0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんで見つけて、いいなと思いました。台湾料理が好きで食べに行くことはありますが、お弁当を台湾料理にしようと思ったことがなかったので挑戦してみたいと思いました。
投稿元:
レビューを見る
五香粉(うーしゃんふぇん):中華風になる調味料
米酒
ウーツー:台湾風ウスターソース、若干の酸味あり
ミルクフィッシュ
ブロッコリー炒め:にんにく、塩胡椒でいためる
卵焼きにツァイプーをまぜる(たくわん、切り干し大根で代用可)
地爪粉:さつまいも由来の粉
投稿元:
レビューを見る
こういう本たくさん出てるけど、これはけっこう読み心地がよかった。お弁当を通じて台湾の人たちの人間どうしのつながりの濃さとか、元気いっぱい自分のおかれた場所で生活している感じがよかった。本で知るのは一部分だろうけど、お弁当を紹介してくれている皆さんが幸せそうに感じられた。
いつもながら、レシピなくてもいいのになあ。台湾のお惣菜つくるのなんて日本でまねしきれないもの。写真で見せてくれるだけで十分楽しい。
投稿元:
レビューを見る
台湾で暮らす人びとの生活を映すお弁当とそのレシピ。
料理本というよりは生活史のなかのお弁当にクローズアップした一冊。台湾といえば外食文化のイメージが強いけど、職場や学校にお弁当を温めるための大きな蒸し器があるくらい、弁当派も多いらしい。ベトナムかどっかのお土産でステンレスの二段弁当箱をもらったことがあるけど、そもそも蒸し器に入れても平気なようにステンレス製なのだということは知らなかった。
台湾では大きいホットクックみたいな電気調理鍋が一般家庭に普及していて、これもお弁当を温めるのに使えるし、もちろんおかずを作るときも活躍しているようだ。場所取りそうだけどすごく便利そう。紹介されている10人(観光関係の仕事に就いている人が多い)のお弁当の写真はとにかく味覚を刺激する。おなじみの茶葉でひび割れ模様をつけたタマゴのレシピも勿論載っているし、漬物を上手に利用したおかずが多くてぜひ参考にしようと思った。高菜入り豚肉団子は絶対に作る。にんにくしょうゆの味付けが多いのも、おかずをいちいちアルミカップに入れたりしないのもそれでいいんだと勇気がでる。
冒頭の「お料理の前に」「レシピページの見方」があまりにも親切で面食らったのだが、お弁当から自炊をはじめる人のハードルを限界まで下げつつ、広がる楽しい世界も教えてくれる本だと思った。