紙の本
ヒューマンストーリー
2021/08/31 22:48
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投稿者:ふるかわぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからしてもっと怖い本だと思った。
著者はシナリオライターであり、作曲家である。
本にしては珍しく。専用のホームページがあり音楽が聴ける。
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麻枝氏のゲーム、アニメ、音楽が好きなので買って読んでみた。つまらなくはなかったけど、期待値にはかなり届かずでした。
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人生に楽しみをみいだせず、死のうとしている哲学者のような人気作曲家 十郎丸(女性)を何としてでも止めたい大学生 時椿とがおこす6日間のギャグあり
シリアスありのちょっと変わった小説です。
麻枝准ワールドって感じです
ぜひー
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死にたい女性と、生かしたい少女の6日間の共同生活
その生活は偶然なのか必然なのか
2人は出会うべくして出会ったのか
彼女にとっての世界は生き辛く絶望ばかりもしれないけれど、2人で何気なく言い合う言葉は少しだとしても世界を楽しんでいるように思えるんだ
個人的にはちょっと感情移入までは出来なかったが、2人がどんな言い合いをしていくのか読んでいて面白かった
ジャケ買いでしたが、ジャケットがシックでかっこいい
カバーを取ると中は銀色の装丁でそちらもかっこいい
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小説というほど小説しておらず、
登場人物はほぼ2人プラスアルファ、
クローズかつパーソナルで
作者の考えを仮託した会話が中心。
小説としてはそれほどではなかったというが
正直な感想。
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一言で言うなら麻枝准ワールド展開しまくりなものです。
みんな同じこと言ってるって思うじゃないですか?
ほんとにそうなんですよ。内容が。
死にたがってる女性と、甘く惰性で生きる少女が、関わっていく中で芽生えた、いわば幻想とも取れる夢物語のような作品だったと思います。
ただ、ネタバレにはなりますが、終わりは相当なものですので、それなりの覚悟を持って読んだほうが、面白かったな、と思って終われるのでは?(結果論)
普段な麻枝准さんの作品は手放しでおすすめしたいと思うほど好きなのですが、今回ばかりはそうはいかないものだったようでした。
オシマイ
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著者、麻枝氏の思ってきたこと、思っていることを登場人物を通して読者に伝えたかったのかなと。氏の作品は有名ブランドのゲームやアニメの脚本家から音楽家まで幅広く担当されて来られていますが、どの作品を見ても麻枝氏の色は出ていると大体の人がわかるくらいに濃いキャラクターが出てきますね。彼ら彼女らの言葉はあくまでやりとりにすぎなかったわけですが、多かれ少なかれキャラクターを通して作者自身が伝えたかったことはあると思います。ですが、一人でやっているわけじゃなかった彼は、それなりに他人に見えない部分で闇を背負って生きてきたことでしょう。今回の登場人物はほぼ2人なのですが、そのうちのヒロインであり麻枝氏の投影的な人物「十郎丸」が居ますが、氏は彼女に今まで思っていた本当のことを全部曝け出してくれ!と代弁させたのではないかと思います。麻枝准という一人の人間を知るには、ひっそりとした場所にはなりますが。この一冊の本の中に、それは詰まっています。
元々生きづらさを感じておられる人だとは伝わって来ていましたが、これで本当に納得ができました。
P.S 個人的には入院していた時の日記が切なく、よくこの世界に戻ってきてくれてよかったと思っております。過酷な世界で、いつだって残酷ですが、どうかご自愛ください。