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紙の本
『徒然草』の中でこれまで見過されてきた真実を紙背から鮮明に炙り出した真に独創的な現代の名著です!
2021/02/07 14:05
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、国語学者で日本語史を専門に研究されている小松英雄氏の作品です。同氏には、『日本声調史論考』、『国語史学基礎論』、『いろはうた』、『日本語の世界7.日本語の音韻』、『仮名文の原理』、『やまとうた』などの名著があります。同書は、そうした作品t肩を並べる名著でもあります。内容は、『徒然草』といえば余りに名高い古典、研究し尽され最早疑問の余地などないかに見えるのですが、果してそうだろうかという疑問をテーマに話が展開されていきます。例えば「つれづれ」とは何なのか?「ものぐるほしけれ」とはどういう意味なのか?また「うしのつの文字」とはどのような文字なのか?次々問いを発するとき通説は急にその安定を失うと著者は言います。博大な学殖によるテキストの読み、重厚な論理的追究、著者の驚くべき炯眼は、見過されてきた真実を紙背から鮮明に炙り出した真に独創的な現代の名著です。
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