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『ダニー』で興味を持った作家。『ダニー』が思っていたより短かったので、ほかにどんなものを書いてるんだろう?と。
『スンへとミオ』『四十三』○
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初めて読む作家さん。
短編集でなかなか入り込むのに時間がかかりました。
最後まで気持ちが浮上しないので、修行に近いものがありました。
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「スンヘとミオ」
現実世界の某発言に対する怒りが改めてわいてきた。
ママムのダンスをコピーしたり、Facebookで見たミルフィーユ鍋を自作したりする、そんな若い子たちまでが踏み躙られて。
彼女たちが茨の道を歩かないといけないのは、私たちが道をならすことをしなかったからだ。
自分は祝福された存在だと感じられることが、人権が尊重されてるってことなんだと思う。
「疑うドラゴン ハジュラフ1」
「ドラゴンナイトの資格 ハジュラフ2」
ファンタジーって日常から非日常にいざなわれるものと認識してたけど、この物語は逆。
非日常の世界が、視点の転換によって現実そのものとして、こちらを目がけて迫って来る。
短編集だからって軽く読めるわけではない。
打ちのめされ続けてしんどいけど、読んでよかった。
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小さな心の同好会、スンヘとミオ、四十三、ピクルス、善き隣人、疑うドラゴン、ドラゴンナイトの資格、ニンフたち、これが私たちの愛なんだってば、スア、歴史。心のすれ違いを描いた短編集。
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“そう、お母さんもわかんない。わかんないことは、そのままわかんないって言えばいいのよ。たぶんそれって、私たちがいいとか悪いとか言えるようなことじゃないの、わかった?”(p.50)
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韓国の短編集。
男性社会のなかで、軽んじられてきた主婦、性暴力を告発する女性、LGBT カップル、主夫…たちが主人公。
気になった作品
「ピクルス」
一定の収入を得られ安定した暮らしを続けられる職場に満足していたソンウ。ある日、退社した後輩のユジョンからメールが届いた。編集長に性的暴力を振るわれたという。編集長もユジョンも知るソンウは悩み、どちらとも連絡は取らないまま被害者の会に出向き、講義を受けてみることにした。
→職場を失うかもしれないことに悩み、被害者と加害者の話の違いに悩む。時間がたつごとに、失ったかもしれないとおそれる。日本でも、ネットや一部物語を見ていると同じ状況なのかもと思ったり。“今”を崩したくなくて、でも知らないふりも出来ないソンウの姿がリアルに感じた。
〇社会的な問題やフェミニズム的なことをテーマにした作品集。抽象的な表現を自分は理解しきれていない。文化的・社会的背景が違うことも一因かもしれない。