紙の本
絵がかわいい!
2020/12/10 16:19
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙にひかれて手にとりました。リアルにそして、表情ゆたかに描かれた動物たちに目が釘付けです。ページの横にも絵があるので、すみずみまで楽しめます。そろそろふゆごもりでねむたくなってきたハリネズミ。なんとかおきて、冬の景色をみたいと思う様子が、その眠たそうになってくる表情からもうかがえます。ほのぼのとしたお話でした。
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〝ハリネズミのハリ-は、鼻をくんくん動かしました「おや、冷たい風が吹いてくるぞ。もうじき、雪が降るんだな・・・眠ってしまう前に、農場をひと回り、散歩してこよう。ぐずぐずできないぞ!」・・・〟ハリ-は、農場内の動物たちから雪景色の素晴らしさを聞かされて、眠るまいと決意するも、自然と目がふさがってしまいそうになる。その様子を見ていた女の子リサが、ハリ-を暖かな家の中へ連れていく。翌朝、目を覚ましたハリ-が目にしたのは、夢に見た見事な雪景色だった。・・・ジャン・ブレッドの名作『ぼうし』の姉妹編です。
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はりねずみのハリーが冬眠しようとすると、どうぶつたちがみんな、すばらしい冬の景色や楽しい雪だるまの話をしてくれました。ハリーもそれを見たくなって、起きていようとするのですが…。
ユーモラスな動物たちの表情が楽しい絵本です。ページの端っこのイラストにも注目!
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ジャン・ブレットのいつもの描き方で、お話しもとっても可愛らしい。どこにも文句のつけようがない素敵な絵本✨
めんどり、がちょう、ひつじ、やぎ、ぶたにポニーまでが、冬ごもりをするハリーにみんなで
「春までゆっくりおやすみ」
なんて挨拶に来る。それにもううんざりなハリー。
「ぼくだって つららや ゆきだるまや
ひらひらふってくるゆきや こおったいけを みてみたいよ。」
そういって、今年は冬中おきてるんだと決めるのですが…
こごえたハリネズミを、ちゃんリサが見つけてくれて、ハリーははじめてのふゆのけしきを、リサのお家の窓から見ます☺️
「ぼうし」も、この絵本もデンマークのフューン島にある農場を舞台にしているとのこと。
旅する画家ですね、ジャン・ブレットさん。エッセイなんかあったら読んでみたいなぁ
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絵が素敵でした。
ふゆごもりしたくないハリネズミさん
外の景色を眺めて
最後はやっぱ寝ちゃいました。
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図書館本。私の選定本。1人読みした長女がページの絵の構図の種明かしをしてくれました。冬眠する針ネズミのハリー。動物たちは冬の間の楽しいあんなことこんなことをハリーに聞かせます。冬を少し体験してみたハリーのお話。
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「吹く風が冷たくなり、雪の季節が近づいてきました。小さなハリネズミは、農場を歩きながら、いろいろな動物たちから雪景色の素晴らしさを聞かされます。ハリネズミは雪をみたいと願いますが、凍えるような夜がやってきて、自然と目がふさがってしまいます。ところが、その様子を農場の娘が見ていて、ハリネズミを暖かな家の中へ連れていきます。翌朝、目を覚ましたハリネズミが目にしたのは、見事な雪景色でした。それから毎日、ハリネズミは窓外の雪だるまや橇を見て過ごします。」
・この雪のつもった冬景色!わたしたちだって見たいよぉー!と、関西の娘たちは読みながらハリネズミがうらやましかったみたい。凍った池でスケートしたり、たくさん雪だるまをつくったり。憧れるね。
・「はりねずみって、自然界にいるんだ!そこらへんにいるの!?」ともびっくりしていた。
・農場なので、女の子は馬に乗ったり動物達と遊んだりしていて素敵!家の中にどうぶつたちが集まっちゃうシーンは、実際に起こったら大変だろうけど、娘たちは「いいなぁ!」と叫んでいた。
・心地よく眠るラストシーンのハリネズミが可愛い。
ほっこりほっこりする絵本。
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1ページ1ページが絵画みたいな作りで
絵だけでもめくるのが楽しみ♪
特にハリネズミのハリーが可愛いくって…