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作者が普段使っている21個の私物を紹介するエッセイです。どの物にも、それを選ぶ過程のなかに作者の考えやセンスが詰まっていて、興味深く読みました。
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群ようこさんは、快適生活のためにはお金を惜しまないんだった…と久々に群さんのエッセイを読んで思い出した。値段ではなく、自分の生活にフィットするかによって購入基準を定めているようだ。そうありたい。
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とにかく表紙がかわいい。そして紙の質が良い。
歳を重ねてこだわりとゆとりのある生活がいいなあと思った。
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群ようこさんのエッセイは、大好きで、いままでたくさん読んできた。 テレビをつけても、コロナの事ばかりで、気持ちが、落ち込む毎日だが、この本を読んでいる間、群さんと、老ねこのほっこりする日常に癒やされた。 花を飾るの章でお母様が亡くなられた事を知った。いままで、ずいぶん、エッセイに登場されたので、私自身も親しい人のように錯覚してしまう。ご冥福をお祈りします。
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今回のエッセイは群さんの愛用品の紹介が多く、商品名が明記されているので、思わず自分でも使ってみたいので買いたいなぁ、と購買意欲が沸く内容でした。手間をかける事や今まで興味が無かったモノなど。自分の身の回りを再度見返すと豊かに暮らせるヒントがあるのでは、と。そう思わせる一冊。
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う~ん・・・
面白いんだけど、もう知っている話も多かったな~という感じ。
"マフラーの彼"は、なんともお気の毒だなと思ってしまう。
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小学校の低学年から編み物をしているとの群ようこさん、友達の小型犬用にセーターを編んだり、靴下を編んだりしてるそうです。次はもぐらソックス(つま先がない靴下)を編みたいそうです。「これで暮らす」、2021.2発行、生活エッセイです。ネコを保護し飼って20年とありましたw。しいちゃん、長生きしてますね。良かった(^-^)
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小鍋やストーブでご飯を炊いたり
季節の便せんをそろえて
万年筆で手紙を書く
プラスチック製品を出来るだけ排除し
麻の寝具や 縮のパジャマを愛用
まるで昭和初期の
品のいい暮らしを見ているようで
ちょっとびっくりしつつも
いいなぁ と思う
快適さと 好みにこだわってますが
高級品志向ではなく
実利優先のところも
好感が持てます
探せばいいものが
沢山ある世の中ですね
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歳を取ると、体調も考え方も外見も徐々に変わっていく。それはマイナスなことではなく、自然界を支配している法則に己を委ねる出来事なんだと、本を読んで感じました。
肌の乾燥や好きだった色が似合わなくなることは切ないですが、帳尻を合わせるような変化も連動しているはず。余分な脂分とおさらばできたり、苦手な色も意外にいいじゃんと思えたり。
群さんは、日々を支え彩る日用品によって、プラスとマイナスの要因を相殺して人生を歩んでいらっしゃうように感じました。
一番共感した項目は、「蚊が嫌い対策」
ここまでやるかと思うくらいの蚊よけ探しw
読んでいて肌がなんとなく痒くなったほどの気合いの入った文章でした。
(私はハトが最大の天敵なので、ベランダで戦った数年間のことを思い出しました。。)
今は亡き鷺沢萠さんの思い出の文章がいくつかのページで登場しました。
とても美しかった鷺沢さんの老後の文章を読んでみたかったなあ。。
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環境に良いものに拘っているようですが、試して合わなかったりプラスチックが使われていることに気付いて、すぐに処分していることが気になってしまった。
意外と衝動買いが多いのですね。
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本の話とは関係ないけど
内表紙や目次ページの猫がたまらない。
くすぐられるな〜
群ようこさんのお気に入りなどが、紹介されている。
枕のこと、やってみようかな、、
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著者が日々の暮らしのなかで、使い勝手が良いものを紹介している。
「これで暮らす」というタイトルに若干の決意が込められている気がする。
著者くらいの年齢(67歳)になると、きっと物との付き合い方がシビアになるのだと思う。
無駄なものを買わず、お気に入りのものだけを使う。
そして、若いころと違っていいものが分かる経験値もある。
これで暮らすとはっきり断言できるものに出会い、それらに囲まれて暮らすことが出来るのはとても幸せだ。
編物をしている身としては、靴下用の毛糸オパールが登場して嬉しかった。
さすが、編み物のエッセイを出しているだけあって、編み物に精通している著者の選択だ。
所々にユーモアを交えた文章は、読んでいて楽しかった。
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必要なものって人によって違うのは当たり前のこと
かもしれないけど、感じるのと読むのとは
感じ方って違うんだなて思った!
土鍋で炊く方がご飯も美味しいし、
掃除機より箒の方が手間もかからなくていい。
自分の生活が豊かになる方を選ぶのが
1番いいのかもしれないね☺︎☆
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群ようこさんのエッセイ、久しぶりに読みました。土鍋でご飯や夏場の寝具類だったりとことん突き進めてよりいい物にしたり、その中で失敗もあったりと自分にも身近な話ばかりで楽しんで読みました。
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若い時とは、ちょっと違ってきたな…と感じるアレコレ。
人生の残り時間も少なくなってきたけれど、時間をかけてゆっくりやること。
このエッセイは、使っている物に関すること。
こだわりのものであったり、試してコレだと決めたもの。
暮らしてゆくなかで、自分の心地良いと思えるもの。
おさまり具合が良い、良い塩梅のもの。
全部で21項目。
最初は、炊飯器。これは使ったことがなく、土鍋でご飯を炊いているとのこと。
最近では、10万超えの素晴らしい炊飯器も発売されていて、どんなお米でも美味しく炊けるから良い。
かもしれないが、大家族でなければそんなに炊かないし、ご飯の美味しさにもさほど拘らない私には、縁がない。
レンジでチンできるごはんもあるし…と思ってる人もいるだろう。
今の炊飯器が壊れたらさてどうするかな。
昔ながらの文房具も三菱ハイユニの鉛筆が出てきて、おもわず懐かしい気分になる。
そういえば、香りつきの鉛筆もあったなぁ…と。
パジャマも気になった。
気持ちよく眠りにつきたい、ぐっすり眠りたいからやはりパジャマは大事だと思うのだが、ついついなんでもいいやになってしまってる。
参考にしつつ、共感できるのもあり…で気軽に読めた。