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昆虫館はスゴイ! 昆虫館スタッフの内緒話 1 みんなのレビュー
- 全国昆虫施設連絡協議会 (著)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:repicbook
- 発売日:2021/07/21
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紙の本
すごいのは昆虫館なのか、そのスタッフか。
2021/12/05 14:00
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本にある昆虫館のスタッフが数ページずつを担当して昆虫を紹介します。昆虫館の紹介もありますが、スタッフそれぞれの好みや興味のありようがすごい。
「1章 みんなの”推し虫”」ではいきなりアカハネナガウンカとかオオイクビカマキリモドキとか知らなさそうな名前が登場。カミキリムシをタイトルにした人が二人もいます。
「2章 昆虫の魅力と楽しみ方」には「イモムシの脱皮動画を教育実習で紹介した」話とか「フンのコレクション」というタイトルが。マニアックな香りがします。
「3章 プロが自慢する飼育スゴ技」。人工飼料の工夫や飼育しようと搬入したハキリアリでのトラブルの話は昆虫館ならでは、かもしれません。
「4章 昆虫館はスゴイ!」の乾燥させるとしぼんでしまう幼虫などの標本づくりのアイデアはとても面白かったです。
個人的な趣味に近い話から「ムシとヒトと自然」のような概念的な感じの話まで多彩でした。しかし、それぞれの執筆者の書き込みかたが熱い。昆虫館がすごいのか、昆虫館スタッフがすごいのか。いや、すごいスタッフを雇っている昆虫館がやっぱりすごいのか。
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