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投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本以外で前髪を作っている大人の女性はあまり見かけたことがなかったのでずっと疑問に思っていました。謎が解けました。
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著者のサンドラ・ヘフェリンさんがとあるラジオ番組のゲストで出演しており、ラジオでのトークも面白かったことが読んだきっかけ。
もちろん、タイトルにある「前髪」についてまるまる書かれた本ではないです。「なぜ外国人女性は前髪を作らないのか」というような素朴な疑問から、日本人や欧州人の特徴や価値観について書かれたもの。
面白かったトピックは、「ドイツ人女性はすっぴんの概念がないし、もし化粧をした時はニベアの青カンで落とす」とか、「ドイツのサウナでは男女混浴が当たり前」とか、「ドイツ人は不倫も新たな恋のスタートとして基本的には応援する意見の方が多い」とか。笑
あとは、ドイツと日本の結婚観の違いについても面白かったな。
女性の社会進出やフェミニズムの捉え方についても身近な問題に焦点を当てながら分かりやすく、客観的に捉えており、あまり個人的な感情を出さず淡々と事実や意見を述べている点が好ましかった。(サンドラさんがフェミニストという立場で述べているわけではないからかもしれないが。)
ドイツ、日本の両方の観点を持つサンドラさんならではの視点で、日常のあらゆる出来事が紐解かれており、私が今持っている価値感は日本で産まれて日本で育ったものであることを再認識した。そして、これからも様々な出来事に「普通って何?」という疑問を持っていたいと思った。
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この本は 日本人とドイツ人の両親から生まれた著者が
住居も約半分づつ 両方の地域に住んだ経験からの
エッセイのようなものでした。
なんで 前髪をって いう疑問は 今まで自分にはなかったので
どういう事なんだろうと 興味が出て 読みました。
簡単に言うと 日本人は前髪を下ろすことによって
可愛らしさ(若く見える) 事が 求められていて
諸外国では 大人になったら 幼く見えてしまうので 前髪をあげるという事でした。
しかも ストレートの髪を持ってる日本人は
前髪を下ろした時落ち着くという事もあるらしい。
とまぁ こんな感じで
日本と比較して ムダ毛の事 結婚観の事など が
書かれていました。
なんとなく 見聞きしているような
知ってるような内容でしたが
改めて読むのも 良いですね。
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海外事情と日本事情の比較、面白かったです。
日本のいいところを再確認したり、日本独自の文化に改めて驚いたり。
けどやっぱり私は日本が好き。
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ドイツ、日本の違いについて、色々書いてあり面白い。
一番は、性教育の部分で、日本は性教育をすると寝た子を起こす、ドイツは子供はとっくに起きている。確かに。
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父親がドイツ人で母親が日本人である筆者の、主に欧州と日本の美意識の違いから結婚・子育ての違いまで女性の生き方にフォーカスしたエッセイ。
人種の違いは、人間の機能の違いというと大袈裟だけど、肉体的な得意不得意があると思う。
犬で例えたら、シェパードとチワワで出来ることが違うみたいな感じで。
だから自ずと考え方も違ってくるわけで、それに加えて住んでいる地域の気候や風土も影響して、慣習や風習も違ってくる。
その違いが書かれていて、興味深かった。
ー欧州の女性が前髪を作らないのは、ウェーブな髪の人が多いからでもあり、前髪は子供しか作らないという習慣によるもので、より大人っぽく見せたい気持ちがある人が多いために起こる。ー
知らなかったこともあったけど、何となく知ってることが多かったかな。
そして、ひとつのテーマについてもう少し深く掘り下げて書かれていると、もっと面白かったのになぁと思った。
ウェブで連載されていたものをまとめた本だから、仕方ないのかな。
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自分も海外で生活していたことがあるため、共感することが多く面白かった。人から聞いた話だけでは足りず、何事も実際に現地へ行って経験しないとわからないことばかりであると改めて感じた。ヨーロッパ(特にドイツ)で生活しようと考えている人に勧めたい一冊。
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タイトルから軽い内容かと思いましたが、第二章からは自身のライフプランを考えさせられる深いもので、視野が広がるいい本だと思いました。
欧米の文化や価値観と比較することによって、日本の文化で身につけ(てしまっ)た、こうしなければならないという固定観念を取り払えそうです。
性への教育のありかた、学校で学んだことがそのまま職業に活かされるドイツ(どうしてドイツに専業主婦がほとんどいないのか)、こどもができても男女の関係でありつづけ自立している女性、養子をとる(自分の血にこだわらない)欧米人の考え方など印象深かったです。
この本を読んだ後、メイクに時間をかけなくなりました。
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日本在住23年(’21年2月時点)の著者が女性の生き方全般において、人に聞きたいけど聞き辛いことを綴った本書。著者はドイツと日本のハーフで来日前は22年間ドイツに住まわれていたが、日本に限らずドイツ側の価値観に悩まされることもあったそうだ。
彼女の受けた感覚や周囲の反応(あと「発言小町」笑)を基に執筆されているが、おおよそ共感できた。以下、ほぼメモと化した感想を…
第1章 美意識のなぜ?
・タイトルの前髪問題(?)はここで取り上げられている。「ヨーロッパ圏では大人の雰囲気をもつ女性が支持されるから」「直毛で前髪を作るのが難しいから」との事。分かるのだが…やはり著者自身の意見だからか「そうは言っても髪質の柔らかそうなメルケル氏は前髪を作っていたような…」と余計なハテナが浮かんできたので、これはまたどこかで探るのが良さそう。
・マスクの項はなるほどーって感じ。
欧米では「マスク=不審者」扱いだったという。あちらが「口の表情」が見えないのは不気味だという認識に対して、日本では「目の表情」が分からないと不安がられる。それもあって欧米よりもアイメイクにウェートを置く、という方程式にも合点が行った。
第2章 結婚のなぜ?
