紙の本
買おうと思った
2022/12/24 23:39
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投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館で予約して約半年待ってようやく順番が回ってきた。
学者の先生が書いているが、先行研究を含めて読みやすくまとまっていて、さらっと読める。
数々の論文から示される根拠により、属人的な感覚や経験に基づいた例よりか納得感がある理解を得られた。
参考になるところはノートに抜き書きしたが、購入して、しょちゅう読んで確認したいくらいの本。
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部下の影響戦略(上司をマネジメントする方法)は目からウロコでした。あとは、組織心理学の基礎がおさえられています。人によっては物足りないかもしれません。
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今はこの本の内容を活かせる環境にないというのもありますが、あんまり内容が頭に残らなかった…
いろんな研究のデータを引用して、客観的に書かれていて良かったですが、図など視覚的に見せてくれるものはほぼなく(内容的に仕方ないのかな?)、ひたすら文章で書かれていて、頭に入りづらい気がする。あまり頭が良くないので、文章を2回通りぐらい読まないと、理解するのに時間がかかりました。
段落とか内容のまとまりとかでなく、無条件に全て一文で改行されてるのも、逆に見にくいかも。
またいつか活かせる環境になった時には、改めて読んで実践してみたいと思います。
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参考になる記述もありましたが、読む前の期待感と比べるとやや物足りない感じでした。
特に昨今の在宅勤務環境下における部下への接し方については、もう少し踏み込んだ記述が欲しかったですが、筆者がデータに基づく記述を重視されているため、まだ必要なデータが十分で無いのかもしれません。
「組織心理学」に従来より興味が湧いた点は良かったと感じます。
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研究事例は豊富で、実生活でそうだよねーと思うことが立証されているのだが、それでどうしたらいい?というところの言及がないか、あっても非常に弱いと感じた。
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心理学から脳科学;集団力学まで;科学的エビデンスに基づく「リーダーシップの新しい教科書」。人間の本性を暴くユニークな分析で;マネジメントの通念をひっくり返す。「厄介だけど放置できない人間関係」を乗り越える最高の知恵が凝縮された1冊。マネジャー・経営者・監督・コーチなど;全てのリーダー必読!
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根拠や対処法、テーマ性が思っていたより浅かった印象です
心理学系の本を読んだことがない方であれば分かりやすくていいかもしれないです!
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組織心理学という今まで聞いたことがあるような、ないようなタイトルを読んでみました。
著者いわく、組織心理学とは、組織のトラブルの原因を突き止め、うまくいっている集団に共通する「リーダーシップ」や「人間関係」を明らかにする学問だとしています。冒頭で指摘しているとおり、職場の悩みの9割以上は人間関係によるものだと言われており、いかに人間関係を構築するかは誰にでも関心のある内容であると思います。
組織心理学者である著者が研究をしてきた内容、これまで幅広く行われてきた実験結果を基にしながら、複数のテーマについて取り上げています。
ここでは、組織に蔓延するネガティブな関係をどのようにポジティブで有益なものに変えていくか、「妬み」「温度差」「不満」「権力」「信用(不信感)」の5つのテーマについて、それぞれ解説しています。これらのネガティブな要素が、見えない空気となって、組織を支配している、としており、これらの対処法を身に付けることで、職場の人間関係に関する悩みの大部分に対応できる気がしてきます。
本書で指摘しているとおり、上司ー部下の関係性の質は、パフォーマンス、協力行動、職務や上司に対する満足感、組織への帰属意識、離職などと関連しているというのは、実験結果からも、個人的にも感じるところです。
組織の中でいい仕事をしていこうと思う人であれば、上司の立場、部下の立場に関係なく、参考になる1冊と言えるでしょう。
▼人間は放っておけば、どうしようもなく非合理的な行動をとってしまう
▼非合理的な行動や習慣は、感情によってもたらされる
<目次>
はじめに リーダーのための最強の教養「組織心理学」
第1章 妬みを中和し、モチベーションを引き出せ
第2章 「チームの温度差」を埋めよ
第3章 「隠れた不満」を見つけ、有益化せよ
第4章 権力と賢く付き合え
第5章 「失った信用」を取り戻せ
おわりに 関係性を重視するリーダーシップ
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良好な組織を形成するためのヒントが得られる。
挨拶をするとか、当たり前とも思われる内容もあるが、研究的な裏付けなども解説しており日常的に活用できそうである。
ベースになるのは良好な人間関係であり、上司として誠実な対応が何よりも重要だと思う。
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もっとやっておけばよかった、のもっとはなにか?なぜやらなかったのか?なぜいつもそうなるのか?
