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ピーターラビットで有名なビアトリクス・ポターが再話し、オクセンバリーが美しい絵をつけた赤ずきん。でも、なんともブラックなおはなしになっています。いいんですか、このラスト。ちょっぴり大人向きの絵本です。
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ペローの赤ずきんをポターが再話、ということで誰もが知る赤ずきんとは一味違う。それはそれでいいけど、子ともが初めて出会う赤ずきんとしては、オススメしない。
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ポターがどういう経緯でこれを書いたのかが気になる。
ヘレン・オクセンバリーの絵が大変美しい。
語りだけだと「ちょっと不吉」な終わり方になるので、気弱な方のためにちょっとした救いをイラストレータが用意したが、そうなるとなんとなくオオカミがかわいそうになる。
ポターはオオカミときこりも対比させたかったのではないだろうか。
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坂口安吾が赤ずきんの悲惨な結末に原風景を思い出させると行っていたので、駒込図書館で読んでみた。たしかに結末はあっけないほど悲惨やったけど、おどろおどろしい感じはない。
ただなんで子供向けの本でこんなに悲しい話やのにいまだに読まれてるんやろ?
教訓らしいものはなく、子供のおばあちゃんを思うやさしさと孫を待つ期待が、腹をすかせた狼に食われてしまうという善行や道徳を凌駕する暴力を讃美しているのか避難しているのか、僕にはわからない。
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赤ずきんちゃんからしたら、バッドエンドです。
絵も可愛く、私は結末も、なるほど。と、ストンと落ちる感じでした。
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ストーリーがごくごくシンプル。
えー?!?!というラストです。笑
海外のポストカードのような絵が素敵。
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ピーターラビットのポター氏による再話に、オクセンバリー氏の絵、魔女の宅急便の角野氏の訳、と『最強じゃん!』と思って手に取った本。
ポター氏による田舎の風景の描写が美しい。ちょっとオシャレで紳士的なオオカミも愛嬌がある。
そして誰も赤ずきんを目撃していないという不穏な状況…
いわゆる普通の赤ずきんを知ってる人が読むとラストに衝撃を受けるはず。
ただオクセンバリー氏によるとラストの絵でさらにその先を暗示しているとのこと。なるほど…