フランクリン・ローズヴェルト 大恐慌と大戦に挑んだ指導者 みんなのレビュー
- 佐藤 千登勢 (著)
- 税込価格:968円(8pt)
- 出版社:中央公論新社
- 発売日:2021/01/19
- 発送可能日:1~3日
新書
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紙の本
アメリカ史上唯一四選されたローズヴェルト大統領の生涯を活写した一冊です!
2021/03/01 16:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『軍需産業と女性労働』、『アメリカ型福祉国家の形成』、『アメリカの福祉改革とジェンダ』といった興味深い著作を発表されている加藤千登勢氏の作品です。同書は、フランクリン・ローズヴェルトについて書かれた書です。ローズヴェルト氏はアメリカ史上唯一四選された大統領であり、在任中には大恐慌と第二次世界大戦という未曾有の危機に直面しました。内政では大胆なニューディール政策で景気回復に努め、外交ではチャーチルやスターリンと協力してドイツ・日本と戦い、勝利への道を開いた人物でもあります。ポリオによる不自由な身体を抱えつつ、いかにして20世紀を代表する指導者となったのでしょうか。妻エレノアらとの人間模様も交えながら、生涯を活写した一冊です!
紙の本
稀代の構想家
2021/01/30 07:49
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投稿者:Cuckoo - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴代のアメリカ大統領のなかでも特に評価の高いフランクリン・ローズヴェルトですが、その生涯や経歴について書かれた本は意外にも少ないです。
本書では、同氏の生い立ちから政治家デビュー、そして世界恐慌と第2次世界大戦への取り組みまでがコンパクトにまとめられています。
世界恐慌下のいわゆるニューディール政策については、公共事業によって経済を活性化するという現代では一般化した考え方が、当時いかに新しいものだったかが理解できます。
また戦時下での外交戦略、特にイギリスやロシアとの関係構築においては、世界のあるべき姿を見据えた、ローズヴェルト氏の深謀遠慮が見て取れます。
本書が面白いのは、こうした大統領としての実績に加えて、自尊心、繊細さ、そして妻や子供との関わりなど、ローズヴェルト氏の人間味あふれる姿が描かれていることです。幼少期のエピソードから丹念にたどっていくことで、同氏のパーソナリティーがいかに形成されたかがよく分かります。
歴史書にありがちな堅苦しさはまったくなく、非常に読みやすい文章です。政治家を志す方だけでなく、構想力を磨きたいビジネスマンにもおすすめの一冊です。
紙の本
たしかに
2021/07/19 08:31
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的には、フランクリン・ローズベルトはTVA事業を企図した大統領ということが強く思い浮かぶ人物だ。彼の政治的背景やセオドア・ルーズベルト大統領との関係なども知ることができ、大いに参考になった。大恐慌や世界大戦という危機的状況に対応した姿は敬服する。
紙の本
危機の大統領
2021/01/18 09:24
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投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカ合衆国の歴史で危機の時代と言えば、独立当時、南北戦争、そして大恐慌から第二次世界大戦の時期でしょう。その時代の大統領と言えば、順にワシントン、リンカン、ローズヴェルトです。そのどちらも、アメリカ史上評価の高い大統領です。そのうち、本書ではローズヴェルトの人となりや大統領としての活躍をコンパクトな一冊でまとめたものである。
紙の本
入門編としてはまずまず
2022/09/28 13:10
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
重要でありながら新書で手軽に読めるローズヴェルト伝がなかったのでまずはこれを歓迎したい。ある程度知識がある人にとっては新味はあまりないかもしれないが、入門編としての役割は果たしてくれている。
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