紙の本
死はもっと身近におこう。
2021/09/09 11:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
訪問診療で多くの「死」を見た医者の小堀さんとの対談。
たくさんの実例を踏まえて「死」を考える。
「いつか来る死」。わかっていることだけれども普段は考えていないもの。
でも、現代は死を遠ざけすぎる。
もっと死を身近に感じていよう、と言いたいことは単純。
だけれどもなかなかそうはできないのが現実。
たまにはこんな本でも読んで考えてみよう。
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20201209 タイムリーに死と向き合う内容。興味深い内容。家族で考える事も提案されていてなるほどと思った。死を身近に感じられるかが今風。
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小堀鷗一郎氏、Nスペで何度も観た森鴎外の孫であの在宅医療の先生ね。
写真の顔が違ってみえたので読むまで気づかなかったわ。
”食べたり飲んだりしないから死ぬのではなく、死ぬべき時がきて食べたり飲んだりする必要がなくなったと理解すべき。”(老衰の場合ね)
みんなまさか、死ぬとは思ってないんだよね。
かなり高齢になって体が動かなくなればわかるみたいだけど。
いろいろ死ぬことについて考えさせられた。
”死”は忌み嫌うものではなく、生の延長線上にあるものだってことも。
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淡々としている。読みやすい。
死は普遍ではない。
幡野夫妻のはなし、どこか型にはまった思考になってしまう。
寄り添うとか簡単に言えない。
損は綺麗事ではなく、本当に損であること。だから親切が本物になる。
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対談本はあまり好みではないが、これはよかった。最近死について考える機会が増え、得るところが多かった。一人一人の考察と対談を組み合わせる構成もよい。小堀先生は生活のために働くときっぱりと言いきるクールさが潔い。
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小堀氏の最前線の医者らしい冷静でちょっと突き放した感じのコメントが嘘がないように思えて好ましかったです。
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在宅医療をしている先生と糸井重里の対談がメイン。まだまだ先の話だけど、いつか自分も死ぬんだなと考えて生きることは大切だなぁ。自分はどういう風に死んでいきたいなぁと色々考えるきっかけになる本でした。
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母の在宅看護を控えて、大変参考になった。
在宅は、医師が看取るのではなく、家族が看取る姿勢が大事であると知った。
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ここ数年は、お守り札を持ち歩くように、「死」についての考えを頭の片隅に持ち歩いています。それは、ちっとも嫌なことじゃないんです。自分の体の衰えを感じたとき、身近な誰かが亡くなったとき。そういうときは、どっぷりと死のことを考えます。一方、「自分のお通夜はパーッと楽しくしたいな」と空想する日もあれば、赤ん坊と接して限りなく死が遠くに思えるときもある。いつでも真正面から向き合っているわけではありません。揺れ動いていて、考えが変わることもある。それでいいんだと思います。死とちゃんと手をつなげたら、
今を生きることにつながる⁉️
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人は必ず死ぬ。100%の事実。
その事実とちゃんと向き合うってどういう事なのか。人は死を体験できないし、身近な人の死も、そう沢山ある訳じゃない。だから、こうやって本で文章で噛み砕き味わっていける事がとても大切だと感じた。