温度差の話
スローガン、情報共有を見直す、人間関係の凸凹を見直す
不満がある方が健全
不満を言い出せない環境こそ悪
モノを言い出せる条件と仕組みづくり
仕事の評価にする または 明確な役割を与える
ほめどころでほめる!
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1.久しぶりに心理学を学びたくなったので、手を出したことがない分野に挑戦してみました。
2.組織心理学とは、組織のトラブルの原因を突き止め、上手くいっている集団に共通するリーダーシップや人間関係を明らかにする学問です。本書では、有名な心理学の理論を例に挙げながら、実際に検証した両方の組織を比較しております。
上手くいっている組織は自分が与える影響やビジョンについての重要性をしっかり考えています。そのため、自分が成し遂げたい目標や組織での目標をどのように解決していけばいいかをしっかり考えています。逆に、上手くいかない組織は自分のことばかり考えている傾向がありました。
このように、本書では、うまくいかないそしきのげんいんを突き止めています。
3.「ビジョンなき人に未来はない」
これは、私の師匠が教えてくださった言葉です。組織でも社長が一方的に教育する一方で社員に届いていないケースはよくあると思います。現に、私の会社ではそのような問題が起こっており、勉強会に出ることが苦痛と思っている社員もいます。私も社長から言われる言葉が嘘ではないものの、一方的だなと感じてしまう部分が多々あります。だからといって躍起になって一方的に教え込もうとすれば相手は離れていき、逆効果になり妬みという最も厄介な感情を生み出してしまいます。
私が本書を通して学んだことは、「どうやって人にやる気を起こすきっかけを与えるか」ということです。相手を変えることができないことを前提とし、自分の立場や発言でどうやって相手の喜怒哀楽を弾けさせるかによって、チームが機能するかどうかが変わってくるのだと思いました。
心に残った箇所
・人が集まってくることが始まりであり、人が一緒にいることで進歩があり、人が一緒に活動することが晴雨校をもたらす(ヘンリーフォード)
・ビジョンの効用
1.コミュニケーションの開始
2.友好の証
3.個人の立場を尊敬しあう
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人をまとめる立場にある人は参考になるかも。
ただ、それ以外の人は実生活に活かせる部分があるかは微妙で、知識としては蓄積されるけど物足りなさを感じる人もいそう
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読み始めた時は期待も高かったが、内容に新たな気づきが乏しかった。過去のエビデンスに基づきしっかりまとめた分、目新しさが失われてしまうのは仕方がないことではあるが。
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タイトルに惹かれて買いました。
組織を心理学の観点から運営していくという内容ですが、結構興味深いくだりがたくさんありました。自分は上司としての立場が多いのでその目線で読んでいましたが、この本は上司と部下の両方の視点から解説されているところが味噌だと思います。自分にも上司はいますので、時には部下の視点から読む内容もありました。『確かに!』と頷ける内容が結構あり、試してみようかなと思える話しもあり、大変参考になりました。会社の誰かに読んでもらいたい本です。
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組織の中でおきるネガティブな部分の構造を理解することができ読みやすい本。組織や集団の中でリーダーシップを発揮することに悩んでる人にオススメ!