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第1巻ラストから登場した桃子、その蓮司と同じ大学であるという立ち位置からリリーを焦らせる存在になるかと思いきや、そこまで緊迫感の有る関係にはならないようで
この作品は可愛らしい女の子が何人も登場するけど、一方でそれによって蓮司とリリーの関係を危ういものにならない点は良いね
そして関係性が深まればいずれ描かれる事は既定路線だったお宅訪問回。リリーのお父さんはやたら見た目のインパクトある人物でしたね……。なんで全てのシーンにおいて顔に陰影が掛かってるの……?
一方でリリー父の圧迫感が強ければ強いほど、リリーは家族に愛されているのだとも感じられる。だからリリー宅に訪れた蓮司は何となくその時間を過ごすだけでなく、自分がリリーにとってどのような人間かを表明する必要も有ったはずなんだよね
まあ、今回はリリーが思わせぶりな発言をしたことでその場を収めたけど、これからもリリーとの付き合いを続けていくなら、この父に正面切って物申す展開もいずれ必要となってくるんだろうなぁ
ゲーセンでの遊びはバリエーション豊かになってきたね
その中でリリーは格ゲーに挑むことになったのだけど、周囲が接待プレイをしてしまうくらいに超初心者であったのは微笑ましい
だからその中で、格ゲーが得意な花梨が新登場したのはある意味当然の流れだったのかも。蓮司に対抗心燃やしていた花梨がすぐリリーに懐柔される流れは予想された未来だと思いつつも、同時に新たな友達がリリーに出来たことを喜ばしく思ってしまうね
それにしても、このまま葵衣は店員の正体を知らないまま進むのかと思いきや、普通に知ってしまったね。それで兄妹仲が崩壊したり、リリーとの仲が微妙な事にならなかったのは意外だったけども
次巻は誕生日回が描かれるそうで。そろそろ本格的にリリー父との対決の時が訪れるのかな?