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紙の本
戦争は、色々なものを創り出すのね。
2021/06/15 21:58
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投稿者:おじゃもんくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第二次世界大戦時の、ドイツの科学力は高く。
数々の兵器が造られたが、その中で開発半ばで挫折したものも多く。
そちらに焦点を当てた本ですね。
この本の、「はじめに」と「あとがき」は本文とは離れた書き方が特徴的。
はじめにで、第一次世界大戦のドイツの敗戦理由から。
ナチスの台頭、ベルサイユ条約の中での兵器開発等々を。
あとがきでは、ドイツ敗戦からT4作戦等の現代に続く問題提起を。
現代に続く(コロナを意識してか)、人の息苦しさを書いていたにゃ。
ナチスドイツの幻の兵器は多く、軍が開発者が科学者が色々な立ち位置で作っていたことがわかる。
そして兵器の難点は、実戦に投入してもそこからの改良が必要。
ドイツ終戦期は、物資も乏しく人でもない中で沈んでいったものも多い。
私の知っているのは、巨砲グスタフとミサイルのVシリーズや戦車エレファントあたりか。
電撃作戦のスピード重視の戦車から、ソ連T-34戦車に対抗しての重戦車の開発。
Uボートの後継機の開発。
夜間戦闘機。
巨大列車砲グスタフは大きすぎて、移動等の苦労が大変とか。
対戦車兵器の開発や、爆撃機対策の兵器等。
負けが込んで来た時からの、防御兵器の開発とか。
原爆開発は、先んじていたが思ったほど進んでいなかったとか。
物も人もあり、大量生産出来る米国相手の戦いは発想の違いが必要だったんですねぇ。
現代の日本にも通ずる話でしたね。
著者は、なかなか物知りですねぇ。
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