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【文春文庫 著者最後の小説!】京都で咲弥と上野介の忘れ形見の香也と静かに暮らす雨宮蔵人の許に信州高遠から密使が訪れる。幕府の暗闘に巻き込まれる彼らの運命!
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やっぱり間違いない面白さですね。新しいキャラクターも登場。千代と藤左衛門。この二人、いいですねぇ! 下巻でも期待しています。 歴史に絡めながら、これだけ多くの人々が絡むストーリーを作っていく葉室先生の手腕に今回も感嘆しています。 次で雨宮蔵人シリーズも最後かと思うと、ちと、いや、かなり悲しいです。
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葉室作品の中では比較的珍しいシリーズものなので、蔵人と咲弥夫婦だけでなく周りにも魅力的な人がたくさんいて、彼らの心情や関係性の変化もまた面白い。
時代ものの定番である悪役も、田沼意次と並ぶ悪役界の超大物 柳沢吉保だけに、一筋縄では行かない陰謀を繰り出してきます。
柳生、ののう、磯貝藤左衛門と隠密系の面々がかなり重要な役割を果たすところは葉室作品の中でも異質な面白みもあり、これは下巻も目が離せない。