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紙の本
読後、暫く呆けていた
2022/07/05 11:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
つげ義春を彷彿とさせる画風。
そして、何が現実で、どこからが妄想で、どこまでが夢なのか?
まるで仏教の輪廻転生を一冊に封じ込めたようなストーリー構成。
読者はこの世界に翻弄され、眩暈のうちに結末に辿り着く。
そして、終わりの始まり…。
リ・インカネイションデアル。
紙の本
いわゆる『ガロ』系の、モノローグと白黒映画的場面、演劇的場面に満ちた、文学寄りのカット割り。 そのことが一つの仕掛けになって、作中劇が精彩をはなつ。
2024/02/04 06:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
都市と田舎、二つの現実と描かれたファンタジー。
大胆な仕掛けも、映画、演劇的であるように思う。
作者は、町田康と、中島らもの影響を挙げているが、二人はこのような仕掛けは使わないだろう。
アングラな、オルタナティブコミックど真ん中の、現実への切り込み。
漫画に対する過剰な思い入れ。
時代遅れとも見える手口で、今を描こうとしてる。
つねに宙ぶらりんの今の私。
紙の本
“行き当たりばったり感”のスリリングさ
2021/10/10 17:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:y0a - この投稿者のレビュー一覧を見る
悪くない、というより、ストレートに面白いと言ったほうがいいのかな。
私小説的、いや私マンガ的自己不全感から出発して、書こうとしても才能的に無理のあるRPG世界に入り込み、やがてフィクションと現実が融解する。ある種の“行き当たりばったり感”がこの作者の醍醐味だと思うのだが、それだとデビュー作の方がスリリングなような気がして、悪くはないけど読後の満たされ感がちょっと足りなかった。
町田康が絶賛してるから、もう少し有名になって、作品をもっと書いて欲しい。
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