紙の本
自分自身の中にいるリーダー
2020/12/13 10:09
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
唐鳳 Audrey Tang へのインタビュー記事をもとにしたエッセイ集。彼女の自由な発想と考え方が現れた内容である。自分だけでなく他の人を解放し、自由にしてあげるポジティブフリーダムを目指すことを実践しているようだ。私たちも、個人としてメディアリテラシーを持ち、それを教えられる能力を身につける必要がある。経済活動のゲームを超えた働き方が、いわゆる「定年」後にあるという言説は、魅力的だ。
紙の本
多様性と社会的包摂の実現にむけて
2021/12/11 22:32
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投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
クーリエ・ジャポンのインタビュー記事をまとめたもの。
幼少期から現在までのあらゆるエピソードを交えながら、多様な質問に答える。
彼女の自由に対する考え方、多様性と社会的包摂はどこからやってくるのかが少し理解できたような気がする。
電子書籍
確か……
2021/07/23 15:36
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かで見たような記憶で読んでみました……そうそう、マスクの人!と、気がつきました!台湾に、あのマスク不足の最中、全国民にマスクを合理的に行き渡らせた人だったんですね……良いのですが、ちょっと……自信満々の書き方が……まぁ当然でしょうけど
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コロナになり様々な国が対策をこうじるなか
このオードリー・タン彼女(便宜的に)の名を耳にすることが増え、また好きな作家さんのおすすめもありこの本を手にとりました。
私が思っていた以上に宇宙的な本でした笑
悪く言えば聞きなれない言葉ばかりで、その部分が多い時は読みにくくて私にはとても難儀であったし、良く言えば未来的な視野の広さと一人間としての先の見据え方、問題解決への取り組み、平等性、全てにおいて尋常ではなかったです。
しかし全てを理解する必要も感じませんでした。
今の自分の等身大でこの本を理解する、自分の出来ることをする、また少しでも知恵をつけ様々な国の文化を知り、異なるものとローカルの部分を擦り合わせより良いものにしていけたらと思いました。
彼女が様々な自由について一つの議題に対しあがってくる問題点と問題点を視える化し、解決策としてどちらかが譲歩し犠牲になるのではなく、どちらともが納得できるものを導きだすことは本当にすごいと思った。きっと取り組みをオープンにし風通しをよくすることにより個の利益、私利私欲を交えたマイナスのいらぬ感情を出すことなく本当に問題を解決しようとする姿勢に前ならえなっていくのかなと感じた
右利きでもいい。左利きでもいい。誰かが決めた「
正しさ」に合わせていたのは、過去の話です。
どちらでもあるし、どちら側にもなれる。
どちらも含むのではなく、全てを含む。
どちらも尊重するのではなく、すべてが尊重される
「家族」に限らずあらゆる語に明確な定義というものは存在しない
語の意味とは、部分的な共通性によって成り立っている
香港の運動スローガン『水になれ』
人間がもつイマジネーションの可能性は無限大
いかに優れていようと、カリスマであろうと1人のリーダーより一人一人の力。
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20201202 読みやすいのでついでにでも読める。持ち歩いて空きができたら読んでという読み方でも言っている事はわかる。これからの主流の考え方なのだろうが無理しないでついて行こうと思う。
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台湾におけるコロナ対策のキーパーソンとして、一躍有名になった感のあるオードリー・タンさん。かく言う自分も、この方を知ったのは2020年に入ってから。良い機会なので、インタビュー本である本書を手にとってみた。
冒頭からいきなり引き込まれる。
> ネガティブフリーダムからポジティブフリーダムへ。前者は個人の自由の獲得。後者は外界の他社や何かを解放してやること。
まさしくこれまでの自分の人生とは、ネガティブフリーダムの積み重ねだった。20代は自分のために、30代からは人のために生きようと決めていた。そして自分はいま29歳。なんという良いタイミングでこの本を選んだんだろうか。
インタビュー内容は多岐に渡る。ジェンダー・仕事・言語・AI・価値観、など。多岐にわたるが、語り口は易しい。おそらく若い読者や、読書慣れしていない読者でも問題なく読めると思う。
さらに、台湾の社会体制についても学びを得られる1冊。台湾が2重国籍を認めているのは知らなかった。バイリンガル教育にも力を入れているようで、かなり国外にも開けている印象。自分の将来の選択肢として、台湾に一定期間滞在して、現地で働いて、そして国籍まで取得してしまう。そういう未来も無くはないんだよなと。
面白かった。インタビュー本なのでそこまで深い内容ではないけど、読み物としては面白かった。
(書評ブログもよろしくお願いします)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%B8%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99_%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%B3
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最初に自由を
ネガティブ・フリーダム
ポジティブ・フリーダム
の2つで定義してあり、自分が求めている自由とは何なのかを考えさせられます。
そして、これからの時代に目指す自由とは。
多くの人が自由を受け取り自律的に生きる、そんなことを考えさせられる本でした。
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この本を読んで台湾に移住したくなりました。笑
みんなが安心して幸せに暮らす世界は、台湾にヒントがあるかも。と思えるくらいの本。
国民への信頼があるから、規制緩和できる。対応策、システムがしっかりしてるから自由になれる。
逆に日本は、国民と政治家が相互に信頼し合ってないのだな...と、まざまざと感じた。
本の中でオードリータンさんの優しさがあふれてて、『強さ』とは優しさと、知性の事なんだなと確信。
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自分はビジネス書チックに読もうとしていましたが、その観点で読むと少し高尚すぎる気がしました。
かなり目線は高い/特殊な部分はあるため、自分が追い付けていないのかなーとは思います。
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コロナで閉塞的生活をしている今ですから、あらためて自由について考えさせられました。彼のこれからを大いに楽しみです、
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1月29日読了
他のオードリータンの本を読んだ後だといささか中身が薄い気もしたが、
何事に対しても中立で柔和なオードリーが今回は自由=何かからの解放・脱却をテーマにしているぶん、言葉や意思も強いように感じた。
日本の政治社会問題にも多々言及されていた点がユニーク。
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「自由」をテーマにあらゆるコンテンツの中で台湾の政策や事案を基に人間の共存について語った本でした。台湾の素晴らしい政策、システムに触れ、イノベーションとはこういうことを言うのだなと深く考えさせられました。
喫緊の問題であるコロナ対策にも触れてあり、タイムリーな話題でタイミングとしてもとても良かったです。
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「自由)セレンディピティ!「流浪の月」の次にオードリー・タンの「自由への手紙」を読了。
大事なことは、
ポジティブ・フリーダム
透明性
自分にたくさん質問する
インクルージョン(包括)
安全だと感じる場所を持つこと
ハッシュタグという「声」を出し、広げ、巻き込んでいくこと
誰かが決めた正しさはいらない
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オードリー・タンさんの1時間のインタビューをまとめた内容。もうこの方の考え方に惚れてしまう。
当たり前だけど、15年前〜25前に暮らしていた台湾と比べて新しい動きや新しい空気が行き来していて、もう一度台湾という地に根ざして台湾の進化を感じたいと思わせてくれる。
全てを尊重し、それを実現させる彼女がカッコよくて痺れました。
左利きでも右利きでもどちらでもいい。誰かが決めた正しさにもう合わせなくてもいい。
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台湾にすごい大臣がいるとは聞いていたものの,あまり興味はなかったんだけど,たまたま本屋さんでこの本を見て買って読んでみた。
内容は,至極ごもっともなことを言っているだけなんだけど,それが通るっているのが,すごいんだろうな。台湾,うらやましい……。