紙の本
応援したくなる!
2022/07/18 09:02
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投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
五十鈴屋は呉服屋なのに、その呉服を売ることができなくなる、という、最大のピンチをどうやって切り抜けていくのか。
これまでにない危機を、幸の前向きな向上心と機転でどうやって乗り越えていくのかが最大のポイントです。今度ばかりはと思う場面もありますが、これまでも知恵を絞って乗り越えてきた幸だからだいじょうぶなはずと信じて、応援しながら一気に読み終えてしまいました。なんどでも繰り返し読みたい本です。
紙の本
あたたかい気持ちに
2022/05/24 16:05
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投稿者:mic - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻でショックが大きかっただけに、実りに繋がったいくつもの芽がどれも嬉しい。お梅どんの夢も叶って良かった。
菊栄がとにかくカッコいい!幸と器量は双璧を成す?いやそれ以上か。
賢輔の心の内が時折覗くのが興味を惹かれる。
紙の本
去る者あれば来る者あり
2021/11/20 07:16
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投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
去る者あれば来る者あり。結が去って菊栄が江戸に!ついでにお梅も。この巻では、いろんな縁がつながって、徐々に形になっていく姿に感動させられました。こういう場に居合わせたい、と強く思わせられます。最後は区切り良く終了となり、次巻以降、またまたの新展開に期待です。
紙の本
江戸時代に引き込まれて
2021/06/21 16:27
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投稿者:れい - この投稿者のレビュー一覧を見る
高田さんの本は、「みおつくし」以来のファン。江戸時代の人々の暮らしぶりが見えるようです。人として懸命に生きる姿に、心打たれます。けっこう泣きながら読むことも。舞台を務めることができるほど、セリフも覚えたり(笑)次回号が、楽しみでならない本のひとつです。この本の影響か、東海道を全て歩いてみたくなりました(笑)これは、夢でなく実現させたい。
紙の本
あきない世傳金と銀 10合流篇
2021/02/22 09:20
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第10弾
待ちに待った新刊
あっという間に読んでしまいました
心を落ち着けてもう一回じっくり読みます
登場人物の知恵と努力に感服
そして高田先生にもあらためて感服です
やっぱりお話はハッピーエンドで締めくくってくれたほうが
「買うての幸い、読んでの幸せ」
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逆風に負けない幸たち五鈴屋の仲間たちが大好き。
今回も、その絆が、温かい気持ちが周囲を動かしていく。
無料の指南を受けたおかみさんたちの気持ちが嬉しいし、火事見舞いからことが進んだりして心にぽっと灯がともった気がする。
それに、気になっていたあの2人にも、ね。
菊栄もかっこいいね。
江戸に大きなうねりを巻き起こした五鈴屋。
音羽屋なんてぶっとばせっ。
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シリーズ第10弾
シリーズで初めてではないかと思えるくらい、苦難がなかった(笑)
新たな商いに向けてじっくりと腰を据えた1巻だった。
菊栄とお梅も加わり、五鈴屋江戸本店も華やかになった気がする。
幸と菊栄、共に女としての才覚を持つ友が近くにいることで、お互いが更に精進していくことだろう。次巻では菊栄の商いも動きそうだし、こちらも楽しみ。
お梅が幸せになれてよかった。
結がまた波風を起こしそうで、安心はできそうにない。
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十巻も面白かったです。この所は、ハラハラしたまま終わらないので安心して読み終える事が出来ました。
菊栄さん素敵だし、梅松さんが案じてた型彫師の誠二さんが脱藩(?)して江戸へやってきたのは大変だっただろうけど心強いです。大吉くんいい。
花火のシーンとても良かった。賢輔明らかに貴方…ってなったので結ちゃん鋭いな。。
五鈴屋の浴衣が巷を席巻してるの凄かったです。湯屋の皆さん、「当日気に入らなければ着ない」って言ってたのに皆さん着てるのかわいい。文中でも書かれてたけど、柄のある浴衣って画期的だっただろうな。普通の服だけど下に着てるもので遊ぶ、みたいなのは今でも粋だし気分は上がります。
お梅どんと梅松さんもお幸せに。よかった。。
五鈴屋快進撃。続きも楽しみです。
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1人、2人と五鈴屋のもとに仲間が加わり再起を図る、まさに合流の巻。
幸の周りに集う人は皆、精魂込めて仕事をしている。一体どうやったらこんなにも懸命に仕事ができるのだろうと思ってしまう。もの作りというのはとくに、情熱があらわれるものなのかもしれない。懸命に手を掛けたからこそ、その成果が見られる時や、他人が手がけた逸品を前にした時などに、しぜんと武者震いが起こったり、感極まって涙したり、するのだろう。今の自分とは程遠いかれらの姿勢、情熱の注ぎ方に圧倒されるばかり。
川面に映える藍色の浴衣が鮮明に脳裏に浮かびつづけ、きらきらとかがやくようだった。
あと、お梅どん・・・うっうっ(嬉涙)
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待ちに待った新刊!
