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紙の本
古代中国の『山海経』から、20世紀にカレル・チャペックが生み出したロボットに至るまで、書物を広く深く愛した著者ならではの幻獣奇譚集です!
2021/02/07 13:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、ドイツ文学を専門に研究されている池内紀氏の作品です。同氏は『池内紀の仕事場』(全8巻)、『カール・クラウス』、『消えた国 追われた人々』などの著作で知られています。同書は、マルコ・ポーロがスマトラで目にした一角獣、フランスの教会の壁面に刻まれた大耳人間、日光東照宮を彩る幾多の霊獣に、目まぐるしく姿を変える千変万化のバルトアンデルスなど、古今東西の書物に記された不思議で興味深い生きものたちをめぐるエッセイです。この書は、まさにボルヘスが語る「喜び」に満ちている書と言えましょう。龍のように洋の東西を超えて同じような想像上の生きものが生み出されるのはなぜなのでしょうか?人間はなぜ、くり返し、異様なもの、奇妙なもの、ときにはグロテスクなものを生み出したがるのでしょうか?こうした素朴な疑問に、著者は、軽妙洒脱な語り口でその奇妙な世界に読者を引き込んでいきます。古代中国の『山海経』から、20世紀にカレル・チャペックが生み出したロボットに至るまで、書物を広く深く愛した著者ならではの幻獣奇譚集です。
紙の本
人間の想像力
2021/03/18 17:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
世の通念と違ったものを正確に語ろうとするとホラ吹き呼ばわりされる。そんな世の中での鬼、妖怪、霊獣、幻獣そしてロボットの歴史をまとめた書。
紙の本
幻獣、霊獣
2021/03/04 21:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伝説や博物誌に記録が残る幻獣についての本かと読んでみましたが、より範囲が広く、フィクションに登場する存在にも言及しています。
冒頭のマルコ-ポーロの奇譚検証はおもしろかったのですが、その後の詩や小説の解説はあまり魅力を感じませんでした。残念です。
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