紙の本
無から始まる
2021/01/15 13:19
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ずっと読みたいと思っていたハクメイとミコチの出会いエピソードが描かれている!
これだけで必読の価値有り。
ミコチと出会ったばかりのハクメイは疲れ果てていて無表情だったのは意外。
無からだんだんマキナタでの時間を積み重ねて今の表情豊かなハクメイになった、それが嬉しい。
他に巨大カボチャ育成、カーネリアンに困るジャダさん、車掌さんたちのデート、蜂蜜館のイベント、ハクメイの風邪、司書さんの読書三昧、イワシさんと大家さん、騎鳥便、ハクヨさんのお料理、大きなみんなの集会。
全てその豊かさが楽しい素敵なエピソード揃い!
紙の本
「すまん、かぼ助。腹が鳴ってしまった…」
2021/02/28 10:16
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投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず美麗な画に感服します。サイズ感が際立つお話が好きです、ハクメイが柘榴を食べる場面とか…。大きくて硬いかぼちゃ、どうやって切るつもり?イワシでも一苦労だろうに…。
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ファンタジーのようで現実的な、ハクミコワールドは変わらなくて、ゆっくり味わいました。かぼちゃあり、恋愛あり、出会いの記憶あり。
今回も仕事に対する姿勢や他者への優しい距離感を感じることができて幸せな読後感でした〜…。
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やぁ、安定して面白いなぁ。市井の人々の交流、新たな視点がまた、紹介されて、奥行が広がる面白さだわ。(今回は視線の大小がイチオシだわ。)
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【あらすじ】
たとえば里芋を食べる時、それが自分と同じ大きさだとしたら?たとえばニンジンを切る時、剣のような包丁を振りかぶるとしたら?身長9センチメートルのハクメイとミコチ、ふたりの生きる世界では「大きい」と「小さい」の基準が私たちの世界とまったく違うのです……!
育てた野菜がまるまると大きくなってしまう「カボチャとやぐら」、タヌキやアナグマたちと食卓を囲む「大きな集会」、鳥に運ばれて空を飛ぶ「臆病者とズキンガラス」など、最新9巻は「小さなひと」が「大きなもの」を味わうエピソードが楽しめる! さらにふたりの出会いを描いた一篇「出会いと草刈り」も収録。ミコチがまだひとりで暮らしていた頃に突然訪れた“その日”の思い出が、ついに語られます。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
毎年楽しみにしている「ハクミコ」の新刊発売日、1/15が今年もやってきました!
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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呼んでもらって集って楽しく過ごす
個々は孤独でも何処かに仲間がいるのは幸せ
好きな事できる事があるのはいいな
司書さんの本好きいいね
料理 鉄道もね(^^)
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ハクメイとミコチの出逢いのエピソードがようやく描かれました。良かったです。カバーイラストで廃車両の集会所が描かれているのが細かくて好き。
今回も美味しそうなものがいっぱいでした。蜂蜜カモミール飲んでみたい。
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身長九センチメートルの小人、「ハクメイ」と「ミコチ」をはじめとした、その世界の住人や友人たちの日々の暮らしを、淡々と表した連作集。
連作集と書きましたが、基本は一話完結の短篇なので、この巻から読んでも楽しめると思います。
が、おそらく、個性的な登場人物の存在が気になり、ハクメイたちとの出会い方も含め、最初から読みたくなること、うけあいです。
なんて書きましたが、そもそも主役のハクメイとミコチの出会い自体、まだ明らかではなかったのですが、この巻で念願の! これについては、読んでのお楽しみということで。ちなみに、「イワシ」の住居も初公開されてます。大家さんとの交流が温かい。
世界観については、コンピュータなどのハイテク産業や家電はなく、西洋の中世ファンタジーに近い感じですが、戦争などのバトル要素はなし。それから、「どうぶつの森」の感じが少しあるかも。
ただ、その世界には、偉大でかけがえのない歴史と時間が、しっかり息づいていて、この9巻までのハクメイとミコチの仲間達の交流の積み重ねや、過去や未来が、ちゃんと物語に根付いているからこそ、物語の内容が深くて面白い。
「ウカイ」の弔いを毎年やっていることもそうだし、ハクメイが昔、緑尾老のキャラバンにいた過去があることも、たまに登場していた車掌さんのデートにしても、ハクメイ達の会話によって、過去の時間の存在を知る事が出来るし、ファンの方なら、過去の巻のあの話との繋がりで楽しめたり、世界が確かに息づいていることで、読者もその世界の住人になったような気分を味わえる。まるで、ハクメイの頭にのっているクワガタの「コハル」みたいな視点で。
また、今回は改めてハクメイの性別不詳のネタが騎鳥便にあって、それがまた妙な面白さを出しているのですが(イワシの大家さんが一発で見抜くシーンは、さすが女性だという、作者の細かい設定の作り込みの凄さ)、確かに、ミコチに看病されている話を見ると、完全に旦那みたいになっていますよね。
個人的に印象深かったのは、司書の「キアン」が休みの日に図書館で過ごす話で、現在、私の近所の図書館が、全て休みになっている状況なので、またこのキアンのように、落ち着いて楽しめるひと時を望みつつも、今の過ごし方を楽しもうと思いました。
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漫画喫茶で読みました。
カボチャ育てたり、カーネリアンと乗り合わせたり、車掌デートだったり、十三回忌だったり、病気したり、馴れ初めだったり、司書の休日だったりイワシの休日だったりカラスから落ちたり超速料理や大型動物の食事会。
カボチャの実に水をかけても意味ないと思うのだけど。
根っこにかけなきゃ。
風呂シーンがあるけど、ミコチって少し下っ腹出てるのね(リアル)。
ジャダとカーネリアンのタクシー回とカボチャ回は同じ時間帯なんだろうか?
っていうか、この世界で雨の日に外にいるのって命懸けなんだな。
騎鳥便のときも雨のせいで三人がのべ4回も死にかけてるし。
いちおう出会いが描かれてるけど、ここからどうやって二人で住むことになったんろう。
いくらなんでもハクメイの目が死にすぎなので、緑尾狼と別れた後に何かあったんだろうか?
やっぱサイズの違いによる苦労の話とか面白い。
普段は釣り漫画を読んでも釣りをやってみようとは思わないのだけど、この巻の あとがき を読んだらちょっとやってみたくなった。
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9巻まで一気読み。
薦められていたけれどなかなか入り込めなかったものが時間を置いたらハマるものに。
設定が細かくて面白いです。
アリエッティもそうですが、不便そうではあるけど小さいものの世界、面白そうです。
お料理とか家とか、いろいろ手作りしてるのがいい。ハクメイとミコチの知識、意欲に脱帽。
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このマンガは本当に凄い。
いつ読んでも、どこから読んでも面白い。
ミコチの『かぼちゃ食べ頃宣言』の場面はいつも笑える。
大きな動物も、身長9cmの小さな人達も共に生きていく愛すべき世界。素敵な図書館もあり。