ヤキモキ気を揉んだ浴衣の新図案の開発、そしてついに最高のお披露目!
あっという間に読んでしまい読後スカッとした。
あの浴衣を映像で見たい!
けど見れないからこそ、想像が膨らむ。
小説の真骨頂、小説だからこその醍醐味。
至福の時をありがとう。
まだまだ続きが楽しみ!
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浴衣爆誕のスカッと巻。
五鈴屋も、お梅どんもよかったねぇぇぇ。
そして菊栄さまの粋でかっこいいこと。惚れ惚れ。
賢輔どん、過去巻で、
幸が惣次に殴られたのを見て
惣次に飛びかかってた時から
「この子、まさか、もしかして」
とは思ってたけど、
このまましのび続けるのか...?
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気がつけばもう十巻。
幸と五鈴屋は、雌伏の時。
前巻で見えた、木綿地に鮮やかな染めをほどこした反物、湯上がりに単で着られる浴衣に仕立てるというアイディアを、ひたすら練り上げ温めて、発売にこぎつけるまで、あっという間の2年間。
この策は大当たりし、珍しく明るい希望が見えたところで次巻へ続く。
菊栄が隣の提灯屋を買い上げた時には、きっとそうだろうと予感はしていたが、なんとも気風の良いこと。この人の物語でもう一作書けるんじゃないか。
今作では音羽屋も結もほとんど姿を見せなかったせいか、珍しく終始爽やか。
でも、もちろんこのままで終わるはずはない。
次は、またきっととんでもないピンチが襲ってくるに違いないとドキドキしつつ、楽しみに待つことにしましょう。
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シリーズ10冊目。発売日は1週間後なのに?なぜか昨日店頭に並んでいて、即行買って即行読んだ!
とうとう!お梅さんの長年の夢がかなった!!思わず涙が出てしまった。ほろり。 相変わらず、色々起こり色々展開していくが、はてさて、どこまで行くのだろうか?と、ちょっと心配になる。 私の予想としては?賢輔どんと幸がくっつくんじゃないかな~。年の差あれど、賢輔どんが惚れ込んでいるしね・・・。 そしていつか、音羽屋と結をぎゃふんといわしめたい! いつ鉄槌がくだされるのかが、今から楽しみ。というか、そういう展開を待っていますよ!!
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前作では太物新柄の工夫で、今作で直ぐにでも成功が予想されたが、最後までハラハラさせられ、また良からぬ事が起きるのではと思わせられたが、最後に次々とハッピーが続き、明るい展開で終わった。次もこの調子で進めて欲しいものだが、、?
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8巻9巻と「ええっ!?」ってなる引きが続いたなかで、久しぶりに読んでいてホクホクする結末でした。
呉服商いを絶たれたなかで浴衣に活路を見出し、一時の流行りで終わらせないためにどんな商売をするのか。
五鈴屋のみんなで知恵を絞って、菊栄さんが支えてお梅さんが和ませて、売り出しまでの緊張も含めてワクワクしました。
この後、またどえらい試練があるんじゃないのかとか、音羽屋はどうするつもりなんだとか、賢輔どんはどうなっちゃうのかとか、気になることがいっぱいのまま、次巻を待ちます。