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紙の本
パラアスリートの脳が教える神経のすごさ、医療のヒント
2021/09/09 11:32
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
2021年開催のパラリンピックを見ながら読んでいた。
パラアスリートの脳を調べた研究報告である。
パラリンピックグレインという言葉は「障害のある人の脳には様々な特徴ある」ことを表した著者の造語である。少し専門的な内容も多いが、ところどころに内容の「まとめ」も入っていて概要は伝わってきた。
「第3章 パラリンピアンの脳」では2021年の競技に参加した有名選手の具体的なデータも登場する。これらを見ると、脳やせき髄の神経系が驚くほどの「健常者では普通みられない」機能を持つことが分かってきたようだ。
少し前までには考えられなかったような再編能力(あるいはそれ以上)を神経系は持っているようだ。当然ここからわかったことはアスリートだけでなく一般の障害の治療・リハビリテーションにもつながっていく知識となるだろう。
パラリンピックを観て、私たちはアスリートのすごさや努力のストーリーからたくさんのことを教えられるが、まだまだ教えられることは多い。地道な研究ではあろうがこれからも積み上げていって欲しい。
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