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サイを守るために、アフリカで頑張っている人たちのドキュメンタリーです。
絶滅危惧種、に入れてもいいし、それをやってるとこなら、SDGsでも。
学校は買い!
2021/06/02 更新
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#この世界からサイがいなくなってしまう
#味田村太郎
#学研
#課題図書
#児童書
#読了
#読書感想文
今年の課題図書。夏休み前に読む大作戦。良い本でした。世界を知るために多くの人に読んで欲しい。密猟は問題。でも密猟が起きる原因にも触れている。どうしたらいいのかな。人間だけの地球ではないのに
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ほんの少し昔には 何十万頭もいたサイが 角を狙う密猟者によって乱獲され、絶滅の危機に瀕している。それを何とか守る人々もいる。サイは子どもを守る為に人に立ち向かい殺され、子どものサイは母の死をわからず側を離れず、自分も命を落とす…。サイだけでない、人間だけの地球ではないのに。
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密猟者とサイを守るレンジャーとの攻防はまるで戦争という内容に衝撃。貧困、人の間違った知識などによって関係のないサイが絶滅に追いやられている。
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今の生活に直接関係がなかったり、身近な事柄でなくとも、世界で起きている事象を知る事や、新しい知識を獲得していくことは、無駄なことではないと思う。
私はサイにこんなに種類があることも、親子の結びつきが非常に強い動物であることを知らなかった。
絶滅危惧種であることは何となく知っていたけど、密猟によって急速に個体数を減らしていること、密猟からサイを護るために、これほど命懸けで働く人がいることを知らなかった。
残酷な密猟者を憎いと思うが、なぜ密猟が横行するかという背景には、無知や貧困があるという事を知った。
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今は動物園ではサイは気軽に観られます。
しかし、あと数十年でサイが絶滅してしまうかもしれません。
わたしたちが見ている現状は世界の本当の姿と違うことがあります…
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南アフリカ共和国でくらしたNHKの記者が、密猟者からサイを守ろうとしている人々を取材したノンフィクション。
黄色の地にサイの大きな写真と題字がポップで明るい印象の表紙。
口絵の写真はどれもきれいだが、大きなサイが横たわったその前に顔を伏せて泣いている人の写真があり、この本には辛い事が書かれていることを暗示している。
日本にも野生のサイがいたとか、口絵の写真が出ていたシロサイとクロサイの違いとか、サイはフンを通じてコミュニュケーションをとっているとか、サイの若者はバディを組んで旅にでるとか、ほおーと思って面白く読んだ。しかし、メインテーマである密猟者とそれを守る人たちの戦い、それも密猟をするものと守るものが同じ地域出身だったこともあるなどの現実、この戦いの要因が、遠く離れたアフリカの歴史であり、今の社会問題の貧困であり、アジアの迷信から角を欲しい人がいてアジアのサイが密猟で激減したからアフリカに密猟が移ったなど、わたし自身もアフリカの人達に迷惑を掛けているように感じで、読んでいくと恐ろしくなった。自分はレンジャーではない。レンジャーの方々にそう思う資格がないと言われそうだが、この社会の現実のバカさに怒りを通り越して虚しささえ覚える。怒りと虚しさを感じるのは、ロシアのウクライナ侵攻をも思い出してしまったからだ。世界は理不尽だ。
しかし、もちろん希望の光もある。
新しい動き、不屈の精神を持った強い人たちも描かれていてる。
2022年読書感想文小学校中学年課題図書。
この本を読んだ数日後に、静岡市の日本平動物園で展示していたミナミシロサイのオスの角が盗難にあったとのニュースが流れた。園長によると末端価格は6,000万を超えるかもとのこと。この本に書かれていた危険を承知のやりあいが、この金額だからだと(イヤだけれど)へんに納得してしまった。
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2022年読書感想文課題図書中学年
サイは世界に何しゅるいいるかしっていますか?そして、どこに生そくしているかしっていますか?どうして、サイがいなくなってしまうのでしょうか?
