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新型コロナへの対応を、具体的に書いた「実用書」です。
メディアは医療や政治の視点から報道を行っていますが、でも、コロナへの対応は日々を生きる私たちの問題です。社会生活の中でどのように取り組んでいけばよいのか、その答えを具体的に示した本は今までありませんでした。
例えば、単に「陽性者が出た」と言っても、いろいろなパターンがあります。仕事から帰ってから、発熱したのか、職場や学校でで熱っぽくなったのか。それによって、企業や学校は全く違う対応をしなければなりません。それぞれの場合にどう、備えたら良いか。三密を避けろと言われても、オフィスではどうすれば良いのか、どの程度なら、「密」と言えるのか。(この問いには、産業界で古くから使われている「新しい方法」をご提案しています)そして、もし、今、災害が起こったら、避難所はどうなっているのか。それぞれの問いには、企業や組織のロジックにしたがった、具体的で実用的なソルーションが必要です。
その答を文章だけでなく、オールカラーでイラストや図表を多用して利用しやすくしました。しかし、私たちが直面しているのは単に論理的に理解が必要な問題ばかりではありません。ストーリー漫画にして、心で共感していただけるようにした項目もあります。
また、コロナ対策は、関わる人たち全員で取り組まなければなりません。子供から、大人まで皆が当事者です。その幅広い理解力の多様性の中で、情報共有をするために、本をピンクとブルーのページに分けました。大学生のお兄さんと小学生の弟、介護施設の職員と利用者、企業の総務担当者とアルバイトの学生。。。2つの視点から読んで、共有していただけるよう、情報のユニバーサルデザインとして構成しました。
さらに、ワクチンなどの情報も、最新のものを入れています(ランセットの論文などから一次ソースで当たっています)。最新の情報は自治体のウェブページなどで更新されますので、引用先を簡単に当たれるよう、QRコードもつけています。