルゲーネフ、トルスト��
5:帝国主義と大戦
日本と朝鮮をめぐって争う
皇太子ニコライ 大津事件
社会主義
レーニン ロシア社会民主労働党
日露戦争
ソヴィエトの誕生
血の日曜日事件、激動の1905
はじめての国会(ドゥーマ)と憲法
ストルイピンのネクタイ(政敵を絞首刑に送った)
☆スポーツ大国
☆ステッセリ
日本軍の包囲に抵抗した司令官
6:ロシア革命
第一次世界大戦
社会主義者は戦争するな
ロマノフ朝の最期
「臨時政府」と「ソヴィエト」
1917ソヴィエト政権の誕生
社会主義と共産党、赤軍、大いなる矛盾
☆ロシアの飛び地
サンクトペテルブルク、カリーニングラード
☆アナスタシア
最後の皇女
7:ソ連の時代
成立当初 ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・ザカフカース
書記局長(共産党)・中央委員会・党委員会、党大会
スターリン
一国社会主義
200万人の粛清
ウクライナを中心に「飢餓輸出」の犠牲者600万人
大戦の犠牲者2600万人
トロツキー 世界革命
五カ年計画
スターリン憲法
第二次世界大戦 日本となぜ戦ったのか
エルベの誓い
経済相互援助会議 COMECON
ワルシャワ条約機構
朝鮮を代理戦争
フルシチョフ(ウクライナ人)
スターリン批判
ガガーリン、人工衛星
キューバ危機
中国との対立(スターリン時代は仲が良かった)
ブレジネフ(ウクライナ人)
スターリンの名誉回復
ブレジネフ・ドクトリン
社会主義共同体の利益のためには、一国の主権が制限されることもある
プラハの春 チェコスロバキア
アフガニスタン
モスクワオリンピック
ゴルバチョフ(共産党 書記局員)
チェルノブイリ原発事故
ペレストロイカ
東欧への政治干渉を弱める
1989ポーランドで非共産党政権発足
ハンガリー・オーストリア間の国境開放
東欧革命
冷戦の終了
1990大統領制導入
1991戦略兵器削減条約
☆世界2位の軍事国家
☆パステルナーク
不遇の詩人、ドクトル・ジバコ
8:現代のロシア
エリツィン大統領
ウクライナ・ベラルーシ・ロシア連邦共和国…独立国家共同体
チェチェンの弾圧
経済の自由化
プーチン
統一ロシア
当初、対テロでアメリカとの協調
コーカサスの紛争
ウクライナへのロシア軍派遣 クリミア半島併合
→2036年まで続投か
☆カイド・ホーヴェルソン
把瑠都、力士
投稿元:
レビューを見る
いろんな用語の意味が分かった。
リューリク朝→その貴族だったロマノフ朝。
ツァーリに女性がなったり、ツァーリの姉が裏で何かしようとしていたり、ロシア女性は強い。
ツァーリが後継ぎ指定しなくてもめたり、油断していて敵に先越されたり、なんか凡ミス的な失敗を繰り返している気がする。
どんどん話が進むので整理したい。
ポーランドからの独立を目指してロシアと結んだウクライナをロシアが裏切って、ポーランドと分割統治し出すとか、あの辺は昔からそういう土地なのか。
一番最初はキエフ公国から始まっていて、その頃ロシアの中心はキエフだった。
投稿元:
レビューを見る
今のウクライナ情勢を正しく理解する上で、ロシアの歴史を知ろうと思い手に取った一冊。
図表もあり、分かりやすくまとめられている。
投稿元:
レビューを見る
目次
1 キエフ・ルーシ
2 モスクワ大公国
3 ロマノフ王朝の成立
4 19世紀のロシア
5 帝国主義と大戦
6 ロシア革命
7 「ソ連」の時代
8 現代のロシア
・ソ連とは何だったのか?崩壊の原因は?
1 領土が広すぎた
他民族が居住し、皆ロシア人によって征服され支配されてきた。「いずれは独立を」と望んでいた。
2 社会主義を中途半端に実現しようとした
社会主義体制を維持するために巨大な官僚機構を作り上げたが、うまく機能できなかった。社会主義の実現以前に国の統治がうまくいかなかった。
2020.10.30初版 図書館
投稿元:
レビューを見る
正直、“ロシアって何!?”の時勢で買ってしまった感はある。
生まれてこの方、ロシア(ソ連)には3回驚かされてる。
①小学生の頃見た地図⇒なんだこのデカさは!?
②学生時のソ連崩壊⇒超大国がこんなあっさり崩壊!?
③52歳の今⇒プーチン何考えてる!?
この驚きと疑問の答えになるような内容は読み取れなかった。ただ、20世紀以降多くの国が移行した自由や民主、資本主義には組みせず、独自の道を歩んできていることは復習できた。
投稿元:
レビューを見る
かなりわかりやすい書き方。ギリシャのより理解しやすかった。なぜそうなったかなど、結果に対する理由も明確に述べられている。ウクライナ侵攻がなされている今、ロシアを深く理解したくて読んだ。数百年前からいざこざが絶えず、根が深い。
投稿元:
レビューを見る
ロシアのウクライナ侵攻から気になって読んでみた。歴史は過去のものではなく、進行形だということを学ぶ。
投稿元:
レビューを見る
長い歴史をこれだけのボリュームだけで分からせようとするには、どこかで端折らなければならず、どう短くするかは、著者がどこに興味を持っているかなのかな。
細かさと粗さのギャップに戸惑いながらページをめくったが、第一次世界前後からスターリン独裁までのソ連国内のゴタゴタは、理解出来なかった。年代が前後しながら説明されていたりするためか、やや難しい言葉が出ているためか、そもそもそれがゴタゴタの本質なのか。
2022年6月30日 8刷版だが、ウクライナ侵攻のことは、短く5行。トピックスとして書かれている日本総人口減少の記事と同程度だった。
しかしロシアの概略史を掴むには良いかも。