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虹色ダイバーシティの代表村木さんの著書。同団体には以前寄付したこともあり、別のLGBT支援の団体にも関わっていたことがあるので知っていることも多いだろうとは思っていたが、企業における取り組みの実際について知りたくて購入。
前半は村木さんの半生を振り返る内容。虹色ダイバーシティの代表として精力的に活動されている以降のことしか知らなかったので、立ち上げまでの経緯や想いを知ることができて良かった。
後半はLGBTについての基本知識や企業への施策導入のポイント、各企業の取り組み事例など、虹色ダイバーシティのコンサルティング実績や調査実績を踏まえた内容。基本知識については知っていることも多かったが、うろ覚えだった部分や混乱して捉えていた内容もあり、今後はこの本を参照すれば良いんだなと確認できたことがまず良かった。
企業の取り組みの実際においては、まだまだ都市部の大企業中心ではあるが、LGBTフレンドリーはグローバルスタンダードになりつつある大きな文脈や、実際に企業に施策導入する際の戦略や計画策定の視点、配慮すべきポイントなど細かな点まで書かれておりとても分かりやすかった。
地方企業や中小企業への展開や、すでに取り組みの進んでいる大企業での効果検証が今後の課題として示されていたが、その際にはトップダウンアプローチだけでなく、現場から空気が変わっていくことも必要になるはずなので、まずは多くのビジネスパーソンが常識の一つとして本書のような本を手にすることが必要だと感じる。
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コロナ禍になって1番残念なことは、多様性が少なくなったこと。あらゆる場面での差別を耳にします。それだけ、個人のゆとりがなくなったのかもしれないが。
この本を読んで多様性を少しずつでも、取り戻し、理解していければと思った。
本文の中にもあるように、レズ、トランスジェンダーなど、幼少期から社会的差別を何らか受けている可能性は高い。そのことも理解していかないとならない。
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#flier
いろいろな人がいる
誰かをバカにして笑いをとるのは周りに傷つく人がいると考えてやめるべき
著者自身がレズビアンのため、実体験をもとにひた主張が伝わってくる
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社会を変えていくために、自分になにができるか考えていきたい。
まずは、ジェンダーにかかる点も含めて自分のバイアスを修正することかな。
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・当事者が求める支援と、マジョリティが必要と考える支援との間にズレがあることについて気付くことができた。
・企業における担当者の積極性がいかに生まれてくるのか。そこは担当者のパーソナリティにもよるのかもしれないが、どうなのだろう。