・大学の専攻を仕事に直結させるのがあちらでは当然で、それを聞くと「もう少し頑張っても良かったかなー…」と思わずプチ反省してしまう。
・「本人が感じる幸せは必ずしも、周りから見た幸せと一致しない」この章…いや、本書で一番の真理(笑)
「どんな状況にあっても周りには何も言わせないぐらいの気迫が欲しいものです」これも激しく同意(笑) 著者とは案外気が合ったりして…?
第3章 子作り&育児のなぜ?
・やはりわが国は出過ぎているのか。「神秘信仰」のくだりは外国人でなくてもフリーズする。改めて解説を聞くと、古代神話の世界へワープした気分になる。冗談抜きで。
・著者ご友人による、家とパートナーを探すのはよく似ている説のわかりみが強かった笑
・本書一と言っていいほど人に聞き辛いテーマな分、一番頭を捻った章。何だかんだ言ってお互い大切に思えるのが第一だと今は信じている。
第4章 男女関係のなぜ?
ジェンダーギャップ指数2020にて、日本は153ヶ国中121位、ドイツは10位という結果に。伝統文化の世界(女人禁制)も結果に大きく反映されているのでは?との事。確かに色々と思い当たるが、これに関しては幾つもの裏がありそう…
話題が飛ぶこともあったが、読前にあったモヤモヤを少しでも減らせたと思う。
また行き詰まることがあれば、今度は著者との「ワイバーアーベント」(緊急性を帯びた女子会)を所望する。
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サンドラさんの「朝日Grove+」の連載が面白くて読んでみた。これは、どちらかというとそれよりはマイルドな感じ。私はGrove+のサンドラさんの方が好き。
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タイトルに惹かれて手に取った。
書かれていることのほとんどに共感し、頷き、なるほどと思った。
性的魅力を感じる部分が
欧米ではお尻と唇、日本では胸と目という部位については知っていたけど、読むうちに欧米は下、日本は上という全体の傾向が分かっておもしろかった。
海外情報は自分の好きなものだけを取り入れようとか
女の人生基本は雑音を無視して我が道をいくことが幸せにつながるとか
言ってくれてありがとう!と言いたくなるくらいスカッとすることを言語化してくれた。
表示とタイトルから連想するイメージ通りの大変読みやすい本。
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日本とドイツを含むヨーロッパとの違いが面白かった。恋愛に関してヨーロッパのほうが、語弊はあるけどより生物的で真っ当に思えた。愛はなくなったのに離婚しないで不倫する日本より、愛がなくなったら離婚して新たな恋愛に行くほうが健全よなと。
視野を広げて楽に生きれるようになりたい
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ドイツ人の父と日本人の母を持つ著者。
どちらが良いか悪いか押し付けではなく、さまざまな考え方がある、とのこと。
日本ではメイクはマナーで、社会でしていないと咎められる。反対に黒髪はそのままが推奨、染めるのは違反という風潮。
ドイツにはすっぴんという言葉がない。メイクがマナーではないから。髪色は自然にない色だけNG、あとは金髪黒髪茶髪何でもOK。メイクはしていないひともいる。
なるほど、私はドイツでならラクに生きられるなあ…
他の方のレビューにもある通り、ドイツのほうが合う、と思ってる方は多いのに、日本ではどうして実現できないのだろう。たまたま、私はアレルギーでメイクできないが、それ以外の、したくない、という意思が尊重されてもいいのに。
『ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方』
を読みたかったが、先にこちらから読んだ。
たぶんこれも自分が履きたければ履く、履きたくなければ履かない、かな、と思いつつ次に読もうと考えている。
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NDC367.2
[女性の生き方に正解はない。ヨーロッパでは…美白よりこんがり肌がモテる、生理の時はナプキンよりタンポン&月経カップ、ワキ毛は剃らないのにアンダーヘアはゼロ―在日23年の日独ハーフが驚く、女性のあんなこと、こんなこと。ジェンダー・ギャップ指数10位(ドイツ)と121位(日本)の差とは何なのか?OTEKOMACHI人気連載書籍化。]
目次
第1章 こんなに違う美意識のなぜ?(国によって違う「美しさ」の基準;外国人女性が前髪を作らないわけ ほか)
第2章 こんなに違う結婚のなぜ?(「同棲」は女性にとって損なこと?;専業主婦という生き方 ほか)
第3章 こんなに違う子作り&育児のなぜ?(スーパーウーマンになれない私の産まない選択;セックスレスの夫婦が少ないヨーロッパ ほか)
第4章 こんなに違う男女関係のなぜ?(「生意気な女」は海外でモテる?;男女平等問題は世界共通 ほか)
著者等紹介
ヘフェリン,サンドラ[ヘフェリン,サンドラ] [Haefelin,Sandra]
ドイツ・ミュンヘン出身。日本在住23年。日本語とドイツ語の両方が母国語。自身が日独ハーフであることから、「多文化共生」をテーマに執筆活動中。ホームページ「ハーフを考えよう!」を運営(
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本のタイトルについては一部の紹介なので
タイトルもっと違ってもいいんじゃないか。
日本とドイツのハーフである筆者からみた美意識、結婚について書かれておりなるほど、と思うところもありなかなか面白かったです。
女友達は、心の拠り所!
まさにそう!!