紙の本
心に刺さる言葉たち。
2022/11/23 02:59
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投稿者:なつみかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
心に刺さる言葉が多く、とても強い女性だと感じました。装丁て素敵で、篠田桃紅の作品を見に行きたくなりました。
電子書籍
これでおしまい
2024/02/21 18:41
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投稿者:ta - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく興味を持って読みましたが、おもしろかったです。いろいろと考え絵うきっかけにもなりましたし、よかった。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく心に残る言葉の数々で読んでよかったです。今まで知らなかった女性でしたが、いっきに興味を持ち始めました。
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今だったらめずらしくないけど、、
桃紅さんが生まれた時代に
信念を持って自分を貫いて生きたかっこいい女性
私は人に頼るし羨むし、心配症だし、、頭がさがります。。
何事もこれぐらいでいいや、って思って生きる。
自分がいいと思ったものを信じる。
忘れないように生きていきたいな
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篠田桃紅さんの一生の振り返りと、彼女が残した数々の名言が列挙されています。
人間とは、芸術とは、幸福とは、数々の桃紅さんが残した言葉が心に刺さります。
以下、印象に残った言葉抜粋
・満ち足りている人っていうのは、自分の価値観を持ち得る人ですね。
・人のことを考えすぎる。そうすれば自分はあの人のためにやってきたんだと言い訳ができるから。
・幸福なんてものは主観ですから。
客観的な幸福なんてものはないですよ。
・自分をなくすくらいじゃなければ、人を愛せないですよね。その人と自分のどちらかを立てなくてはならないとなったら、まず自分を立てるでしょう。だから人を愛するなんて偉そうなことは言えないんですよ、本当は。
・私が描いたものより、何も描いていない状態が一番いい。長く生きて、あらゆることをした上で悟った。何もしない状態が一番いいと悟るために人間はあらゆることをする。
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とてもよかった。
桃紅さんのことは、存じ上げなかったけど、一つ一つの言葉が胸に響く。
素晴らしかった。他の本も読んでみたい。
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以前数冊篠田さんの本を読んでいたけど、彼女の生い立ちについては、この本で読んではじめて知った。彼女は結構いいところのお嬢さんだったんですね。
芸術家で独身で107歳まで生きた彼女の言葉は、これからもたまに読み返すだろう。
同じ日本人女性でこういう方がいたというだけで励みになる気がする。
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長年、孤独というものに対してモヤモヤとしていたものがあっさり解決した様に思います。
一人で生きて一人で死んで行くと言う当たり前。
孤独で無い人がいますか。
襟を正して暮らしていこうと思います。
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今年(2021年)3月1日に逝去された著者。
急遽編纂したか、それを見越して準備していたか、同年3月28日の上梓は見事な?タイミング。
春先書店に並んでいるときはチラチラと内容を立ち読みした程度だったが、山下りん@『白光』(朝井まかて)、河鍋暁翠@『星落ちて、なお』(澤田瞳子)と明治、大正、昭和を生きた女性アーティストの作品を読んだところで、大正、昭和、平成、令和を駆け抜けた著者の生涯をさらっておこうかと、手に取った。
各時代、いろんなメディアに語った彼女のひと言が並ぶ。
日本の書道界や画壇に背を向けて、1950年代、40にして渡米する行動力を裏付けるような、力強くも孤高な言葉が多い。
日本で注目を集めたのは晩年になってからか、老境に入ってからの言葉が多いが、今後、人生の後半戦に足を踏み入れる身には、大いに参考、励みになる。
老境に至ってからの映像(NHKの番組に103歳の頃に出演したもの)は目にしたことがあるが、毅然とした姿勢、意識、眼差しは素晴らしいなと思うと共に、洋服より着物と言い続けたわけも良く分かるなという着こなしっぷりも、実にカッコイイんだな、これが。
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2021年(令和3)11月15日読了。
心に残ったことば
『幸福というのはその人の自覚ですから』
生きた時代が違うけれど、多くの共感できる言葉があり嬉しかった。
洋服と着物の違いにも気づかされました。
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大正3年生まれの書家 美術家 戦後は世界的に名声を得、その作品は世界各国へ。103歳の生涯を閉じるにあたるエッセイ本からは、独立心が強く孤独と自由を大事にした人と見られる。
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テレビで存在知り、作品・人物がとても好きなので気になり読書。篠田桃紅の背景を知ることができた。
「孤独」という言葉がとても多いと思うが、それだけ本人にキーフレーズだったのだと思う。そして少し共感した。
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篠田桃紅の簡単な経歴、伝記のようなト書とともに、口語文体のエッセイ。何冊かのエッセイの中に出てきた文章も含まれる。
樹木希林さんの潔さに、美意識と知識を持つ父親から譲られた古典の知識も豊富に持ち、紡ぎ出された言葉は、素晴らしい。
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テーマごとの桃紅さんの言葉(いずれも芯の通った名言だ)を並べた頁と、その人生を追っていく頁が、交互に出てくる構成。特に心に残った言葉は「人は自由にどのように考えてもいいのです。どのように考えてもいいどころではありません。どのようにも考えなくてはいけない。それが自分の人生を生きる鍵です」「『ただ過ぎるに過ぐるもの、人の齢(よわい)』清少納言も書いているとおり、ただ、ただ、過ぎる。当方に関係なく」。伝記の部分からは、潔く人生を選択し切り拓いていく強さと、育ちのいい人特有の人のよさが垣間見え、思っていたよりも柔和な印象を受けた。
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憧れの生き方、篠田桃紅。意志が強く、ピシッと背筋の伸びた、損得勘定、無駄のない、一本筋の通った生き様が伝わってくる。爽やかな孤独と言おうか。
本の内容自体は、「一〇三歳になってわかったこと」とかぶるところが多く、新しい発見はなかった。