紙の本
「変な姿を楽しんでほしい」とのこと。
2022/05/12 21:09
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきなの。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
羽田圭介さんの小説はよく買って読んでいますので、エッセイも買ってみました。
やっぱりこの方、面白くて好きです。読んでいてクスッと笑えます。
女装姿、なかなかでした(笑)
投稿元:
レビューを見る
三十代でやったことのないことをやってみるという企画、同世代なので親近感湧きつつ楽しく読ませていただきましたが、個人的に、一ファンとして、結婚も取り上げてほしかったなー。35歳での初体験で結婚を無視するなんて〜‼︎彼がどんな風に人と生活を人生を共にしているか興味あったので次回のエッセイでも期待したい★
投稿元:
レビューを見る
29歳で芥川賞を受賞した作家による、31歳からの人生初体験集。週刊女性2017-2020年のエッセイをまとめたもの。
1つの体験は6ページ程度にまとめられているので非常に読みやすかった。
趣味がない方、いろんなことをやってみたい方にはあっている作品だと感じる。どの話も、経験や知識を必要とせずすぐ着手できるタイプの体験だった。
エッセイ集をひさしく読んだが、今回の気づきとしてあまり得意ではない文体だなと思った。そして、今まで羽田氏の著書を読んでいないこともあわさって、羽田さんのエッセイはあまりオチがないんだなとも感じた。ちょっとこじつけてるなとも取れる。この体験をしてそう思ったんだ、そこをそう考えたんだという不思議な文章が多かった。筆者は世間で言う変わった人なのかもしれないなとも思う。
全46つの体験は、もちろんわたしもやったことがないものがあったので、いくつかはやってみたいなと思う
投稿元:
レビューを見る
小説家である著者が文字通り今までやったことない事を初体験する様子を綴った雑誌連載が書籍化。確かに30代に入ると初は減りがちよなぁ。「フリートークを作るため何か新しいことに挑戦」みたいな芸人ラジオあるある(?)を通ってきた自分はその目線でも楽しめた。ただただ前向きに何かやってみるというわけでもなく著者らしい少し意地悪な目線がちょくちょく顔を出すのも面白いw
投稿元:
レビューを見る
思った以上にアクティブな著者にびっくり。
食事も気を付けていらっしゃる様子だし、
独身の男性であのように個性的だとさぞ異次元の生活...?などと多少思わなくもなかったが、思いのほか堅実で意外だった。
また、取り組む諸々も幅広くて面白い。
ダンスにラップあたりは特に意外だったが
どれも客観的な視点で冷静にツッコミつつ楽しんでいて、いいなと思った。
(うがった見方で楽しむことを揶揄するような展開は安直だが、それに終始せず、ツッコむべくはツッコミ、
楽しむべくは楽しむ姿勢が素直で好感が持てた)
個人的にもトライしてみたいものがいくつかあり
参考になった。
投稿元:
レビューを見る
https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/978-4-391-15601-0/
投稿元:
レビューを見る
おじさんの余暇の過ごし方。想像するだけでも、全くワクワクしない。世の中には、そんな孤独おじさん達が増えている。交流が苦手、知人は家族もできて、友人関係も希薄になるという事だろう。一方で、独身貴族という言葉もある。違いは何か。自分なりな楽しみ方持っているかだろうか。
初体験。ここにきて新たな活路を目指して、もがく。経験を広げ、ハマりそうな趣味を探す。おじさんになってから新たな友人を作る位に難易度が高そうだが、日常のマンネリ化したループから抜け出したい気持ちはよく分かる。
と言っても羽田圭介は三十代。まだまだ。何だろう、お金で手に入れた経験だからだろうか、サバイバル記録や海外旅行記ほどの戦慄さはなく、抑揚小さく、ダラダラした雰囲気のエッセイだ。ファンなら楽しめる。いや、ファンじゃなくて、肩の力を抜いて、のんびり追体験しながら楽しめる一冊。
投稿元:
レビューを見る
自分も30代。年齢も近い彼に親近感を抱いてはいつつも、結局読んだのは、「スクラップ・アンド・ビルド」だけ。
どんな体験をされたのか気になって、Kindleでポチって読んだみたところかなり面白かった。彼のどこか執拗で冷めた目線だけれど、決して陰湿だったり揶揄するような感じではない不思議な文体。
どこか過剰な感じがして、不思議と惹き込まれてあっという間に読み終えてしまった。できることなら、雑誌に所収したすべての企画を入れてほしかったな。
投稿元:
レビューを見る
羽田さんと同い年で30代くらいになって新しく何かやりたいなと思っても中々できないので、羽田さん視点で新たな体験ができたような感覚を味わえて面白かった。あと感じたことのあるような微妙なニュアンスを文章で伝えるのが上手くてさすがだなと思った。羽田さんの思考や素の部分を楽しめるので、羽田圭介という人間に興味がある人におすすめの本です。