紙の本
参考となりました
2022/03/19 09:09
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投稿者:さたはけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
還暦を過ぎたと思ったら、早くも4年近くがたちました。今を一生懸命に生きているのか、常に自問自答をしています。自分にとって本当に大切なものは何か、自分らしくやりたいことが実践できているかなども頭に描きながら、人生の終わりを意識して生きていこうと思います。
紙の本
さらっと読んで 頭の隅に 置いておこう
2023/09/13 22:09
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投稿者:清高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.内容
ホスピス医の小沢竹俊が、亡くなる人を看取る中で、後悔なく、よい人生を送るためにどうすればいいかを考察した本。
2.評価
本書の読者の大多数は、「あと1年で人生が終わる」人ではないと思うが(そのような人が読めばより響くと思われる)、大多数の人は(そんなものかな)と思いつつさらっと読めるだろう(「大多数」と書いたが、レビュー筆者の独断)。さらっと読んで、頭の隅に置いておけばいいと思う。そして、ときどき思い出したり、再読したりすれば、生きる糧になるかもしれない。本レビューに置いて詳しい内容はあえて書かないが、有害な記述がなかったことも記しておく。以上の通りであるから、5点。
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本屋でたまたま目につき、パラパラと読んだ時に自分が17の小澤先生の質問に1つも答えられず購入しました。基本は緩和ケアの患者さんの人生ですが全ての人の人生に通じる本です
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●感想
もしあと1年で人生が終わるとしたら?を考えると、自分の本当に大切なものややりたいことが見つかるかもしれない。
これは誰もが想像できると思うけれど、それより、自分を追い込んだり「やらなければいけない!」と思い込んでいたけれど、実はやらなくても良いことや手放せること、誰かに委ねられることなどを見つけられるかもしれない、というところが盲点だった。
やりたいこと!とか自分らしく生きる!といったことばかり注目されるけれど、それはやりたいのにできないこと、自分らしく生きたいのに生きられないことの実は裏返しかもしれない。
●心に残った文
地位や名誉など目に見えるもので得られる「自分だけの幸せ」には限界がある。
誰かと競争したり他者と自分を比較しているうちは心に平和が訪れることはない。
自分が関わることで誰かが幸せになることを自分の喜びとして捉えられるようになると、自分の心の穏やかさ、豊かさを得ることができる。
「一人称の幸せ」から卒業を。
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今後の自分の行動選択に際し、新しい基準を得られた気がする。
全ての行動選択に使える訳では無いが、いま自分が何を優先させなければいけないのか、事前に考えておく必要が定期的にあると思った。
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自分の「今」大事なものに気づくという意味では重要な考えるテーマだと思います。
その重要な本質さえ押さえてしまえば、内容的には少し薄いかもです。
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この本に書かれているように、今までの人生で後悔することは多々ありましたが、それらから学べることも多々あったと気付きました。
より良い人生だったと思えるために、
自分で自分を否定しない
いくつになっても新しい一歩を踏み出す
家族や大切な人に、心からの愛情を示す
今日一日を大切に過ごす
を意識して生きようと思います。
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良書。
亡くなる方々のケアを多数やられた著者だから書ける本。難しい題材だが、だれでも避けられない。
残された人生が良いものになるように。
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著者の小澤さんはホスピス医だから、たくさんの「死期が近い人」と、深い会話を重ねてきた。
その仕事はものすごく辛くて大変だったろうけれど、反面お土産として人生を後悔しないために必要なことや、しあわせな人生だったと思えるために必要なことを、たくさん教えてもらうことができた。
そういう人のことばは、やはり重くて響く。
「重大な決断を下す時は、専門家の言いなりになってはいけない…」これなんか、それで後悔したという人の話を嫌というほど聞いた結果なんだろう。
自分で決めた納得のいく決断でないと、納得のいく人生はありえないということだろう。
これは自分にも経験がある。親父の心臓バイパス手術の時、名医と言われる人だから完全に任せっきりにしてしまって、手術は成功したけど、歩くことが難しくなって、その後何年も死ぬまで施設に預ける結果になってしまった。あの時手術を受けさせたのが親父のため本当によかったのかどうか、今でも自信がない。
自分らしさとは、決して「いい時の自分」「好きな自分」のことではない…なるほどと思った。
自分のダメなところも含めて全部が自分だ。
「しなければならないこと」に追われすぎて人生を楽しめないならば、「あと一年で人生が終わるとしたら、これをやる必要はあるか?」と考えてみるのもいいかもしれない。
この考え方もとてもいい。
ちょっと整理してみよう。読んで本当によかった。
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ホスピス勤務の医師が多くの患者を診取って感じたことをまとめたエッセイ集。
この表題にすべてが込められているけれど、著者の実感が伴っているので、決して軽くはない。
究極の質問だからこそ、ものすごく悩む。
それでも人生を肯定していくのだろうな。。
これだけは覚えておきたい事
・自分で自分を否定しない事
・いくつになっても新しい一歩を踏み出す事
・家族や大切な人に、心からの愛情を示す事
・今日一日を大切に過ごす事
手軽に読めるので、何かに悩んだときにパラパラ捲るのがいいかも。
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2021年5月28日に母が亡くなり、約3ヶ月ホスピスに入っていました。その経緯でホスピス医が書かれた本ということもあり購入。
読みやすく、一気に読んだ。
感謝や生きていることの素晴らしさが書かれていて、新しい発見とかはないがだからこそ実感覚として読めた。
母親と最期に病院の桜を一緒に見れたことは嬉しい。
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ありのままの自分と向き合うとても良い機会になった。あ、あの時こう思ってたから僕はこんな人間なんだと気づくこともある。その積み重ねで今の自分が作られていることを実感した。未来を見るためには、時として過去を見つめる必要がある。
自分の命が残り少ないと仮定することで、よりシンプルに考えることができる。周りの視線やしがらみを気にしなくなるから。純粋にやりたいこと、興味があることに素直に取り組むことができたり、幸せの基準が低くなったり。普段から、中々自分の命の期限を意識することは難しいが、自分のやりたいことにい素直に応えられるマインドでいたいと強く思った。
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最期を迎える時、自分はどんなことを想うのだろうと考えながら読んだ。でも、なかなかコレといったものは見つからない。きっと考えることに意味があるんだ…これからどんなふうに自分が生きていきたいか凄く考えされられる。
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人生が限りあるもの、リミットを想定して、「自分の求めているもの」、「自分の願望」を導き出すための参考になった。
普段生活していると、自分が選択していると思っている事も、どこかで他者の目や評価を気にして、その他者に合わせた行動を潜在的にとってしまう可能性がある。
時間にリミットを設ける事で、不要な工程や作業を排除した上で、「自分が本当に求めているもの、願望」を探求する事が可能になる。
自分のいつもの生活に疑問があるなら、本書を一読して「自分」と向き合って見てはどうだろうか?
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やり残した後悔は、人に委ねることで消えていく
人はやるべきことができない自分を責める
でももしあと1年で人生が終わるなら?
本当にやらないといけないことがわかるでしょ?