実はサイのツノは「がんの薬としてきく」と信じている人が多いのです。金とおなじくらいのねだんで売れるのです。そのためにい法なのにサイをたおして、ツノだけ切るのです。どんなにいたいでしょう。そして、ツノを切られたサイはそのうちしんでしまうのです。
わかりやすくまとめられていました。サイを守る活動に出るお金と、違法に狩る人たちの貧しさ、アフリカの捻れが分からないとなんか引っかかったまんま読み終わるかもしれません。
個人的にはジャワサイとスマトラサイが見たい。
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2022年読書感想文コンクール夏の課題図書 中学年の1冊。
https://www.dokusyokansoubun.jp/books.html
記者の著者が、アフリカで動物保護活動の取材をしたノンフィクションです。
密猟者により野生動物が乱獲されて絶滅に追い込まれている危機、保護活動の獣医師やレンジャーたちの活躍や葛藤など深刻な現実が書かれます。
そして、密猟者も現地の人々であり、彼らが密猟せざるを得ない背景にあるアフリカの貧困問題や、密猟させているよその国や人々の存在など、人間社会の問題も分かるようになっています。
「このままでは世界からサイ(を始めとする多くの野生動物)がいなくなってしまうよ、それは悲しいよね」という語りかけるような本です。
そして未来への希望も示されます。数が少なくなった動物の人工授精を研究している日本の科学者の話、密猟者に大怪我をさせられたサイの治療の記録がその後の保護活動に役立っていることなどが語られます。
カラー写真がたくさん使われたり、サイについてのコラムがあったり、小学生にまず動物の保護の必要性や、人間社会の貧困や教育などの問題を知ることのできる本として良いと思います。
サイのコラムに書かれていた「お母さんから独り立ちしたオスのサイ同士でバディーを組んで修行の旅をする」という話はなんか微笑ましいと思いました。
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この本を読んで、サイのイメージが変わりました。親子がお互いを守って両方死んでしまうほどきずなが強かったり、ひどいけがから立ち直ったホープが手術をがんばって生きたり、強くてかっこいいだけじゃなくて、優しくて、がんばりやさんだと思いました。
野生動物を守るブラックマンバやレンジャーは、命をかけて戦ってすごいと思いました。
だから、密りょう者は嫌いです。でも、密りょう者には、アフリカの貧困が原因でそうしている人もいるというのを知りました。ちがうお仕事ができるようになってほしい。
今のぼくにできそうなことは、ぼきんとか、他の人に、サイのこととか密りょうとかのことを知ってもらうことだと思います。
この本は、文章が読みやすくてわかりやすいし、写真もよかったから、みんなに読んでほしい。
サイが絶めつしないでほしい。(小5)
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R4年度 課題図書(中学年)
サイが密猟のために激減していることは知っていたけど、実際の頭数や被害に遭ったサイの写真、レンジャー以外にサイを守る立場の人たちが大勢いること等々…サイのことを知ることができて、勉強になった。また、アフリカの人たちがどれだけサイという生きものを大切にしているかということも。
でも、なぜか課題図書の中ではあまり目を引いてない感じ(あくまでも私の周りでは)。。ノンフィクションが弱いだけなのか⁇でも、感想文はかきやすいよ、きっと!
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サイがこんなにも絶滅の危機に瀕していたとは知らなかった。1つの種族を絶滅に追い込んでまでほしいのかツノが…と悲しくなる。サイの母子の繋がりの強さを知ると泣ける。死んだサイの顔(写真)が悲しすぎる。それと、密猟者との戦いがまさに戦争だなんてことも知らなかった。絶滅に瀕しているのはサイだけではないが、他の種族を絶滅に追い込むのは人間だけだろう。だけどもヒトは他の種を守ることも出来る。ならばヒトは絶滅から他の種を守ることに舵を切れないだろうか…
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2022年度課題図書、中学年の部。
これ、写真もたくさんでわかりやすくてよかったなー。おすすめのノンフィクションに加えたい。
密猟のせいで絶滅の危機にあるアフリカサイ。
密猟者VSサイを守るひとたち
まさにそれは戦争。
ツノを切り取られたサイの写真も載っていて、
リアルでわかりやすくていいと思う。
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絶滅しそうになっているサイを守るお話だと思って読んでいたのですが。
食べていくために密猟者となり、密猟組織の下でわずかなお金をもらっている若者たち。アフリカの貧困問題が、あいつぐ密猟と深く関わることがあるのも事実。
また、新たな病気の原因となる未知のウイルスが野生動物と深い関係にあることは、人が野生動物とむやみに接触することが問題であることなど、考えていかなければならないことがたくさんあるな、と感じました。
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2022年全国読書感想文コンクール中学年の部課題図書
サイが乱獲され絶滅の危機にあることを保護区やレンジャーの活動を通して知ることが出来るノンフィクション文学。
絶滅の危機になる程、高値で取引され、密猟が絶えないが、実はその医学的根拠がないなんて、人間はなんて馬鹿なんだろう?
私が動物園でじっくりみたのは随分前だが、装甲車を思わせる体つきに、多くの人が関心を寄せるあの動物が地球からいなくなってしまうなんて、何とか防ぎたいと思う。現実にほそんな一冊を薦めることくらいしかできないのですが。